DB連携機能の監視方法について説明します。
システム管理者がDB連携機能のログを監視する方法を説明します。
ログは“ラベル: 種別: メッセージ番号: メッセージ内容”の形式で出力されます。
ラベルは“PLATFORMLINKAGE”になります。
メッセージの種別は、“INFO”、“WARN”、“ERROR”のいずれかになります。
ログの出力先、ファイル名は“3.9.2.1 ログに出力されるメッセージ”を参照してください。
以下はシステムログを監視する場合の例です。
下記のコマンドを実行して/var/log/messagesに出力されているシステムログを確認してください。
# cat /var/log/messages | grep PLATFORMLINKAGE
システムログの出力例を以下に示します。
Aug 18 12:01:01 {ホスト名またはIPアドレス} {実行ユーザー}: PLATFORMLINKAGE: INFO: cda0001: Startup succeeded. requestId=(xxxx…) Aug 18 12:01:11 {ホスト名またはIPアドレス} {実行ユーザー}: PLATFORMLINKAGE: INFO: cde0201: Extraction of change difference data for data provide succeeded. requestId=(xxxx…) Aug 18 12:01:22 {ホスト名またはIPアドレス} {実行ユーザー}: PLATFORMLINKAGE: INFO: cda0101: Registration of change differential data for data provide succeeded. requestId=(xxxx…) Aug 18 13:01:22 {ホスト名またはIPアドレス} {実行ユーザー}: PLATFORMLINKAGE: ERROR: cls2101: Error occurred when registering data provide setting. requestId=(yyyy…) code=(10100102) detail=(put /company/provide/001 500)
ERRORのみでフィルタリングする場合は、下記のコマンドを実行してください。
# cat /var/log/messages | grep PLATFORMLINKAGE | grep ERROR
“ERROR”のメッセージ種別が出力されている場合には、“3.9 メッセージ”で出力されているメッセージの内容と対処方法を確認してください。
注意
ディスク容量が不足するとシステムログにメッセージが出力されなくなります。
“利用ガイド”の“ハードウェア要件”に記載されているディスク容量を確保してください。
システム管理者がプロセス異常終了の監視をする方法を説明します。
プロセス異常終了を確認する手順は“1.3.7 DB連携機能の状態確認”を参照してください。
本手順でプロセスの異常終了を検出した場合は、“4.2.1.1 ログの監視”を実施してログに出力されたメッセージを確認してください。ログにメッセージが出力されていない場合は、異常終了したプロセスの機能を再起動してください。再起動の手順は、“1.2.1 DB連携機能の停止”および“1.1.8 DB連携機能の起動”を参照してください。