Interstage Job Workload Server 運用ガイド
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第2章 通常運用> 2.1 バッチシステムの運用

2.1.5 ジョブログの運用

ジョブログ”は、ジョブ単位に出力されるジョブの実行結果です。
ジョブログには、ジョブの投入から終了までの、ジョブやジョブステップの実行過程の記録などの情報が出力されます。
ジョブログは、ジョブを投入した運用者がジョブの実行結果を確認するために使用します。

ジョブログは、btfwsubjobコマンド実行時に指定したジョブログファイル名(-oオプション)、またはジョブログスプールに出力されます。
スケジュールジョブの場合は、ジョブスケジューラのジョブプロパティにおいて指定した、ジョブログファイル名、またはジョブログスプールに出力されます。また、Systemwalker Operation Managerのジョブの監視画面で前回履歴として参照できます。

ジョブログの出力先は、バッチ業務の運用にあわせて決めてください。

ジョブログを運用者ごとに保管したい場合には、運用者ごとに管理できるように個別のディレクトリを設け、そこに格納することを推奨します。
したがって、ジョブを投入する時には、ジョブログファイル名を指定することを推奨します。
ジョブログを保管する要件がなく、ジョブログもジョブが異常終了した時だけ見るような場合には、ジョブログの出力先は任意で構いません。

運用者ごとに出力したジョブログについては、運用者が管理しバッチ業務に適した運用を行ってください。
ただし、ジョブログスプールにジョブログを格納する場合には、バッチ業務の運用に合わせて管理者が“ジョブログスプールの運用”を行ってください。


下へ2.1.5.1 ジョブログスプールの運用
下へ2.1.5.2 異常時退避用ディレクトリの運用

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