負荷分散/QoS制御 コンソールリファレンス
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1.4.2 変換ルール(変換方式)の追加/編集(必須)
変換ルールの追加は、詳細ペインの[追加]ボタンをクリックします。
変換ルールの編集は、詳細ペインで編集する変換ルールをクリックして、[編集]ボタンをクリックします。

名前
アドレス変換ルールの名前を入力します。
注釈
必要に応じて、アドレス変換ルールの注釈を入力します。
有効
ルール設定を有効にする場合、チェックボックスをチェックします。チェックボックスをチェックしない場合は、ルールは無効となります。
変換方式
変換方式を以下のリストから選択します。Interstage Traffic Directorでは、選択肢のうち(SD)がついたものは選択しないでください。
- SrcNAT(TrD) - 内部のクライアントを外部へ接続(内部→外部)
内部から外部へ向けての要求パケットでは、接続元IPアドレスを変換します。外部から内部に向けての応答パケットでは、接続先IPアドレスを変換します。要求パケットがない応答パケットは破棄されます。
- SrcNAPT(TrD) - 内部のクライアントを外部へ接続(内部→外部)
内部から外部へ向けての要求パケットでは、接続元IPアドレスおよびポート番号を変換します。外部から内部に向けての応答パケットでは、接続先IPアドレスおよびポート番号を変換します。要求パケットがない応答パケットは破棄されます。
- DstNAT(TrD) - 内部のサーバを外部へ公開(内部←外部)
外部から内部へ向けての要求パケットでは、接続先IPアドレスを変換します。内部から外部に向けての応答パケットでは、接続元IPアドレスを変換します。要求パケットがない応答パケットは破棄されます。
- 1:1NAT(TrD) - 1対1の双方向通信(内部←→外部)
外部から内部へ向けてのパケットでは、接続先IPアドレスを変換します。内部から外部に向けてのパケットでは、接続元IPアドレスを変換します。
ログ採取
アドレス変換状況などを記録する監査レベルをリストから選択します。
- 通常
サービスのダウンなどの重要な事象だけ記録します。
- 概要
アドレス不足などを記録します。
- 詳細
アドレス割り当て、解放などを記録します。

ログ採取レベルに応じて記録された情報は、イベントログとして保存されます。イベントログを参照する場合は、イベント・モニタを使用します。

Traffic Director(Solaris版)では、以下の注意事項があります。
- “SrcNAPT(TrD) - 内部のクライアントを外部へ接続します(内部→外部)”のみサポートします。他を選択した場合、アドレス変換機能全体が動作しません。
- 内部と外部のネットワーク情報を隔離するため、Traffic Directorをマルチホームホスト、または静的ルーティングで動作させる必要があります。このため、SolarisサーバのTCP/IPの設定で、"/etc/notrouter"、または"/etc/defaultrouter"を設定してください。詳細は、Solarisサーバのマニュアルを参照してください。
- “ログ採取”は未サポートです、常に「概要」で動作します。
1.4.2.1 変換方式が「SrcNAT」の場合の設定
1.4.2.2 変換方式が「SrcNAPT」の場合の設定
1.4.2.3 変換方式が「DstNAT」の場合の設定
1.4.2.4 変換方式が「1:1NAT」の場合の設定
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