PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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第3章 TCLplus> 3.4 TCLplusコマンド

3.4.13 exit

機能:

スクリプトのプロセスを終了します。

形式:

exit returncode

オプション:

なし

パラメーター:

returncode
終了コードを指定します。省略時は、0になります。

復帰値:

なし

注意事項:

COBOLプログラムから実行されるTCLplusスクリプトで、exitコマンドを使用すると、COBOLプログラムは終了します。TCLplusスクリプトからCOBOLプログラムに復帰するにはquitコマンドを使用してください。

使用例:

実行プログラムsample.exeでエラーが発生した場合、実行プログラムのプロセスIDで復帰します。

if {
      [catch {
               #実行プログラムを起動します。
               exec sample.exe 
              }]
    } {
      #実行プログラムでエラーが発生した場合、以下の処理をします。
      if {[string match "CHILD*" [lindex $errorCode 0] ]} {

           #エラー種別にCHILDが含まれる場合、エラーのあった実行プログラムの
           #プロセスIDを終了コードにします。
           exit [lindex $errorCode 1]

         } else {

           #エラー種別にCHILDが含まれない場合、通常のエラー情報を出力します。
           puts $errorInfo
      }
}

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