Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド データベース定義編 - FUJITSU -
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上へ第1章 Symfoware/RDBの概要
上へ1.2 Symfoware/RDBのデータベースの構成の概要

1.2.1 物理構造

物理構造は、データベーススペースから構成されます。

■データベーススペー

データベーススペースは、磁気ディスク上の、ローデバイス、ネットワークファイルまたはローカルファイルに定義します。定義方法の詳細については“データベーススペースの作成”を参照してください。

Symfoware/RDBでは、磁気ディスクのI/O負荷のバランスを調整するために、複数のデータベーススペースを定義することが可能です。また、データベースは、1個のスキーマの実表データまたはインデックスデータを、複数個のデータベーススペースに分けて格納することができます。

Symfoware/RDBでは、処理効率、格納効率および運用を考慮した資源管理可能な格納構造になっています。主に2つの機能を利用することができます。

マルチデータベーススペー:
1つの表やインデックスを複数のデータベーススペースに割り付けることにより、大規模データベースを構築できます。
表の分割運:
1つの表を規則に基づいて、複数に分割することにより、分割単位ごとの独立運用が可能となります。これにより、大規模データベースの創成、更新、バックアップおよびリカバリ処理を、分割単位で独立して並行に行うことができます。

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