TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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付録H 組織再編成ユーティリティ> H.2 ディレクトリのユーザ定義の移動

H.2.1 ディレクトリの個人定義の移動の操作方法

他サイトへの個人定義の移は、システム管理者だけが行えます。

ユーザリストの作成、移出処理、移入処理は、移動元や移動先サーバの存在するマシンにあるTeamWARE Officeのインストールディレクトリ直下で行ってください。個人情報を他サイトへ移動するには、以下のように操作します。

操作方法

  1. 以下のコマンドを実行してユーザリストを作成します。
    以下のコマンドの詳細、およびユーザリストの形式については、“付録H.2.2 ユーザ・インターフェース”を参照してください。

    todirlst find_file user_list

  2. 移動元サーバで、以下のコマンドを実行することにより、移動したいユーザの個人定義を、バイナリ形式で中間ファイルへ移出します。移動は、ユーザリストに従い行われます。
    コマンドの詳細については、“付録H.2.2 ユーザ・インターフェース”を参照してください。

    ユーザの個人定義のみの場合

    todirexp idf_file user_list

    個人メモを含めて移出する場合

    todirexp -w MEMO_file idf_file user_list

  3. エクスプローラやマイコンピュータなどを使用して、中間ファイルを移動先サイトにバイナリ形式で転送します。
  4. 移動先サーバで、以下のコマンドを実行することにより、中間ファイル内のユーザの個人定義を、移動先サーバへ移入します。このとき、ユーザリスト内にカスタマイズ項目を追加して、ユーザ名の重複などを回避できます。カスタマイズ項目については、“付録H.2.2 ユーザ・インターフェース”の“カスタムオペランド”を参照してください。
    コマンドの詳細については、“付録H.2.2 ユーザ・インターフェース”を参照してください。
    また、他サイトへユーザ定義と個人資源を移動するとき、移動対象ユーザが移入先サイトで使用する各サービスは、ユーザ移入処理の時にユーザに適用されたユーザテンプレートの定義内容が設定されます。しかし、資源移動ユーティリティで個人資源の移動も行った場合は、移動対象ユーザが使用する各サービスは資源移動ユーティリティによってユーザ資源の移入先サーバに変更されます。

    詳細については、“付録 A.2.1メール資源移動の操作方法”、または“付録 A.3.1個人カレンダー資源移動の操作方法”を参照してください。

    ユーザの個人定義のみの場合

    todirimp idf_file user_list

    個人メモを含めて移入する場合

    todirimp -w MEMO_file idf_file user_list


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