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Interstage List Works V11.0.0 環境構築手引書
FUJITSU Software

2.3.10 データベースの接続設定 <List Worksサーバとデータベースが異なる場合>

データベースがList Worksサーバとは異なるサーバ(データベースサーバ)に存在する場合に、List Worksサーバからデータベースサーバへの接続のために、List Worksサーバ上で、以下の作業を行います。List Worksサーバにデータベースが存在する場合は、この作業は行わないでください。

  1. データベース接続用設定ファイルの編集

  2. 環境変数(SQLRTENV)の設定

(1) データベース接続用設定ファイルの編集

以下のデータベース接続用設定ファイルを編集します。

  ファイル名:lwfssqlenvc
  格納場所  :「/opt/FJSVlw-sv/dbsetup/symfo」ディレクトリ配下

編集内容は以下になります。

(2) 環境変数(SQLRTENV)の設定

環境変数「SQLRTENV」にデータベース接続用設定ファイルのパス名を指定します。

SQLRTENV=/opt/FJSVlw-sv/dbsetup/symfo/lwfssqlenvc ; export SQLRTENV

(3) データベースへの接続確認

以下の手順で、データベースへの接続確認を行います。

1.rdbexecsqlの実行

以下の構文(rdbexecsql -s SQLサーバ名 -u ユーザ名)を実行します。

# rdbexecsql -s LWDB -u LW

SQLサーバ名は「LWDB」固定です。“2.3.8 データベースの作成”の“(2) データベース構築スクリプトの編集”におけるcreateLWDB.datの編集で、ユーザ名を「LW」から変更した場合は、ユーザ名に変更した値を指定します。

2.SQL文の実行

以下の構文を実行します。

SQL> SELECT * FROM LW.LW_USER

以下の結果が表示されれば、データベースは正常に構築されています。

SQL> SELECT * FROM LW.LW_USER
Number of records:0
SQLSTATE:00000
SQLMSG:JYP2001I 正常に終了しました.
SQL>

エラーが発生した場合は、Symfowareのエラーメッセージが表示されます。

エラーメッセージの詳細は、“Symfowareのマニュアル”を参照してください。
3.rdbexecsqlの終了

rdbexecsqlコマンドを終了します。

SQL> quit

以下のメッセージが表示されることを確認します。

rdb:INFO:qdg02200i:rdbexecsqlが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=LWDB)