PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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第3章 TCLplus> 3.4 TCLplusコマンド

3.4.19 if

機能:

指定条件により処理を分岐します。

形式:

if {expr1} {body1} 
if {expr1} {body1} else {bady2}
if {expr1} {body1} elseif {expr2} {body2} 【elseif {expr3} {body3}】...
if {expr1} {body1} elseif {expr2} {body2} 【elseif {expr3} {body3}】... else {badyN}

オプション:

elseif
複数の条件分岐がある場合に指定します。

else
条件が偽である場合に実行するスクリプトの前に指定します。

パラメーター:

expr
条件式を記述します。条件式にはexprコマンドと同じ演算子が使用できます。

条件式の評価結果と真、偽は"表3.13 評価結果と真、偽の対応"のように対応します。

[表3.13 評価結果と真、偽の対応]

真/偽

数値

文字列

0以外

trueまたはyes

0

falseまたはno

body
条件式が真または偽の時に実行するスクリプトを記述します。改行またはセミコロンで区切ることにより複数のコマンドを記述できます。

復帰値:

なし

注意事項:

コマンド、オプション、パラメーターの間には必ず空白またはタブ文字を入れてください。

使用例:

変数aの値が0より大きいか0以下であるかを表示します。

puts "数字を入力してください。"
gets stdin a
if {$a >= 0} {
      puts "入力値は正"
} else {
      puts "入力値は負"
}

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