Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド

2.1 環境構築の流れ

　Smart Repositoryの環境構築の作業は、大きく分けると以下の4つです。

• リポジトリの設計(データ、ツリーの設計、運用形態の決定)
• SSL通信環境の構築(SSL通信を使用する場合のみに必要)
• リポジトリの作成
• ユーザ情報の登録

　スタンドアロン形態、レプリケーション形態ともに、構築作業は共通ですが、レプリケーション形態で運用する場合は、スレーブサーバについての環境構築の作業が必要です。

　以下に、運用形態に応じて必要な環境構築作業を示します。

	スタンドアロン形態でSSL通信を使用しない場合	スタンドアロン形態でSSL通信を使用する場合	レプリケーション形態でSSL通信を使用しない場合	レプリケーション形態でSSL通信を使用する場合
リポジトリの設計	リポジトリの設計	リポジトリの設計	リポジトリの設計	リポジトリの設計
SSL通信環境の構築		SSL通信環境の構築		SSL通信環境の構築
リポジトリの作成	リポジトリの作成	リポジトリの作成	リポジトリの作成（マスタのリポジトリ作成）	リポジトリの作成（マスタのリポジトリ作成）
ユーザ情報の登録	ユーザ情報の登録	ユーザ情報の登録	ユーザ情報の登録	ユーザ情報の登録
レプリケーション形態の環境構築			レプリケーション形態の環境構築	レプリケーション形態の環境構築

　スタンドアロン形態で運用中のSmart Repositoryをレプリケーション形態に変更する場合、またはレプリケーション形態で運用中のSmart Repositoryで、スレーブを追加する場合は“レプリケーション形態の環境構築”を参照してください。

　レプリケーション形態で運用中のSmart Repositoryで、スレーブを削除する場合は“レプリケーション運用中のスレーブ削除”を参照してください。