Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド データベース定義編 - FUJITSU -
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上へ第2章 データベースの作成
上へ2.9 格納構造定義の簡略化

2.9.2 マルチメディアデータを格納する表の定義

マルチメディアデータを格納する表の場合も、格納領域指定の方法や、表のDSO名やDSI名の命名は、文字や数値を扱う表の場合と同じです。以下にマルチメディアデータを格納する表の格納領域指定の例と、表の格納構造について示します。表のDSO名およびDSI名の命名については、“表定義”を参照してください。

マルチメディアデータを格納する表の格納領域指定
CREATE TABLE S1.製品写真表 (製品番号 SMALLINT PRIMARY KEY NOT NULL,
               製品写真 BLOB(1M) NOT NULL )
               ON DBSPACE1
                 ↑
               格納領域指定

上記の指定は、動作環境ファイルのDEFAULT_DSI_TYPEの指定により以下の定義をしたのと同じ意味になります。

表の格納構の定義は、以下のようになります。

格納構:
表の形式が、下記の条件以外の場合は、SEQUENTIAL構造になります。

表の形式が以下の条件をすべて満たしている場合は、OBJECT構造になります。この場合は、動作環境ファイルのDEFAULT_DSI_TYPEの指定により、SEQUENTIAL構造に変更できます。本パラメタの指定を省略すると、OBJECTが指定されたとみなします。

データ部のページ長:
SEQUENTIAL構造の場合は、動作環境ファイルのDEFAULT_TABLE_SIZEで指定したページ長となります。ページ長には32キロバイトを指定することを推奨します。

OBJECT構造の場合は32キロバイトとなります。

データ部の割付け量:
SEQUENTIAL構造の場合は、動作環境ファイルのDEFAULT_TABLE_SIZEで指定した、表のデータ格納域の割付け量となります。扱うデータ量を考慮して十分な値を指定してください。

OBJECT構造の場合は、動作環境ファイルのDEFAULT_OBJECT_TABLE_SIZEで指定した、表のデータ格納域の割付け量となります。扱うデータ量を考慮して十分な値を指定してください。

なお、格納構造の詳細については、“格納構造の定義”を参照してください。


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