Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド Web利用状況管理編 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux -
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第4部 使用手引き> 第11章 Webサイトの利用状況を分析する> 11.1 利用状況DBエンジン> 11.1.1 利用状況DB登録エンジン

11.1.1.2 起動操作

分析画面で分析を実行するには、Webサービスに関する各種ログのデータがあらかじめ利用状況DBに登録されている必要があります。

また、各種ログの追加分に対応するには、利用状況DB登録エンジンを定期的に起動し、各種ログの追加分が利用状況DBに順次登録されるように設定しておく必要があります。

この設定は、インストール時に行われていないため、利用状況分析機能を使用するためには、開始操作を行う必要があります。ここでは、その方法を説明します。

■サービスの開始

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利用状況DB登録エンジンは、インストールマシン上のコントロールパネルのサービスダイアログで操作できるサービス(名前:"Systemwalker SQC for Web Server dbregsv")で、デフォルトでは毎時15分ごとに動作します。このサービスは、インストール時に登録されます。

分析を実行するには、以下の方法で、このサービスを開始しておく必要があります。

Administrator権限をもつアカウントでログインし、コントロールパネルのサービスダイアログでこのサービス(名前:"Systemwalker SQC for Web Server dbregsv")の「開始」を実行します。

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利用状況DB登録エンジンは、クロックデーモン(crond)から起動されるコマンド(dbregmngコマンド)で、デフォルトでは毎時15分ごとに動作します。

クロックデーモンへの登録は、以下の手順で登録します。

  1. ログイン

    スーパ・ユーザでログインします。

  2. crontabファイルの編集および反映

    crontabコマンドを使用して、crontabファイルに利用状況DB登録エンジンの起動定義を登録します。

    crontabコマンドの使用例は、以下のとおりです。

    # crontab -e


    上記コマンドを実行するとエディタが起動され、crontabファイルの編集が可能となります。たとえば、毎時15分に起動する場合には、以下の起動定義を追加します。

    # FJSVssqc

    15 * * * * /opt/FJSVssqc/bin/dbregmng

    編集内容を保存してエディタを終了します。変更は、クロックデーモンへ自動的に反映されます。


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