PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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第3章 TCLplus> 3.4 TCLplusコマンド

3.4.35 source

機能:

指定したファイルをTCLplusスクリプトファイルとして実行します。

形式:

source filename

オプション:

なし

パラメーター:

filename
実行するファイルを相対パスまたは絶対パスで指定します。

復帰値:

指定したスクリプトファイルで最後に実行したコマンドの結果を返します。
指定したスクリプトファイルでreturnコマンドが実行された場合、returnコマンドで指定された値で復帰します。

注意事項:

実行するTCLplusスクリプトファイルに引数は指定できません。
filenameに指定したスクリプトファイル実行元のスクリプトと同じプロセスで実行されます。
実行元のTCLplusスクリプトとfilenameに指定したTCLplusスクリプトは、変数のスコーが異なります。
実行するTCLplusスクリプトでexitコマンドまたはquitコマンドが実行された場合、sourceコマンドは復帰せず、実行元のTCLplusスクリプトは終了します。

使用例:

ファイル名:subscript.pclをスクリプト上から実行します。

puts "スクリプトファイルを実行します。PID:[pid]"
source subscript.pcl
puts "スクリプトファイルの実行を完了しました。"

<subscript.pcl>

puts "サブスクリプトを実行します。PID:[pid]"
puts "サブスクリプトの実行を完了しました"

<実行結果>

スクリプトファイルを実行します。PID:2056
サブスクリプトを実行します。PID:2056
サブスクリプトの実行を完了しました
スクリプトファイルの実行を完了しました。

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