Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド データベース定義編 - FUJITSU - |
目次 索引 |
マルチメディアデータを格納する表の場合も、格納領域指定の方法や、表のDSO名やDSI名の命名は、文字や数値を扱う表の場合と同じです。以下にマルチメディアデータを格納する表の格納領域指定の例と、表の格納構造について示します。表のDSO名およびDSI名の命名については、“表定義”を参照してください。
例
マルチメディアデータを格納する表の格納領域指定
CREATE TABLE S1.製品写真表 (製品番号 SMALLINT PRIMARY KEY NOT NULL, 製品写真 BLOB(1M) NOT NULL ) ON DBSPACE1 ↑ 格納領域指定上記の指定は、動作環境ファイルのDEFAULT_DSI_TYPEの指定により以下の定義をしたのと同じ意味になります。
CREATE TABLE S1.製品写真表(製品番号 SMALLINT PRIMARY KEY NOT NULL, 製品写真 BLOB(1M) NOT NULL) CREATE DSO #S1@製品写真表 FROM S1.製品写真表 TYPE SEQUENTIAL(PAGESIZE(32),ORDER(1)) CREATE DSI #S1@製品写真表 DSO #S1@製品写真表 ALLOCATE DATA ON DBSPACE1 SIZE 700000K |
備考. 動作環境ファイルのDEFAULT_TABLE_SIZEで表のデータ格納域の割付け量に700000Kバイトを指定している場合の例です。
CREATE TABLE S1.製品写真表(製品番号 SMALLINT PRIMARY KEY NOT NULL, 製品写真 BLOB(1M) NOT NULL) CREATE DSO #S1@製品写真表 FROM S1.製品写真表 TYPE OBJECT(PAGESIZE(32)) CREATE DSI #S1@製品写真表 DSO #S1@製品写真表 ALLOCATE DATA ON DBSPACE1 SIZE 700000K |
備考. 動作環境ファイルのDEFAULT_OBJECT_TABLE_SIZEで表データ格納域の割付け量に700000Kバイトを指定している場合の例です。
表の格納構造の定義は、以下のようになります。
表の形式が以下の条件をすべて満たしている場合は、OBJECT構造になります。この場合は、動作環境ファイルのDEFAULT_DSI_TYPEの指定により、SEQUENTIAL構造に変更できます。本パラメタの指定を省略すると、OBJECTが指定されたとみなします。
OBJECT構造の場合は32キロバイトとなります。
OBJECT構造の場合は、動作環境ファイルのDEFAULT_OBJECT_TABLE_SIZEで指定した、表のデータ格納域の割付け量となります。扱うデータ量を考慮して十分な値を指定してください。
なお、格納構造の詳細については、“格納構造の定義”を参照してください。
目次 索引 |