DB連携機能のメッセージの出力形式を説明します。
システム運用中に何らかのエラーを検出した場合などは、本機能のメッセージがログに出力されます。
データ利用側およびデータ提供側はシステムログに出力されます。データ基盤側の機能は以下に出力されます。
機能名 | ログファイルの格納場所 | ファイル名 |
---|---|---|
連携設定変更機能<アダプタ向け> | /var/opt/FJSVbsb/bdpp/log/db_cooperation/plcls_ext | plcls_ext.log |
連携設定変更機能<データ基盤向け> | /var/opt/FJSVbsb/bdpp/log/db_cooperation/plcls_int | plcls_int.log |
変更差分蓄積機能<データ基盤側> | /var/opt/FJSVbsb/bdpp/log/db_cooperation/plcda | plcda.log |
変更差分抽出機能<データ基盤側>/変更差分連携機能<データ基盤側> | /var/opt/FJSVbsb/bdpp/log/db_cooperation/plcde | plcde.log |
DB連携制御機能 (注) | /var/opt/FJSVbsb/bdpp/log/db_cooperation/rabbitmq | rabbit@<開発実行環境サーバのホスト名>.log |
注) DB連携制御機能のログ出力メッセージの形式はRabbitMQの仕様に従います。
以下にメッセージの形式とメッセージに関する事項について説明します。
形式
ラベル: 種別: メッセージ番号: メッセージ内容
ラベル
PLATFORMLINKAGE固定です。
種別
以下、3種類のメッセージが出力されます。
種別 | 説明 |
---|---|
INFO | 本機能の操作ログとして残す処理をメッセージに出力します。 |
WARN | 何らかの異常が発生したが処理を継続する場合に出力します。 |
ERROR | 処理を継続できないような異常が発生した場合に出力します。 |
メッセージ番号
メッセージに割り当たっている番号です。メッセージ番号の前には、機能を示すプレフィックスが付与されます。
プレフィックス
以下、各機能のプレフィックス一覧になります。
プレフィックス | 機能名 |
---|---|
cda | 変更差分蓄積機能 |
cde | 変更差分抽出機能 |
cdl | 変更差分連携機能 |
cls | 連携設定変更機能 |
メッセージ内容
“3.9.3 ログに出力されるメッセージ一覧”から、処理内容に応じたメッセージを出力します。メッセージ種別によって、メッセージ内容は以下のようになります。
INFO
メッセージ本文(英語) requestId=(xxxx…)
WARN/ERROR
メッセージ本文(英語) requestId=(xxxx…) code=(wwxxyyzz) detail=(補足情報)
出力例
Aug 18 12:01:01 {ホスト名またはIPアドレス} {実行ユーザー}: PLATFORMLINKAGE: INFO: cda0001: Startup succeeded. requestId=(xxxx…) Aug 18 12:01:11 {ホスト名またはIPアドレス} {実行ユーザー}: PLATFORMLINKAGE: INFO: cde0201: Extraction of change difference data for data provide succeeded. requestId=(xxxx…) Aug 18 12:01:22 {ホスト名またはIPアドレス} {実行ユーザー}: PLATFORMLINKAGE: INFO: cda0101: Registration of change differential data for data provide succeeded. requestId=(xxxx…) Aug 18 13:01:22 {ホスト名またはIPアドレス} {実行ユーザー}: PLATFORMLINKAGE: ERROR: cls2101: Error occurred when registering data provide setting. requestId=(yyyy…) code=(10100102) detail=(put /yamato/provide/001 500)
連携設定変更機能APIで出力されるメッセージの出力形式を説明します。
連携設定変更機能APIは、実行結果としてJSONを返却します。APIの結果がエラーの場合、実行結果にエラーコードとメッセージ文字列を出力します。
各APIの詳細については、“3.3 連携設定変更機能”を参照してください。
エラーレスポンスの形式
{ "code": "エラーコード", "message": "メッセージ文字列" }
エラーレスポンスの出力例
{ "code": "001", "message": "The request did not conform to API reference." }