ファイアウォール機能 リファレンスマニュアル
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第1章 証明書の運用(Solaris版/Windows版)> 1.3 コマンド> 1.3.1 秘密鍵管理環境の作成/設定コマンド

1.3.1.1 スロットの生成コマンド: UTF-8証明書を使用しない場合(mkslt)

トークンを組み込むためのスロットを生成します。スロットに設定するスロットパスワードの入力を対話的に行います。
本コマンドは、Solaris 10 上で使用できません。Solaris10 上 では、本コマンドの代わりにmakeslotを使用してください。

◆記述形式

◆パラメタの説明

オプション

項目概要

-sd

スロット情報ディレクトリ(Slot-directory)をフルパスで指定します。

◆留意事項等

[表C-1 指定可能な文字セット(スロットパスワード)]

カテゴリ

文字

英字

ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ

Abcdefghijklmnopqrstuvwxyz

数字

0123456789

記号

!"#%&'()*+,-./:;<=>?[¥]^_{|}~

空白

' '


記号の“\”は、コード 0x5c に該当する文字であり、表示する環境によってはバックスラッシュとなります。

◆実行例

/var/opt/FSUNfwip/cert/sctldirにスロットを生成する場合

# mkslt -sd /var/opt/FSUNfwip/cert/sctldir


"C:Program Files\Safegate\cert\sctldir"にスロットを生成する場合

# mkslt -sd "C:\Program Files\Safegate\cert\sctldir"

◆出力例

Setting Slot-password.
Slot-password:
Retype:
mkslt: Succeeded. New Slot-ID is 1.

注)

スロットパスワードの対話入力時、入力される文字はエコーバックされません。


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