ダイレクトバックアップ使用手引書 - SPシリーズ - |
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ダイレクトバックアップの問題解決に必要となる資料および資料採取方法について説明します。
これら「問題解決に必要となる資料」は、エラーが発生した時の「操作」、「メッセージ」と共に、富士通技術員への連絡において必要になります。
ダイレクトバックアップを利用したバックアップ運用において問題が発生した場合は、以下の資料を採取してください。
資料は、ダイレクトバックアップサーバが動作しているのであれば、ダイレクトバックアップサーバを停止させてから採取します。
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ダイレクトバックアップサーバの停止方法は、「第7章 ダイレクトバックアップサーバの起動と停止」の「停止方法」を参照してください。 |
バックアップ管理ファイルとは、ダイレクトバックアップサーバの管理情報を指します。ダイレクトバックアップサーバのバックアップ管理ファイルは、/sp/dbu/primaryディレクトリおよび/sp/dbu/secondary ディレクトリ配下に格納されています。
/sp/dbu/primary ディレクトリ および /sp/dbu/secondary ディレクトリ配下のすべてのファイルを採取してください。
運用ログとは、ダイレクトバックアップサーバが出力するログを指します。ダイレクトバックアップサーバのログは、/sp/dbu/logディレクトリ配下のファイルに出力されます。
/sp/dbu/log 配下のすべてのファイルを採取してください。
ダイレクトバックアップサーバが異常終了すると、/sp/dbu/adm/dumpディレクトリ配下にcoreファイルが作成されます。そのcoreファイルを採取してください。
SSF/Backup Facilityに rootでログインし、以下のように実行してください。
# ipcs -A > ipcs_file
この処理で取得できたipcs_fileファイルを採取してください。
OSのログとは、OSが出力するログを指します。OSのログは、/var/admディレクトリ配下のファイルのうち、“message”で始まる名前のファイルに出力されます。
/var/admディレクトリ配下のファイルのうち、“message”で始まる名前のファイルをすべて採取してください。
/opt/FJSVsnap/READMEファイルにしたがって、資料を採取してください。
磁気テープライブラリシステムに関する異常が発生した場合、以下のコマンドを使用して調査資料を採取してください。
/opt/FJSVfbupp/usr/bin/fjsmenv
使用方法は以下のとおりです。
# cd /tmp
# /opt/FJSVfbupp/usr/bin/fjsmenv
fjsmenv_res.tar.bz2
SSF/Backup Facilityに rootでログインし、以下のとおり実行してください。
# sh /opt/FJSVsplib/bin/getsaninfo.sh
この処理で出力された結果を採取してください。
GRinfo.db ファイルは ETERNUS3000/6000, GR seriesの構成情報が記述されたファイルです。
/sp/dbu/adm/setup/GRinfo.db ファイルを採取してください。
SPアシスタント管理ファイルとは、論理ユニット構成情報やアクセスパスの設定が記述されたファイルを指します。SPアシスタント管理ファイルは /sp/uty/conf ディレクトリ配下に存在します。
/sp/uty/conf 配下のすべてのファイルを採取してください。
lupool.conf ファイルは バックアップ先の論理ユニット情報が記述されたファイルです。
/sp/dbu/adm/setup/lupool.conf ファイルを採取してください。
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