PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Linux版)
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付録B リファレンスマニュアル> B.2 GFS 共用ファイルシステム独自管理コマンド

B.2.7 sfcmntgl(8) 全ノードでのGFS共用ファイルシステムのマウント

◆形式

sfcmntgl device | mount_point

sfcmntgl device mount_point

◆機能説明

 sfcmntgl は、オペランドで指定されたファイルシステムを構成している全ノード上でマウン処理を行います。

 sfcmntgl は、sfcsetup(8) で設定された GFS 構成ノードとして登録されたどのノードからでも実行できます。事前に /etc/fstab に設定を行う必要があります。

 スーパーユーザーだけがマウント処理を行うことができます。

 マウント処理に失敗した場合、エラー情報が各ノードのコンソールに出力されます。出力されたエラー情報に応じた対処を行ってください。

◆オペランド

 以下のオペランドが指定できます。

device

 マウントするファイルシステムの代表パーティションのブロック特殊ファイルを指定します。

mount_point

 マウントを行うディレクトリ名を指定します。

◆使用例

# sfcmntgl /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 /mount_point <Enter>
# sfcmntgl /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter>
# sfcmntgl /mount_point <Enter>

◆関連ファイル

/etc/mtab

 マウント中のファイルシステムのテーブル

/etc/fstab

 ファイルシステムの環境ファイル

◆関連項目

sfcmount(8), sfcsetup(8), sfcumntgl(8), sfcumount(8).

オンラインマニュアルページの mount(8), fstab(5).

◆注意事項


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