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Interstage List Works for 大規模 V11.0.0 APIリファレンス

1.1 サーバ機能APIの概要

サーバ機能APIを使用して、以下の処理を行うことができます。

なお、メール送信では、ファイルを添付することができます。


サーバ機能API一覧表

以下に、サーバ機能APIを示します。

API

機能

開始、終了

LW_StartServerApi (注1)

サーバ機能API開始

LW_EndServerApi (注1)

サーバ機能API終了

エラー情報取得

LW_GetServerApiErrCode

サーバ機能APIエラーコード取得

LW_GetServerApiErrMsg

サーバ機能APIエラーメッセージ取得

保管フォルダ

LW_StartKeepFolder

保管フォルダ一覧開始

LW_EndKeepFolder

保管フォルダ一覧終了

LW_GetKeepFolderCount

保管フォルダ数取得

LW_GetKeepFolderItem

保管フォルダ一覧取得

LW_StartKeepList

保管フォルダ内の帳票一覧開始

LW_EndKeepList

保管フォルダ内の帳票一覧終了

LW_GetKeepListCount

保管フォルダ内の帳票数取得

LW_GetKeepListItem

保管フォルダ内の帳票一覧取得

LW_DeleteKeepFile (注1) (注2)

保管フォルダ内の帳票の削除

LW_ChangeKeepFile (注1) (注2)

保管フォルダ内の帳票情報の変更

LW_CreatePDFFileEx (注1) (注2) (注3)

帳票のPDF変換(セキュリティ情報指定) (注4)

LW_CopyKeepFile (注1) (注2)

保管フォルダ内の帳票の複写

LW_MoveKeepFile (注1) (注2)

保管フォルダ内の帳票の移動

注1) リスト管理サーバと通信を行うサーバ機能APIです。これらのサーバ機能APIを実行する間隔より入力監視時間を長く設定する必要があります。

注2) 実行結果が操作ログ/実行履歴に出力されます。

参照

操作ログ/実行履歴の詳細については、“メッセージ集”を参照してください。

注3) LW_CreatePDFFile、LW_CreatePDFFileExを使用する場合には、以下が必要となります。

注4) 帳票をPDF形式に変換する場合には、セキュリティ情報を設定することができるLW_CreatePDFFileExをお勧めします。


サーバ機能APIは、以下のファイルに格納されています。

サーバ機能APIの関数定義、サーバ機能APIで使用する構造体の形式を格納したヘッダファイルは、以下に格納されています。

サンプルプログラム

サーバ機能APIを用いたサンプルプログラムは、以下に格納されています。

参照

サーバ機能APIを用いたサンプルプログラムについては、“付録B サーバ機能APIのサンプルプログラム”を参照してください。


注意

  • Solaris版/Linux版の場合、サーバ機能APIを実行する前に、List Worksを操作するために必要な環境変数を設定してください。環境変数については、“セットアップガイド”を参照してください。

  • サーバ機能APIはマルチスレッドに対応していません。

  • サーバ機能APIを使用したアプリケーションは、Windowsサーバ(x64)では32ビットアプリケーションとして動作させる必要があります。64ビットアプリケーションとしての動作は保証していません。

  • Windows版の場合、サーバ機能APIを使用したアプリケーションは、管理者で実行する必要があります。管理者以外で実行した場合、LW_StartServerApi(サーバ機能API開始)でエラーとなります。

  • Solaris版/Linux版の場合、サーバ機能APIを使用したアプリケーションは、スーパーユーザで実行する必要があります。スーパーユーザ以外で実行した場合、LW_StartServerApi(サーバ機能API開始)でエラーとなります。

  • Solaris版の場合、サーバ機能APIを使用するプログラムのコンパイル時に、-licvオプションを指定する必要があります。

  • Solaris版の場合、サーバ機能APIを使用したアプリケーションはEUC、またはShift-JIS環境下で実行する必要があります。
    アプリケーションの実行環境シェルに環境変数LC_ALLが設定されている場合は、環境変数LANGと同じロケール名に変更してください。

  • Linux版の場合、サーバ機能APIを使用したアプリケーションはEUC、UTF-8、またはShift-JIS環境下で実行する必要があります。
    アプリケーションの実行環境シェルに環境変数LC_ALLが設定されている場合は、環境変数LANGと同じロケール名に変更してください。