PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.1 (伝送路二重化機能編) - Solaris (TM) オペレーティングシステム版 -
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第2章 機能> 2.3 その他の機能> 2.3.5 タグVLANインタフェースによる伝送路の冗長化

2.3.5.1 タグVLANインタフェースを使用した伝送路二重化機能

伝送路二重化機能では、物理インタフェース上に作成したタグVLANインタフェースを使用して伝送路を冗長化することができます。

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[図2.48 タグVLANインタフェースを使用した構成]

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スイッチ/HUBの台数やNICの枚数が制約された環境であっても、タグVLAN機能を使用することにより様々な構成に対応した伝送路の冗長化ができます。
例えば、サーバ・システムを3階層モデルで構築する場合、スイッチ/HUBの台数やNICの枚数が制約された環境においても、伝送路二重化機能を導入することができます。

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[図2.49 スイッチ/HUBやNICの数に制約がある場合]

タグVLANインタフェースを使用した伝送路の冗長化には、以下の二重化方式が対応しています。

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RIP方式およびGS/SURE連携方式については、タグVLANインタフェースによる伝送路の冗長化は未サポートです。

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タグVLANインタフェースを使用した伝送路の冗長化については、“3.7.3 タグVLANインタフェースを使用した伝送路の冗長化”を参照してください。


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