PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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第3章 TCLplus> 3.4 TCLplusコマンド

3.4.31 regexp

機能:

文字列から正規表現と一致する部分を切り出します。

形式:

regexp exp stringmatchvar】 【submatchvar1 submatchvar2 . . .

オプション:

なし

パラメーター:

exp
string
から切り出す文字列を正規表現で指定します。

string
文字列を指定します。

matchvar
正規表現に一致した部分を格納する変数名を指定します。省略時は、一致した部分の格納が行われません。

submatchvar
小括弧"()"で囲まれた正規表現と一致した部分を格納する変数名を指定します。省略時は、一致した部分の格納が行われません。

復帰値:

0:一致しませんでした。
1:一致しました。

注意事項:

submatchvarの数は正規表現で使用した小括弧"()"の数にあわせてください。

使用例:

文字列中にカンマ(,)があるか検査し、ある場合は一致する部分すべてをallに、コンマの前の部分と後の部分をそれぞれsub1,sub2に切り出します。

set text abc,def,ghi
regexp {(.*),(.*)} $text all sub1 sub2
puts $all
puts $sub1
puts $sub2

<実行結果>

abc,def,ghi
abc,def
ghi

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