ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書 13.0 -Linux-
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第2章 AdvancedCopy Managerのマネージャーのインストール

本章ではAdvancedCopy Managerのマネージャーのインストール方法について説明します。

2.1 インストール前の確認事 

2.1.1 インストール先のシステム環境の確 

インストール先のシステム環境が以下のいずれかである事を確認します。以下のシステム以外ではAdvancedCopy Managerのマネージャーのインストールができませんので、注意してください。

2.1.1.1 排他ソフトウェ 

以下のソフトウェアと共存できません。

2.1.2 Symfowareの導入状態の確 

AdvancedCopy Managerのマネージャーは内部的にSymfowareのコンポーネントを同梱しています。インストール先システムにSymfowareが未導入であれば問題はありませんが、既にSymfowareが導入されている場合は導入済のSymfowareの状態を確認する必要があります。

2.1.2.1 Symfoware Serverの確 

AdvancedCopy Managerのマネージャーを導入しようとしているサーバにSymfoware Serverが既に導入されている場合は、Symfoware Serverが以下のレベルである事を確認してください。

上記以前のレベルのSymfoware Serverが導入されている場合は、Symfoware Serverをアンインストール後、上記レベル以降のSymfoware Serverをインストールしてください。

2.1.3 必須ソフトウェアの導入状態の確 

AdvancedCopy Managerのマネージャーを動作させる上で、必須となるソフトウェアが導入されている事を確認します。

2.1.3.1 Webサーバの導入状態の確 

Web画面を使用する場合は、以下のWebサーバが導入されている事を確認します。未導入の場合は、導入してください。Web画面を使用せずにコマンドのみで運用する場合は、導入されていなくても構いません。

2.1.4 データベース領域の見積も 

AdvancedCopy Managerのマネージャーを運用する為には、以下のデータベース領域が必要となります。

2.1.4.1 リポジト

リポジトリは、以下のディレクトリ内にデータベース領域が必要となります。

[表2.1必要となるデータベース領域の容量]

種類

ファイルシステム上に必要な空き容量

DBファイル用ディレクトリ

200(MB)

RDBディクショナリ用ディレクトリ

50(MB)

RDBログファイル用ディレクトリ

50(MB)

リポジトリデータ格納DBスペース用ディレクトリ

以下の見積り式を参照(最低65(MB))


リポジトリデータ格納DBスペース用ディレクトリ見積もり式

容量(MB)={ [(サーバ数×6+デバイス総数×11)/40]×17+ 512 } / 1024


サーバ数:Storage管理サーバと、管理するStorageサーバの総数です。

デバイス総数: AdvancedCopy Managerで管理対象とするデバイス(*1)数の総数です。各Storageサーバに接続されている全デバイス数ではありませんので、注意してください。

(*1)管理対象のStorageサーバのOS種別により、"デバイス"は以下の意味となります。

StorageサーバのOS種別

"デバイス"の意味

Windows

パーティション

Solaris

スライス

HP-UX

LUN

Linuxオペレーティング環境

パーティション

AIX

LUN

なお、管理対象となるStorageサーバがSafeDISKまたはPRIMECLUSTER Global Disk Servicesによるミラーリングを行っている場合には、デバイス数はミラースライスの総数となります。

将来的に、見積もり計算式に使用した値よりも増える可能性のある場合には、算出した容量よりも大きな容量をあらかじめ確保しておくことをお勧めします。

2.2 インストー 

AdvancedCopy Manager インストールガイドを参照して下さい。


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