ファイアウォール機能 リファレンスマニュアル
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第1章 証明書の運用(Solaris版/Windows版)> 1.3 コマンド> 1.3.1 秘密鍵管理環境の作成/設定コマンド

1.3.1.2 トークンの生成コマンド: UTF-8証明書を使用しない場合(mktkn)

トークンを生成してスロットに組み込みます。トークンに設定する SO-PIN、ユーザ PIN の入力を対話的に行います。
本コマンドは、Solaris 10 上で使用できません。Solaris 10 上では、本コマンドの代わりにmaketokenを使用してください。

◆記述形式

◆パラメタの説明

オプション

項目概要

-sd

スロット情報ディレクトリ(Slot-directory)をフルパスで指定します。mksltコマンドで指定したスロット情報ディレクトリを指定下さい。

-sn

生成するトークンの組み込み先スロットをスロット ID( SlotID )で指定します。

-tl

生成したトークンに設定するトークンラベル( TokenLabel )を、32 文字以内で指定します。32 文字に満たない場合は空白が埋められます。指定可能な文字セットについては、表 C-1 を参照してください。

◆留意事項等

◆実行例

スロット ID が "1" のスロットに、"ssltoken0"というラベルのトークンを生成する場合

# mktkn -sd /var/opt/FSUNfwip/cert/sctldir -sn 1 -tl ssltoken0

# mktkn -sd "C:\Program Files\Safegate\cert\sctldir" -sn 1 -tl ssltoken0

◆出力例

Slot-password:
Setting SO-PIN(also used as Token-password).
SO-PIN:
Retype:
Setting User-PIN.
User-PIN:
Retype:

注)

スロットパスワード、SO-PIN、User-PINの対話入力時、入力される文字はエコーバックされません。


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