ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書 13.0 -Linux- |
目次
索引
![]() ![]() |
本章では、Softek AdvancedCopy Managerからのバージョンアップの手順について説明します。
システム全体をバージョンアップする場合は、以下の順にバージョンアップしてください。
Storage管理サーバ
Storageサーバ
Storage管理サーバのバージョンアップ方法について説明します。
リポジトリデータのバックアップ
バージョンアップ前の環境でリポジトリデータを退避します。
アンインストール
リポジトリ動作環境を削除して、アンインストールします。
インストール
本製品をインストールして、リポジトリ動作環境を作成します。
リポジトリデータのリストア
バックアップしておいたリポジトリデータを復元します。
サーバ情報の変更
データの整合性を確保するために、サーバ情報の変更処理を行います。
バージョンアップ時に構成変更が行われる場合
バージョンアップ時にStorage管理サーバのサーバ名やIPアドレスやポート番号の変更が必要である場合は、上記手順によるバージョンアップの終了後、『Linux版 ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 運用環境の変更』を参照して、変更作業を行ってください。
データベースバックアップコマンド(/opt/swstorage/bin/stgdbbackup)を実行して、格納されているリポジトリデータを指定したディレクトリへ一括して退避します。
実行手順については、それぞれのバージョンの運用手引書の『データベースバックアップ』の内容を参照してください。
データベースバックアップ後に、指定したディレクトリに.unl拡張子のファイルが作成されていることを確認してください。
旧バージョンのアンインストール作業手順については、それぞれのバージョンの導入手引書の『アンインストール』の内容を参照してください。アンインストール手順の中で、リポジトリ動作環境の削除を行います。
クラスタ運用している場合
Storage管理サーバをStorage管理サーバ業務としてクラスタ運用している場合には、アンインストールの前にクラスタアンセットアップが必要となります。
クラスタアンセットアップの作業手順ついては、それぞれのバージョンのクラスタ適用ガイドの『Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務の削除』を参照してください。
本バージョンのAdvancedCopy Managerをインストールし、リポジトリ動作環境の設定を行います。
手順については、以下のマニュアルを参照してください。
クラスタ運用でない場合
『AdvancedCopy Managerのマネージャーのインストール』
クラスタ運用の場合
ETERNUS SF AdvancedCopy Managerクラスタ適用ガイドの『AdvancedCopy Manager マネージャー機能のインストール』
クラスタ運用でない場合
『Storage管理サーバの導入とカスタマイズ』
クラスタ運用の場合
ETERNUS SF AdvancedCopy Managerクラスタ適用ガイドの『Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務のカスタマイズ』
リポジトリデータ移行コマンド(stgrepocnv)を実行し、移行対象のリポジトリデータを現バージョンのリポジトリに復元します。
指定方法
/opt/FJSVswstf/bin/stgrepocnv -d dir-name |
オプションの説明
オプション |
説明 |
-d |
移行対象のリポジトリデータが格納されているディレクトリを絶対パスで指定します。 |
終了ステータス
=0:正常終了
>0:異常終了
実行例
# /opt/FJSVswstf/bin/stgrepocnv -d /backdir ................ stgrepocnv completed |
本コマンドの注意事項は以下の通りです。
本コマンドはrootユーザーのみ実行可能です。
Storage管理サーバ業務の場合は運用中のサーバにて実行します。その際、環境変数SWSTGNODEを設定する必要はありません。
データの整合性を確保するために、Web画面またはサーバ情報変更コマンドを使用してサーバ情報の変更処理を行います。
サーバ一覧画面にてStorage管理サーバを選択し、[操作]メニューから[サーバの変更...]を選択して表示されるダイアログにおいて、何も変更せずに[OK]ボタンを押下します。
Web画面の使用方法については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 使用手引書 サーバの変更方法』を参照してください。
オプション-nにStorage管理サーバ名を指定して、サーバ情報変更コマンド(stgxfwcmmodsrv)を実行します。
コマンドの使用方法については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 サーバ情報変更コマンド(stgxfwcmmodsrv)』を参照してください。
Storage管理サーバ兼Storageサーバのバージョンアップ方法について説明します。
リポジトリデータのバックアップ
バージョンアップ前の環境でリポジトリデータを退避します。
管理情報のバックアップ
バージョンアップ前の環境で管理情報を退避します。
アンインストール
リポジトリ動作環境を削除して、アンインストールします。
インストール
本製品をインストールして、リポジトリ動作環境を作成します。
リポジトリデータのリストア
バックアップしておいたリポジトリデータを復元します。
サーバ情報の変更
データの整合性を確保するために、サーバ情報の変更処理を行います。
管理情報のリストア
バックアップしておいた管理情報を復元します。
バージョンアップ時に構成変更が行われる場合
バージョンアップ時にStorage管理サーバのサーバ名やIPアドレスやポート番号の変更が必要である場合は、上記手順によるバージョンアップの終了後、『Linux版 ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 運用環境の変更』を参照して、変更作業を行ってください。
Storageサーバのバージョンアップ方法について説明します。
管理情報のバックアップ
バージョンアップ前の環境で管理情報を退避します。
アンインストール
旧製品をアンインストールします。
インストール
本製品をインストールして、環境設定を行います。
サーバ情報の変更
データの整合性を確保するために、サーバ情報の変更処理を行います。
管理情報のリストア
バックアップしておいた管理情報を復元します。
バージョンアップ時に構成変更が行われる場合
バージョンアップ時にStorageサーバのサーバ名やIPアドレスやポート番号の変更が必要である場合は、上記手順によるバージョンアップの終了後、『Linux版 ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 運用環境の変更』を参照して、変更作業を行ってください。
Storageサーバ上にある以下の管理情報を退避します。
バックアップ運用を行っている場合
バックアップ管理簿
バックアップ管理の前後処理スクリプト
テープバックアップ連携を行っている場合
テープコピーの前後処理スクリプト
レプリケーション運用を行っている場合
レプリケーション管理簿
レプリケーション管理の前後処理スクリプト
退避方法については、運用手引書の『データベースの保守』の『データベースを個別にバックアップする場合』を参照してください。
旧バージョンのアンインストール作業手順については、それぞれのバージョンの導入手引書の『アンインストール』の内容を参照してください。アンインストール手順の中で、リポジトリ動作環境の削除を行います。
クラスタ運用している場合
StorageサーバをStorageサーバ業務としてクラスタ運用している場合には、アンインストールの前にクラスタアンセットアップが必要となります。
クラスタアンセットアップの作業手順ついては、それぞれのバージョンのクラスタ適用ガイドの『Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務の削除』を参照してください。
本バージョンのAdvancedCopy Managerをインストールし、リポジトリ動作環境の設定を行います。
手順については、以下のマニュアルを参照してください。
クラスタ運用でない場合
『AdvancedCopy Managerのエージェントのインストール』
クラスタ運用の場合
ETERNUS SF AdvancedCopy Managerクラスタ適用ガイドの『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager エージェント機能のインストール』
クラスタ運用でない場合
『Storageサーバのカスタマイズ』
クラスタ運用の場合
ETERNUS SF AdvancedCopy Managerクラスタ適用ガイドの『Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務のカスタマイズ』
データの整合性を確保するために、Web画面またはサーバ情報変更コマンドを使用してサーバ情報の変更処理を行います。
サーバ一覧画面にてStorageサーバを選択し、[操作]メニューから[サーバの変更...]を選択して表示されるダイアログにおいて、何も変更せずに[OK]ボタンを押下します。
Web画面の使用方法については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 使用手引書 サーバの変更方法』を参照してください。
オプション-nにStorageサーバ名を指定して、サーバ情報変更コマンド(stgxfwcmmodsrv)を実行します。
コマンドの使用方法については、『Linux版 ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 サーバ情報変更コマンド(stgxfwcmmodsrv)』を参照してください。
退避しておいた以下の管理情報を復元します。
バックアップ運用を行っている場合
バックアップ管理簿
バックアップ管理の前後処理スクリプト
テープバックアップ連携を行っている場合
テープコピーの前後処理スクリプト
レプリケーション運用を行っている場合
レプリケーション管理簿
レプリケーション管理の前後処理スクリプト
復旧方法については、運用手引書の『データベースの保守』の『データベースを個別にバックアップする場合』を参照してください。
レプリケーション運用を行っている場合
Storage管理サーバ兼Storageサーバの場合や、同時にStorage管理サーバのバージョンアップを行っている場合は、Storage管理サーバのバージョンアップ作業の中でリポジトリのリストアも行われます。そのため、レプリケーション管理簿のリストアの際に、リポジトリのリストアは実施しないでください。
目次
索引
![]() ![]() |