Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド |
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第1部 J2EE共通編 | > 第3章 J2EEアプリケーションの運用 |
ここではJ2EEアプリケーションの運用までの手順を説明します。
Interstageのクライアント数の規模にあわせて、isgendefコマンドのscale-valueの値を設定してください。
isgendefコマンドの詳細については、“Interstage運用ガイド”の“環境設定”を参照してください。
環境変数CLASSPATHに、次の値が設定されていない場合は設定してください。
JDK1.3/JRE1.3以外のJava実行環境をインストールする場合は、“Interstage Java実行環境サーバパッケージ"または“Interstage Apworks クライアント運用パッケージ"をインストールしてください。
Interstage上で、J2EEアプリケーションを動作させる場合は、Javaの環境設定を行う必要があります。環境変数PATHに、以下の値が設定されていない場合は設定してください。
分散トランザクション機能を使用する場合は、分散トランザクションの環境設定を行ってください。
分散トランザクションの環境設定については、“JTSの運用”を参照してください。
J2EEアプリケーションの配備先としてIJServerを使用する場合、新規のIJServerが必要ならばIJServerの追加を行います。
IJServerの追加手順の詳細については、"IJServerの追加"を参照してください。
J2EEアプリケーションの配備(Deployment)を行います。
J2EEアプリケーションの配備手順の詳細については、“J2EEアプリケーションの配備”を参照してください。
セキュリティ機能を使用する場合は、セキュリティ機能の設定が必要です。
セキュリティ機能の設定手順の詳細については、“J2EEアプリケーションのセキュリティ”を参照してください。
JNDIを通してアプリケーションからリソースを参照する場合、リソースマネージャの定義が必要です。
リソースマネージャの種類とそれぞれの設定方法を次に示します。
リソースマネージャ |
設定方法 |
---|---|
JDBCデータソース |
J2EEリソースアクセス定義、またはJNDI運用コマンド(fjj2eeadmin)を使用して、データソース名を設定します。または、カストマイズツールを使用して、データソース名を設定します。 |
JMS ConnectionFactory |
J2EEリソースアクセス定義、またはJMS運用コマンド (jmsmkfact)を使用して、ConnectionFactory名を設定します。 |
JMS Destination |
J2EEリソースアクセス定義、またはJMS運用コマンド (jmsmkdst)を使用して、Destination名を設定します。 |
JavaMail |
J2EEリソースアクセス定義、またはJNDI運用コマンド(fjj2eeadmin)を使用して、データソース名を設定します。 |
URL |
WWW上にURLを設定します。 |
connector |
J2EE Deploymentツール、J2EEリソースアクセス定義、またはJNDI運用コマンド(fjj2eeadmin)を使用して、データソース名を設定します。 |
リソースの定義についての詳細は、“JNDI”を参照してください。
J2EEアプリケーションの動作環境として次の設定を行ってください。
J2EEアプリケーションのセキュリティ、外部リソース参照など動作環境の設定は設定ファイルに行います。
動作環境の設定ファイルをまとめたものを次に示します。
コンポーネント |
構成要素 |
説明 |
---|---|---|
J2EEアプリケーションクライアント |
クライアントdeployment descriptor |
クライアントアプリケーションのdeployment descriptorです。 |
JNDI環境プロパティ |
J2EEアプリケーションクライアントからJNDIのネーミングサービスにアクセスするための環境プロパティです。 |
|
名前変換ファイル |
J2EEアプリケーションクライアントから参照されるリソース名の変換を定義するファイルです。 |
|
Webアプリケーション |
JServlet環境定義ファイル |
Servletサービスの動作環境を設定するファイルです。 |
サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイル |
サーブレット・ゲートウェイの動作環境を設定するファイルです。 |
|
サーブレット・コンテナ環境定義ファイル |
サーブレット・コンテナの動作環境を設定するファイルです。 |
|
Webアプリケーション環境定義ファイル |
Webアプリケーションの環境を設定するファイルです。1つのWebアプリケーションに1つのファイルを設定します。 |
|
名前変換ファイル
|
WEBアプリケーションから参照されるリソース名の変換を定義するファイルです。 |
|
EJBアプリケーション |
deployment descriptor |
EJBアプリケーションのdeployment descriptorです。 |
名前変換ファイル |
EJBから参照されるリソース名の変換を定義するファイルです。 |
EJBのクライアントとなるアプリケーションを動作させる場合には別途EJBクライアントの環境設定が必要となります。詳細については“クライアントの環境設定”を参照してください。
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