データベースがList Worksサーバとは異なるサーバ(データベースサーバ)に存在する場合に、List Worksサーバからデータベースサーバへの接続のために、List Worksサーバ上で、以下の作業を行います。List Worksサーバにデータベースが存在する場合は、この作業は行わないでください。
データベース接続用設定ファイルの編集
環境変数(SQLRTENV)の設定
(1) データベース接続用設定ファイルの編集
ファイル名:lwfssqlenvc 格納場所 :「/opt/FJSVlw-sv/dbsetup/symfo」ディレクトリ配下
編集内容は以下になります。
以下の行頭の「セミコロン(;)」を削除
太字下線の部分を動作環境に合わせて変更
;SERVER_SPEC=(RDB2_TCP,LWDB,LWDB,localhost,26551)
localhost :ホスト名管理ファイルに設定したデータベースサーバのホスト名を指定します。 26551 :“2.3.6 ポート番号の定義”で指定したポート番号を指定します。
(2) 環境変数(SQLRTENV)の設定
環境変数「SQLRTENV」にデータベース接続用設定ファイルのパス名を指定します。
SQLRTENV=/opt/FJSVlw-sv/dbsetup/symfo/lwfssqlenvc ; export SQLRTENV
(3) データベースへの接続確認
以下の構文(rdbexecsql -s SQLサーバ名 -u ユーザ名)を実行します。
# rdbexecsql -s LWDB -u LW
SQLサーバ名は「LWDB」固定です。“2.3.8 データベースの作成”の“(2) データベース構築スクリプトの編集”におけるcreateLWDB.datの編集で、ユーザ名を「LW」から変更した場合は、ユーザ名に変更した値を指定します。
以下の構文を実行します。
SQL> SELECT * FROM LW.LW_USER
以下の結果が表示されれば、データベースは正常に構築されています。
SQL> SELECT * FROM LW.LW_USER Number of records:0 SQLSTATE:00000 SQLMSG:JYP2001I 正常に終了しました. SQL>
エラーが発生した場合は、Symfowareのエラーメッセージが表示されます。
エラーメッセージの詳細は、“Symfowareのマニュアル”を参照してください。 |
rdbexecsqlコマンドを終了します。
SQL> quit
以下のメッセージが表示されることを確認します。
rdb:INFO:qdg02200i:rdbexecsqlが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=LWDB)