PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Linux版)
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付録B リファレンスマニュアル> B.2 GFS 共用ファイルシステム独自管理コマンド

B.2.8 sfcnode(8) ノード構成情報の追加、削除、変更

◆形式

sfcnode -a host,... device

sfcnode -d [ -h host,... | -i hostid,... ] device

◆機能説明

 sfcnode は GFS 共用ファイルシステムのノード情報の追加、削除、設定変更を行います。

 ノード情報の追加および更新を行う場合には、-a オプションを指定します。既に指定されたホスト名が存在する場合は、該当するノード情報、およびデバイス情報の更新を行います。指定されたホスト名が存在しない場合は、ノード情報、およびデバイス情報の追加を行います。複数指定する場合にはカンマで区切って指定します。

 ノード情報の削除を行う場合には、-d オプションを指定します。-h または -i オプションで、削除するホスト名 host または、ホスト ID hostid の指定を行い、当該ノード情報の削除を行います。-h, -i オプションがともに指定されなかった場合は、sfcnode が実行されたホストに対するノード情報を削除します。複数指定する場合には、カンマで区切って指定します。ただし、-h, -i 両方を指定することはできません。

 sfcnode により、GFS 共用ファイルシステムのノード情報の設定変更が行われると、管理パーティション内のファイルシステム構成情報が更新されます。かつ、各パーティション内の情報変更が行われます。

◆オプション

 以下のオプションが指定できます。

-a host,...

 ノード情報の追加対象となるホスト名を指定します。

-d

 ノード情報の削除を行います。

-h host,...

 ノード情報の削除対象となるホスト名を指定します。GFS 共用ファイルシステムが、使用可能なホストから実行する必要があります。

-i hostid,...

 ノード情報から削除するホストのホストID を 16 進表記で指定します。GFS 共用ファイルシステムが、使用可能なホストから実行する必要があります。指定するホスト ID は hostid(1) で得られるホスト ID とは異なることに注意してください。

◆オペランド

 以下のオペランドが指定できます。

device

 ノード情報を更新する GFS 共用ファイルシステムの代表パーティションのブロック特殊ファイルを指定します。

◆使用例

 新規に sfcsetup(8) で登録したノードを既存の GFS 共用ファイルシステムの共用ノードとする場合

# sfcnode -a host2 /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter>

 指定されたホスト名に対するノード/デバイス情報を追加または更新する場合

# sfcnode -a host1,host2 /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter>

 指定されたホスト名に対するノード/デバイス情報を削除する場合

# sfcnode -d -h host2 /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter>

 指定されたホスト ID に対するノード/デバイス情報を削除する場合

# sfcnode -d -i 80000000 /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter>

 自ホストに対するノード/デバイス情報を削除する場合

# sfcnode -d /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter>

◆関連項目

sfcmkfs(8), sfcadm(8), sfcinfo(8), sfcsetup(8).

オンラインマニュアルページの hostid(1).

◆注意事項


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