ファイアウォール機能 リファレンスマニュアル |
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第1章 証明書の運用(Solaris版/Windows版) | > 1.3 コマンド | > 1.3.1 秘密鍵管理環境の作成/設定コマンド |
トークンを組み込むためのスロットを生成します。スロットに設定するスロットパスワードの入力を対話的に行います。
makeslot -d Slot-directory |
オプション |
項目概要 |
---|---|
-d |
スロット情報ディレクトリ(Slot-directory)をフルパスで指定します。 |
スロットパスワードは、表 C-1 の文字セットから6〜128文字で指定します。条件を満たさない文字列を指定した場合、コマンドは異常終了します。
設定したスロットパスワードは、トークンを生成して組み込みを行う際に必要となります。
スロットの生成に成功した場合、生成したスロットのスロット ID を出力します。
スロット情報ディレクトリに初期値を使用しない場合は、証明書環境設定ファイルを編集する必要があります。ファイルの編集は、"証明書環境の設定"コマンドを使用して行ってください。コマンドの詳細は、コマンドを参照してください。
/var/opt/FSUNfwip/cert/sctldirにスロットを生成する場合
# makeslot -d /var/opt/FSUNfwip/cert/sctldir |
"C:Program Files\Safegate\cert\sctldir"にスロットを生成する場合
# makeslot -d "C:\Program Files\Safegate\cert\sctldir" |
New Slot-password: 注1)、注2) |
注1)スロットに設定するスロットパスワードの入力が促される。
注2)設定するスロットパスワードが「表C-1の文字セット」と「6〜128文字の長さ」の条件を満たしていなければ、Specifiedpassword is illegal; try again. が表示され、再入力を求る。再入力可能な回数は3回までであり、これをこえるとコマンドはエラーとなる。
注3)設定したスロットパスワードが、再入力したスロットパスワードと一致していない場合は、They don't match; try again.が表示され、再入力を求める。再入力可能な回数は3回までであり、これをこえるとコマンドはエラーとなる。
注4)スロットパスワードの対話入力時、入力される文字はエコーバックされない。
注5)スロットパスワードの対話入力時、入力した文字を間違えた場合は、Back spaceキーで文字列の修正を行う。
なお、その他のキー(例えば、Deleteキーなど)を押下した場合は、指定可能でない文字を入力したものと見なす。
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