TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド |
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第2章 システム構成の計画 |
TeamWARE Officeは、インストール作業とユーザの登録が完了すれば、運用を開始できます。特別なアプリケーションを開発する必要はありません。以下に、運用を開始するまでの作業手順を示します。
サイト間でDirectory情報を共有したり、ほかのサイトのライブラリやフォーラムへアクセスする必要がある場合、エンタープライズと呼ぶシステムを前提とした設計を行う必要があります。また、ほかのサイトから独立したシステムとする場合には、エンタープライズマスターサイトだけの1つのサイト構成とします。
詳細は、“11章 エンタープライズの管理”を参照してください。
クライアントとサーバをTCP/IPプロトコルで接続するための設計を行います。TCP/IPによるネットワークがすでに整備されていれば、TeamWARE Office用のネットワーク設計を改めて行う必要はありません。詳細は、“2.2 ネットワークの設計”で説明します。
TeamWARE Officeの利用形態にあわせて何台のサーバを用意すべきかといった計画を立てます。詳細は、“2.3 サーバ構成の計画”で説明します。
サービスが必要とするメモリ容量やディスク容量の見積もり、サービスをどのサーバに配置すべきかなどの計画を立てます。サーバ側のメモリ容量やディスク容量の見積もりについては、“TeamWARE Officeインストールガイド”と“2.4 サービス構成の計画”で詳細に説明します。サービスの配置方法については、“2.4 サービス構成の計画”で詳細に説明します。
クライアントとサーバにTeamWARE Officeをインストールします。サーバのインストール方法は、“TeamWARE Office インストールガイド”と“3.1 サーバのインストール”で詳細に説明します。クライアントのインストール方法は、“TeamWARE Office 利用者ガイド”と“3.4 クライアントのインストール”で詳細に説明します。
インストールが完了したら、TeamWARE Officeを使用するユーザの登録を行います。“5章 ユーザの管理”で詳細に説明します。
この作業が完了した時点で、TeamWARE Officeの運用を開始できます。
サイトをまたいでカレンダー、フォーラム、ライブラリにアクセスしたり、フォーラムをほかのサイトへ複写するフォーラムレプリケーションを利用する場合、ほかのサイトへ直接アクセスするための環境を設定します。詳細については、“11章 エンタープライズの管理”を参照してください。
システム管理者は、必要に応じて、システムで共通に使用するフォーラムやライブラリ、設備カレンダーを作成します。作成方法は、“TeamWARE Office利用者ガイド”または、“6.4 Libraryサービス”、“6.5 Forumサービス”、“6.6 Calendarサービス”で詳細に説明します。
TeamWARE Officeを外部のネットワークに接続する場合は、特にセキュリティについて考慮する必要があります。考慮すべき事項については、“付録O TeamWARE Officeのセキュリティ対策”を参照してください。 |
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