PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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第3章 TCLplus> 3.4 TCLplusコマンド

3.4.30 quit

機能:

スクリプトを終了します。

形式:

quit returncode

オプション:

なし

パラメーター:

returncode
復帰値を指定します。

復帰値:

なし

注意事項:

COBOLプログラムから実行したTCLplusスクリプトでquitコマンドを使用すると、COBOLプログラムに復帰します。COBOLプログラムを終了するにはexitコマンドを使用します。

使用例:

サブプロセスでエラーが発生した場合、サブプロセスのプロセスIDで復帰します。

if {
      [catch {
               #実行プログラムをサブプロセスで実行します。
               exec sample.exe 
              }]
    } {
      #実行プログラムでエラーが発生した場合、以下の処理をします。
      if {[string match "CHILD*" [lindex $errorCode 0] ]} {

           #エラー種別にCHILDが含まれる場合、エラーのあった実行プログラムの
           #プロセスIDを復帰値にします。
           quit [lindex $errorCode 1]

         } else {

           #エラー種別にCHILDが含まれない場合、通常のエラー情報を出力します。
           puts $errorInfo
      }
}

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