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Interstage List Works V11.0.0 環境構築手引書
FUJITSU Software

2.3 Symfowareデータベースの環境設定

List Worksの帳票は、Symfowareデータベースを使用して管理します。ここでは、Symfowareデータベースを使用する場合の環境設定について説明します。

ポイント

インストールディレクトリは、以下の格納場所になります。

  List Worksのインストールディレクトリ :/opt
  Symfowareのインストールディレクトリ  :/opt

また、RDBシステム名について、以下の初期値を用いて説明しています。環境に応じて変更している場合は、値を置き換えてお読みください。

  RDBシステム名  :LWDB

データベースの環境設定の手順を以下に示します。データベースの環境設定はスーパーユーザで行います。

ここでは、手順の概略を説明しています。Symfowareデータベースの環境設定の詳細は、“Symfowareのマニュアル”を参照してください。

List Worksサーバにデータベースが存在する場合の設定手順

List Worksサーバにデータベースが存在する場合は、上記手順の1.~9.までの作業を行います。10.の作業を行う必要はありません。

データベースがList Worksサーバとは異なるサーバに存在する場合の設定手順

データベースがList Worksサーバとは異なるサーバ(データベースサーバ)に存在する場合は、上記手順において作業を実施するサーバが以下のようになります。点付き数字の順番に従って、環境設定を行ってください。

作業項目

作業するサーバ

データベースサーバ

List Worksサーバ

(1) ディスクスペースの見積もり

1.

(2) カーネルパラメタの編集

2.

(3) 環境変数の設定

3.

(4) ローデバイスの作成

4.

(5) RDB構成パラメタファイルの編集

5.

(6) ポート番号の定義

6.

(7) システム用の動作環境ファイルの複写

7.

(8) データベースの作成

8.

(9) データベースの起動/停止の設定

9.

(10) データベースの接続設定

10.


データベースをList Worksサーバとは異なるサーバ(データベースサーバ)に用意する場合は、クラスタシステムを使用してデータベースをクラスタ運用することを推奨します。

Symfowareデータベースのクラスタ運用を行う場合の環境設定については、“2.4 Symfowareデータベースの環境設定(クラスタ運用)”を参照してください。