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Interstage List Works V11.0.0 環境構築手引書
FUJITSU Software

2.2.2 List Worksのインストール

List Works(リスト管理サーバ、Web連携)をLinuxにインストールします。リスト管理サーバをインストールすると、List WorksサービスがLinuxに設定されます。

リスト管理サーバの保管フォルダ、受信フォルダを作成するために、List WorksクライアントをWindowsにインストールします。

リスト管理サーバ、Web連携、およびList Worksクライアントのインストールの詳細については、“インストールガイド”を参照してください。

(1) クラスタシステムで運用する場合のList Worksのインストール

List Worksのインストールは、両方のサーバに実施します。

また、クラスタシステムとして、PRIMECLUSTERがインストールされている必要があります。データベースの環境構築を行う前に、クラスタ制御のインストールからクラスタ初期構成、およびネットワークの設定までの作業を行います。

クラスタ環境のインストールなど、PRIMECLUSTERに関する設定については、“PRIMECLUSTERのマニュアル”を参照してください。

注意

クラスタシステムを使用し、Web連携で運用する場合は、クラスタシステムとは別のサーバにWeb連携をインストールする必要があります。

(2) List Worksサーバとは別にデータベースサーバを用意する場合

List Worksサーバとは別にデータベースサーバを用意する場合は、製品版のSymfowareまたはOracleが必要になります。

また、List Worksサーバにも、データベースのクライアント機能をインストールする必要があります。

Symfoware データベースの場合はSymfoware クライアント、 Oracle データベースの場合は64 ビットのOracle クライアントのランタイムをインストールしてください。

注意

List Worksサーバとは別にデータベースサーバを用意する場合、データベースサーバを再起動する時は、事前にList Worksサービスを停止する必要があります。

(3) 製品版Symfowareをインストールする場合

製品版Symfowareをインストールする場合、インストール時にデータベースの文字コードを指定します。データベースの文字コードは、必ずUTF-8を選択してください。UTF-8以外の文字コードはサポートしません。