Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド |
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第1部 J2EE共通編 | > 第6章 J2EEアプリケーションクライアントの設定 |
以下に、名前変換ファイル内の記述形式について説明します。
名前変換ファイルは、以下のディレクトリに配置し、環境プロパティでファイル名を指定します。
new javax.naming.InitialContext(Hashtable environment)の引数environment、またはアプリケーション起動時のコマンドラインでの引数(-D)で、システム名(環境プロパティ:com.fujitsu.interstage.isas.SystemName)を指定する場合は、名前変換ファイルは以下に配置する必要があります。
/var/opt/FJSVisas/system/システム名/FJSVj2ee/etc/
名前変換ファイルに記述する下記のタグは、XML宣言およびDTD(文書型定義)を記述しているため、名前変換ファイルの先頭で必ず記述してください。
また、値の文字列に日本語を使用する場合は、エンコード形式(下記タグの「encoding=」部分)に、"Shift_JIS"等の適切な値を指定してください。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> |
名前変換ファイルで指定するタグ(項目)の内容を下表に示します。
なお、下表の大項目、中項目、小項目、および値の文字列は、大文字小文字が区別されます。
大項目、中項目、小項目の出現順序は下表に記述してある順番に従ってください。
また、下表の太字で示したタグの、開始タグと終了タグの間に値を設定する際は、空白、タブ、改行などの制御文字を挿入しないでください。
|
大項目 |
中項目 |
小項目 |
値 |
デフォルト値 |
設定内容 |
---|---|---|---|---|---|---|
fujitsu-ebe-definition(root項目) |
client* |
app-name? |
|
任意の文字列 |
“” |
名前変換を行うアプリケーション名を指定します。(注) |
ejb-ref-entry* |
ejb-ref-name |
任意の文字列 |
“” |
deployment descriptorファイルで指定したEnterprise Beanの参照名を指定します。 |
||
jndi-name |
任意の文字列 |
“” |
実際に運用環境にセットアップされたEnterprise Bean名を指定します。 |
|||
res-entry* |
res-ref-name |
任意の文字列 |
“” |
deployment descriptorファイルに指定したリソースマネージャ名を指定します。 |
||
datasource-name |
任意の文字列 |
“” |
実際に運用環境にセットアップされたリソースマネージャ名を指定します。 |
|||
res-env-entry* |
res-env-ref-name |
任意の文字列 |
“” |
deployment descriptorファイルに指定したリソース環境参照名を指定します。 |
||
environment-name |
任意の文字列 |
“” |
実際に運用環境にセットアップされたリソース環境参照名を指定します。 |
(注)現バージョンでは、本タグの指定は動作上特に意味を持ちません。
各タグに記載される記号は、次の意味です。
deployment descriptorファイルの設定値と実際の運用環境でセットアップされた名前が下表の場合の、名前変換ファイルの記述例を示します。
|
deployment descriptorに設定した名前 |
運用環境にセットアップされている名前 |
---|---|---|
Enterprise Beanの参照名 |
ejb/EntBean |
EB1 |
リソースマネージャ名 |
jdbc/DataSource |
DS1 |
リソースマネージャ名 |
jms/TopicCF |
CF1 |
リソース環境参照名 |
jms/sTopic |
DN1 |
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> |
名前変換を行う場合は、変換対象となる名前(Enterprise Bean名、リソースマネージャ名、またはリソース環境参照名)をdeployment descriptorファイルで必ず指定してください。
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