List Worksの帳票は、Symfowareデータベースを使用して管理します。ここでは、Symfowareデータベースを使用する場合の環境設定について説明します。
ポイント
インストールディレクトリは、以下の格納場所になります。
List Worksのインストールディレクトリ :/opt Symfowareのインストールディレクトリ :/opt
また、RDBシステム名について、以下の初期値を用いて説明しています。環境に応じて変更している場合は、値を置き換えてお読みください。
RDBシステム名 :LWDB
データベースの環境設定の手順を以下に示します。データベースの環境設定はスーパーユーザで行います。
ここでは、手順の概略を説明しています。Symfowareデータベースの環境設定の詳細は、“Symfowareのマニュアル”を参照してください。 |
List Worksサーバにデータベースが存在する場合の設定手順
List Worksサーバにデータベースが存在する場合は、上記手順の1.~9.までの作業を行います。10.の作業を行う必要はありません。
データベースがList Worksサーバとは異なるサーバに存在する場合の設定手順
データベースがList Worksサーバとは異なるサーバ(データベースサーバ)に存在する場合は、上記手順において作業を実施するサーバが以下のようになります。点付き数字の順番に従って、環境設定を行ってください。
作業項目 | 作業するサーバ | |
---|---|---|
データベースサーバ | List Worksサーバ | |
(1) ディスクスペースの見積もり | 1. | - |
(2) カーネルパラメタの編集 | 2. | - |
(3) 環境変数の設定 | 3. | - |
(4) ローデバイスの作成 | 4. | - |
(5) RDB構成パラメタファイルの編集 | 5. | - |
(6) ポート番号の定義 | 6. | - |
(7) システム用の動作環境ファイルの複写 | 7. | - |
(8) データベースの作成 | 8. | - |
(9) データベースの起動/停止の設定 | 9. | - |
(10) データベースの接続設定 | - | 10. |
データベースをList Worksサーバとは異なるサーバ(データベースサーバ)に用意する場合は、クラスタシステムを使用してデータベースをクラスタ運用することを推奨します。
Symfowareデータベースのクラスタ運用を行う場合の環境設定については、“2.4 Symfowareデータベースの環境設定(クラスタ運用)”を参照してください。 |