Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド Web利用状況管理編 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux -
目次 索引 前ページ次ページ

第2部 導入(基本編)> 第4章 被管理サーバの環境を準備する> 4.2 利用状況分析の環境設定

4.2.3 公開Webサーバセキュリティ強化

image

本製品をインターネット公開WebサーバまたはProxyサーバ上にインストールした場合は、セキュリティ強化のため、以下の手順に従い、インストールした資源へのアクセス権を変更してください。

image

アクセス権の変更は下に示すコマンドで行いますが、コマンドはNTFSに対してだけ、有効です。

◆ディレクトリ/ファイルのアクセス権限

アクセス権の変更は、sqcSetFileSec.exeコマンドで行います。

<インストールディレクトリ>\bin\sqcSetFileSec.exe <インストールディレクトリ(可変)>


上記コマンドを実行することにより、インストールした資源のアクセス権限が、以下のように変更されます。

Administrators:フルコントロール

Everyone :読み込み・実行権のみ

◆SQC拡張ログ

上記方法で、アクセス権限を変更すると、SQC拡張ログが採取できなくなります。

SQC拡張ログの採取が必要な場合は、以下の方法でアクセス権をインストール時の状態に戻してください(セキュリティ上のリスクは大きくなります)。

<インストールディレクトリ>\bin\sqcSetFileSec.exe -u <インストールディレクトリ(可変)>\extend-log

<インストールディレクトリ>\bin\sqcSetFileSec.exe -u <インストールディレクトリ(可変)>\log

image image

◆ディレクトリ/ファイルのアクセス権限

インストール時、インストールする資源のアクセス権限は、以下のように設定されます。

スーパ・ユーザ:読み込み・書き込み・実行権

その他 :読み込み・実行権のみ

◆SQC拡張ログ

インストール直後は、SQC拡張ログが採取できない状態になっています。

SQC拡張ログの採取が必要な場合は、スーパ・ユーザでログインして、以下の方法でアクセス権を変更してください(セキュリティ上のリスクは大きくなります)。

# chmod 777 /var/opt/FJSVssqc/extend-log

# chmod 777 /var/opt/FJSVssqc/log


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 & FUJITSU AUSTRALIA LIMITED 2003 - 2005