Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド Web利用状況管理編 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux -
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第2部 導入(基本編)> 第4章 被管理サーバの環境を準備する> 4.2 利用状況分析の環境設定

4.2.2 利用状況DB環境定義ファイルを定義する

利用状況DB環境定義ファイルは以下のサンプルファイルを利用して作成し、格納します。

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「3.1 システム構成」で設定した環境の場合には、こちらを参照してください。

ファイル

パス

サンプルファイル

/opt/FJSVssqc/sample/DatabaseConfig

利用状況DB環境定義ファイルの格納先

/etc/opt/FJSVssqc/DatabaseConfig

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被管理サーバがWindowsの場合には、以下を参照してください。

ファイル

パス

サンプルファイル

<インストールディレクトリ>\sample\DatabaseCongfig

利用状況DB環境定義ファイルの格納先

<インストールディレクトリ(可変)>\control\DatabaseConfig

以下に、利用状況DB環境定義ファイルの定義の例を示します。

■例

定義例は、以下のとおりです。

[Server]

Symbol = HostA1

Name = HostA1

Type = web

Domain = xxx.yyy.com

DatabaseInterval = week(sun)

SearchDNS = yes

RequestURLSuffix = "html,htm,shtml,shtm,stm,cgi,asp,pl,tcl,sh"

DatabaseMode = both

[Log]

Symbol = HostA1

Name = HostA1

Path = /usr/local/apache/logs/access_log

Format = Common

Region = +0900

以下の設定に留意してください。

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設定項目

備考

Name

[Server]の"Name"は、環境設定の被管理サーバの設定画面で定義した分析対象サーバ名を指定します。

Format

Webサーバのログ形式に合わせてください。

WebサーバがApache HTTP Serverの場合には、httpd.confのCustomLogで指定したログ形式に合わせてください。

Domain

分析対象サーバのドメイン名の定義です。

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詳細は「15.2.1.4 ファイル内部の書式(分析対象サーバ定義ブロック)」を参照してください。

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利用状況DB定義ファイルの設定の詳細については、オンラインマニュアル「15.2.1 利用状況DB環境定義ファイル」を参照してください。

image

ここまでの設定を行った後、利用状況DB登録エンジンが起動されるよう、設定されていることを確認してください。

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正しく設定されているかどうかは、以下の方法で確認してください。

  1. コマンドを実行する

    /opt/FJSVssqc/bin/dbregmng


  2. ログを確認する

    以下のログファイルの出力メッセージを確認してください。

    /var/opt/FJSVssqc/log/dbreg.log

    コマンド実行の結果、以下のメッセージが出力されていれば、利用状況DBは正しく作成されています。

    dd/mmm/yyyy:hh:mm:ss +0900 dbreg[22262] DBReg_Main:1098 103001001i "[server=HostA1][log=HostA1]データベース登録エンジンを開始しました。"

    dd/mmm/yyyy:hh:mm:ss +0900 dbreg[22262] DBReg_Main:1853 103001002i "[server=HostA1][log=HostA1]データベース登録エンジンを終了しました。"

    以下の観点で確認してください。

    image

    正しく作成されていない場合には、オンラインマニュアルの本節およびオンラインマニュアルの「11.1.1.2 起動操作」を参考に、設定を見直してください。

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Windowsの場合には、以下の通りに確認してください。

  1. コマンドを実行する

    <インストールディレクトリ>\bin\dbregmng.exe



  2. ログを確認する

    以下のログファイルの出力メッセージを確認してください。

    <インストールディレクトリ(可変)>\log\dbreg.log

コマンド実行の結果、以下のメッセージが出力されていれば、利用状況DBは正しく作成されています。

dd/mmm/yyyy:hh:mm:ss +0900 dbreg[22262] DBReg_Main:1098 103001001i "[server=HostA1][log=HostA1]データベース登録エンジンを開始しました。"

dd/mmm/yyyy:hh:mm:ss +0900 dbreg[22262] DBReg_Main:1853 103001002i "[server=HostA1][log=HostA1]データベース登録エンジンを終了しました。"

以下の観点で確認してください。

image

正しく作成されていない場合には、オンラインマニュアルの本節およびオンラインマニュアルの「11.1.1.2 起動操作」を参考に、設定を見直してください。


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