Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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48.17.1 IJServerの追加
J2EE Deploymentツールでは、IJServerを追加する事ができます。
ここでは、J2EE DeploymentツールのIJServer追加機能について説明します。
サーバ追加操作は以下の手順で行います。
- [IJServer]メニューから[追加]を選択、またはJ2EE Deploymentツール画面のツリービューにあるIJServerリストのポップアップメニューの[追加]をクリックするとIJServerの追加画面が表示されます。
- 必要に応じて入力項目を設定します。
- 最後に設定内容確認画面で設定内容を確認し、[追加]ボタンをクリックします。
■IJServerの追加により生成されるサーブレット・コンテナの資源
IJServerの追加により生成されるサーブレット・コンテナの資源について説明します。
サーブレット・コンテナは、プロセス多重度で指定した数だけ以下のサーブレット・コンテナ名で生成されます。
“IJServer名"_“1からの連番3桁"
例) IJServer名が“servername"の場合は“servername_001"
なお、すでに同一名のサーブレット・コンテナが存在する場合はエラーになります。
資源 |
説明 |
サーブレット・コンテナ環境定義ファイル |
サーブレット・コンテナ環境定義ファイルは以下の名前で生成されます。
”サーブレット・コンテナ名”.xml
サーブレット・コンテナ環境定義ファイルは以下のディレクトリ配下に生成されます。

C:\INTERSTAGE\F3FMjs2\conf

/etc/opt/FJSVjs2

※起動時に拡張システムを指定(-Mオプション)した場合は、
/var/opt/FJSVisas/system/システム名/FJSVjs2/etc/
となります。
※既に同一名のサーブレット・コンテナ環境定義ファイルが存在する場合はエラーになります。 |
サーブレット・コンテナのログファイル |
サーブレット・コンテナのログファイルは以下の名前で生成されます。
起動ログ:”サーブレット・コンテナ名”.log
コンテナの標準出力、標準エラー出力のログ :"サーブレット・コンテナ名"-std.log
サーブレットのログ:”サーブレット・コンテナ名”-servlet.log
サーブレット・コンテナのログ:”サーブレット・コンテナ名”-container.log
サーブレット・コンテナのログファイルは以下のディレクトリ配下に生成されます。

C:\INTERSTAGE\F3FMjs2\conf

/etc/opt/FJSVjs2

※起動時に拡張システムを指定(-Mオプション)した場合は、
/var/opt/FJSVisas/system/システム名/FJSVjs2/etc/
となります。
※既に同一名のログファイルが存在する場合はエラーになります。
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JSPのオブジェクトを格納するディレクトリ |
JSPのオブジェクトを格納するディレクトリは以下の名前で、サーブレット・コンテナの実行ディレクトリからの相対パスで生成されます。
work/"サーブレット・コンテナ名"
サーブレット・コンテナの実行ディレクトリは、JServlet環境定義ファイルのdefault.execdirで指定しますが、省略値は以下のとおりです。

C:\INTERSTAGE\F3FMjs2

/opt/FJSVjs2
※既に同一名のディレクトリが存在する場合はエラーになります。 |
■IJServerの追加により生成されるEJBコンテナの資源
IJServerの追加によりLight EJBコンテナ機能使用時のEJBコンテナが定義されます。
EJBコンテナ定義については“EJBコンテナ定義の設定”を参照してください。
■注意事項
- IJServerの追加操作はInterstageを停止させてから行ってください。なお、Interstageを停止する際には、起動サービス強制停止モード/全強制停止モードではなく通常停止モードで停止させてください。Interstageの停止については、Interstage運用ガイドの"Interstageの停止"を参照してください。
- IJServerを追加後、以下の条件の場合にはWWWサーバを再起動してください。
- WWWサーバがInterstage HTTP Serverの場合。または、
- WWWサーバがInfoProvider ProまたはInternet Information Serverの場合。かつ、サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルのDefinitionRead定義項目にonceを指定している場合。
- IJServerの追加の延長で、Servletサービスの環境定義ファイルの作成と編集が行われます。IJServerの追加画面から入力可能な項目以外の設定については、必要に応じてエディタなどを使用してServletサービスの環境定義ファイルを編集してください。
プロセス多重度数に応じてサーブレット・コンテナが連番で作成されますが、編集の際にはそれら一連のサーブレット・コンテナの定義に対して内容を一致させるようにしてください。
Servletサービスの環境定義ファイルの詳細については、"Servletサービスの環境定義ファイル"を参照してください。
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