PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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第3章 TCLplus> 3.4 TCLplusコマンド

3.4.18 goto

機能:

指定されたラベルに実行位置を変更します。

形式:

goto labelname

オプション:

なし

パラメーター:

labelname
labelコマンドで設定したラベル名を指定します。

復帰値:

なし

注意事項:

スクリプトを引数として指定できるコマンドの中で、gotoコマンドがスクリプト内で使用できるコマンドは"表3.12 gotoコマンドの動作"のコマンドのみです。

[表3.12 gotoコマンドの動作]

コマンド

動作

if

実行位置の変更先となるラベル位置はifコマンドの内外とも可能です。

switch

実行位置の変更先となるラベル位置はswitchコマンドの内外とも可能です。

while

実行位置の変更先となるラベル位置はwhileコマンドの内外とも可能です。

for

実行位置の変更先となるラベル位置はforコマンドの内外とも可能です。

catch

実行位置の変更先となるラベルはcatchコマンド内のみ可能です。catchコマンドの外にあるラベルには移動できません。

使用例:

メッセージ出力をスクリプトの文末で行います。

if {[catch {exec programA.exe}]} {
   goto PUTERROR 
}
if {[catch {exec programB.exe}]} {
   goto PUTERROR 
}
if {[catch {exec programC.exe}]} {
   goto PUTERROR 
}
exit 0

label PUTERROR
puts "プログラムの実行中にエラーが発生しました"
exit 1

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