負荷分散/QoS制御 機能ガイド
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第2章 機能> 2.1 負荷分散> 2.1.1 サイト負荷分散

2.1.1.17 IJServerとWebサーバを分離して運用するシステムの負荷分散

Servletによるシステムを構築する際にWebサーバからIJServer(Interstage Java Server)を分離し、DMZにはWebサーバを配置し、IJServer上で動作するアプリケーションをイントラ内に配置してよりセキュリティを高めたシステムを構築することが可能です。

Traffic DirectorではWebサーバとIJServer間の通信の通信データ内に含まれるセッション情報を一意性保証のためのキー情報として参照して、同一のセッションは全て同じApplication Serverに分散することが可能とです。

利用可能な方式は以下の2つです。

Interstage Applicatin Server V7では、Webサーバ上で動作するWebサーバコネクタにおいて、負荷分散及び故障監視機能がサポートされました。Webサーバコネクタによる負荷分散とInterstage Traffic Directorによる負荷分散を併用することはできません。どちらかのみ使用してください。なお、Webサーバコネクタによる負荷分散とTraffic Directorによる負荷分散システムはそれぞれ以下の特徴をもちます。

比較的小規模なシステム向けにはWebサーバコネクタの負荷分散機能、大規模システム向けにはTraffic Directorの負荷分散機能を適用するようにしてください。



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