PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Linux版)
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付録B リファレンスマニュアル> B.2 GFS 共用ファイルシステム独自管理コマンド

B.2.12 sfcumntgl(8) 全ノードでのGFS共用ファイルシステムのアンマウント

◆形式

sfcumntgl device | mount_point

sfcumntgl device mount_point

◆機能説明

 sfcumntgl は、オペランドで指定したファイルシステムを構成している全ノード上で、アンマウン処理を行います。sfcfsd デーモンおよび MDS を停止します。

 sfcumntgl は、sfcsetup(8) で設定された GFS 構成ノードとして登録されたどのノードからでも実行できます。

 スーパーユーザーだけがアンマウント処理を行うことができます。

 アンマウント処理に失敗した場合、エラー情報が各ノードのコンソールに出力されます。出力されたエラー情報に応じた対処を行ってください。

◆オペランド

 以下のオペランドが指定できます。

device

 アンマウントするファイルシステムの代表パーティションのブロック特殊ファイルを指定します。

mount_point

 アンマウントを行うディレクトリ名を指定します。

◆使用例

# sfcumntgl /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 /mount_point <Enter>
# sfcumntgl /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter>
# sfcumntgl /mount_point <Enter>

◆関連ファイル

/etc/mtab

 マウント中のファイルシステムのテーブル

/etc/fstab

 ファイルシステムの環境ファイル

◆関連項目

sfcmntgl(8), sfcsetup(8), sfcumount(8).

オンラインマニュアルページの umount(8), fstab(5).

◆注意事項


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