ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書 13.0 -Linux-
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第5章 Storageサーバのカスタマイズ

Storageサーバの導入および環境設定の方法について説明します。

5.1 Storageサーバのカスタマイズの流 

以下の手順でセットアップをしてください。

5.2 ポート番号の設定(/etc/servicesファイル) 

Storageサーバを運用するためには、ポート番号が必要となります。

そのため、Storageサーバで使用するポート番号を用意し、/etc/servicesファイルに記述する必要があります。

図5.1に/etc/servicesファイルに設定する内容を示します。

また、表5.1にそれぞれのポート番号の使用目的を示します。ポートフィルタリングの設定が必要な場合には、使用目的欄に記載した内容からポートへ接続する対象を確認した上で設定を行ってください。

[図5.1/etc/servicesファイルの設定内容]

#サービス名  ポート番号/プロトコル名

stgxfws  1226/tcp

なお、図5.1で記述されたポート番号が、すでに設置システムで使用されている場合は、空いているポート番号を割り当ててください。

[表 5.1 ポート番号の使用目的]

サービス名

受信ポート

使用目的

stgxfws

1226/tcp

Storage管理サーバおよびサーバ間レプリケーション運用を行う相手のStorageサーバとの通信で使用します。

stgxfws_論理ノード名 (*1)

任意/tcp

Storage管理サーバおよびサーバ間レプリケーション運用を行う相手のStorageサーバとの通信で使用します。

*1: クラスタシステムとして運用する場合に、クラスタセットアップで作成した業務分必要となります。論理ノード名はクラスタセットアップで指定した名前であり、受信ポートはその業務用に設定した任意のポート番号です。

図5.1で記述されたポート番号とは別のポート番号を/etc/servicesファイルに設定した場合は、表5.1中の受信ポートに記述したポート番号を入力したポート番号に読み替えてください。

5.3 デーモンの自動起 

Storageサーバでは、Storage管理サーバおよび他Storageサーバとの通信のため、各種デーモンを起動する必要がありますが、各種デーモンは、インストール時に自動起動されるように設定されます。

5.4 ハードウェアの設定確 

アドバンスト・コピー機能が使用できるようにハードウェアに以下の設定が必要です。詳細は富士通技術員に確認してください。


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