印刷属性ファイルの記述形式は、以下のとおりです。
[セクション名] キーワード=値 ;コメント ・・・
印刷属性の分類を示します。“JOB”を指定します。
印刷属性の機能を示します。
キーワードに対する値を示します。
セミコロン(;)の後にコメントを示します。
ポイント
「キーワード」は、大文字/小文字のどちらでも指定できます。
@で始まる変数(@YESなど)で「値」を指定する場合、大文字だけで指定します。
●JOBセクションのキーワードと値
[JOB]セクションには、以下に示す印刷属性を指定することができます。
Print Managerがインストールされている場合、Print Managerの印刷操作画面に表示されるドキュメントグループの印刷名を指定します。Print Managerがインストールされていない場合は、このキーワードを指定しても無効になります。
titleキーワードは、255バイト以内の文字列で指定します。文字数を超えた部分は切り捨てられます。
Print Managerの印刷操作画面に表示されるドキュメントグループの印刷名は、以下の優先順序で有効になります。
環境変数LM_TITLEで指定した帳票のタイトル
このキーワードで指定した帳票のタイトル
環境変数LM_FORMNAMEで指定した帳票名
ポイント
このキーワードで指定した値は、以下で表示される帳票のタイトルにはなりません。
List Managerの帳票一覧画面
List Managerの詳細表示画面
List Managerの帳票ブラウザの各画面
帳票の削除/一覧表示/複写/移動コマンド(lmoprformコマンド)の一覧表示結果
帳票管理Javaインタフェースでの取得結果
title=タイトル
title=form1
Print Managerがインストールされている場合、Print Managerの印刷操作画面に表示されるドキュメントグループのコメント、およびドキュメントグループ内のドキュメントのコメントを指定します。Print Managerがインストールされていない場合は、このキーワードを指定しても無効になります。
コメントは、100バイト以内の文字列で指定します。文字数を超えた部分は切り捨てられます。
Print Managerの印刷操作画面に表示されるドキュメントグループのコメント、およびドキュメントグループ内のドキュメントのコメントは、以下の優先順序で有効になります。
環境変数LM_COMMENTで指定した帳票のコメント
環境変数LM_PRT_ATTRIBUTE_FILEで指定した印刷属性ファイルの、このキーワードで指定した帳票のコメント
帳票属性の編集コマンド(lmedtformatrコマンド)の-commentオプションで指定した帳票のコメント
帳票属性の編集コマンド(lmedtformatrコマンド)の-prtatrfileオプションで指定した印刷属性ファイルの、このキーワードで指定した帳票のコメント
なお、1.~4.の指定を省略した場合は、コメントは設定されません。
ポイント
このキーワードで指定した値は、以下で表示される帳票のコメントにはなりません。
List Managerの帳票一覧画面
List Managerの詳細表示画面
List Managerの帳票ブラウザの出力指示画面
帳票の削除/一覧表示/複写/移動コマンド(lmoprformコマンド)の一覧表示結果
帳票管理Javaインタフェースでの取得結果
comment=コメント
comment=この帳票は社外秘です。
区切りページを印刷するかどうかを指定します。
「@YES」を指定した場合、出力する帳票の前に区切りページを印刷します。
省略すると、以下のように動作します。
Print Managerがインストールされている場合、Print Managerの環境設定(プリンタ)での指定が有効になります。
Print Managerがインストールされていない場合、「@NO」が有効になります。
値 | 意味 |
---|---|
@YES | 区切りページを印刷します。 |
@NO | 区切りページを印刷しません。 |
ポイント
Print Managerがインストールされていて、このキーワードとPrint Managerの環境設定(プリンタ)の両方で指定した場合、このキーワードでの指定が優先されます。
banner=値
banner=@YES
bannerキーワードに「@YES」を指定した場合に、区切りページの印刷方法を指定します。
省略すると、以下のように動作します。
Print Managerがインストールされている場合、Print Managerの環境設定(プリンタ)での指定が有効になります。
Print Managerがインストールされていない場合、「@BANNERMODE_NORMAL」が有効になります。
値 | 意味 |
---|---|
@BANNERMODE_NORMAL | 定型フォーマットで出力します。 |
@BANNERMODE_BLANKPAPER | 白紙で出力します。 |
ポイント
Print Managerがインストールされていて、このキーワードとPrint Managerの環境設定(プリンタ)の両方で指定した場合、このキーワードでの指定が優先されます。
bannermode=値
bannermode=@BANNERMODE_BLANKPAPER
bannerキーワードに「@YES」を指定した場合で、出力する帳票の給紙口とは違う給紙口から区切りページを給紙したいときに指定します。
給紙口名は、255バイト以内の文字列で指定します。文字数を超えた部分は切り捨てられます。給紙口名は、プリンタドライバのプロパティで確認できます。
省略すると、以下のように動作します。
Print Managerがインストールされている場合、Print Managerの環境設定(プリンタ)での指定が有効になります。
Print Managerがインストールされていない場合、出力する帳票と同じ給紙口から区切りページが給紙されます。
注意
給紙口名はプリンタドライバによって異なります。プリンタドライバのプロパティで確認し、文字および空白の全角・半角の違い、空白の有無などに注意して正確に指定してください。
ポイント
Print Managerがインストールされていて、このキーワードとPrint Managerの環境設定(プリンタ)の両方で指定した場合、このキーワードでの指定が優先されます。
bannersuply=給紙口名
bannersuply=トレイ5
部数を1~999の範囲で指定します。
範囲外の値(1~999以外)を指定した場合、1が指定されたものとして動作します。
省略すると、部数1で印刷されます。
注意
COBOLアプリケーションのI制御レコードの複写枚数とこのキーワードの両方が指定された場合、「COBOLアプリケーションのI制御レコードで指定された複写枚数」が「copynumキーワードで指定された部数」の回数分だけ出力されます。COBOLアプリケーションのI制御レコードでは、ページ単位に複写枚数が指定できます。
例えば、帳票が2ページある場合、COBOLアプリケーションのI制御レコードで「1ページ目の複写枚数が3、2ページ目の複写枚数が1」、「copynum=3」が指定された場合、以下のように出力されます。
(1)(1)(1)(2)(1)(1)(1)(2)(1)(1)(1)(2) (1):帳票の1ページ目 (2):帳票の2ページ目
プリンタ情報ファイルのCOPYGキーワードとこのキーワードの両方が指定された場合、「COPYGキーワードで指定された複写枚数」が「copynumキーワードで指定された部数」の回数分だけ出力されます。
例えば、「COPYG=2」、「copynum=3」が指定され、帳票が2ページある場合は、以下のように出力されます。
(1)(1)(2)(2)(1)(1)(2)(2)(1)(1)(2)(2) (1):帳票の1ページ目 (2):帳票の2ページ目
以下の値は、プリンタ情報ファイルのCOPYGキーワードで指定した値になります。このキーワードで指定した値は有効になりません。
List Managerの詳細表示画面に表示される値
帳票の削除/一覧表示/複写/移動コマンド(lmoprformコマンド)の一覧表示結果の値
帳票管理Javaインタフェースでの取得結果の値
Print Managerの印刷操作画面に表示される値は、このキーワードで指定した値になります。プリンタ情報ファイルのCOPYGキーワードで指定した値は有効になりません。
copynum=部数
copynum=5
出力開始時の動作モードを指定します。
省略すると、「@SPOOL」が有効になります。
値 | 意味 |
---|---|
@JOB | 一括印刷。 保留状態でスプールし、スプールが完了してから一括で保留解除します。 一括で保留解除するまで、帳票出力サーバ上で保留状態とします。 |
@SPOOL | 逐次印刷指定。 スプール直後に印刷を開始します。 |
@HOLD | 保留印刷指定。 保留状態で、帳票出力サーバ上でスプールします。 |
@HOLD_SV | |
@SEQ_GROUP | 指定しても無効になります。 |
@SEQ_PRIORITY |
ポイント
このキーワードで「@HOLD」または「@HOLD_SV」を指定した場合、以下の方法で保留解除できます。
List Managerの帳票一覧画面から出力する
List Managerの帳票ブラウザの出力指示画面から出力する
帳票の出力/出力中止コマンド(lmoprprintコマンド)を使用して出力する
Print Managerがインストールされている場合、Print Managerの印刷操作画面で「保留解除」を指定する
帳票管理Javaインタフェースを使用して出力する
Print Managerがインストールされていて、このキーワードとPrint Managerの環境設定(プリンタ)の両方で指定した場合、このキーワードでの指定が優先されます。
printmode=値
printmode=@JOB
通知メッセージの通知先コンピュータ名を指定します。
「到着通知パネル」を起動したコンピュータ名(ホスト名)、またはIPアドレスを255バイト以内で指定します。文字数を超えるとCOBOLアプリケーション実行時にエラーになります。
このキーワードを指定すると、以下の条件にあてはまる場合に、指定したメッセージ通知先に通知メッセージが通知されます。
帳票の出力中に出力装置にエラーが発生した場合
出力経過の通知メッセージを通知する場合
省略すると、以下の優先順序で有効になります。
環境変数LM_SENDMSGHOSTで指定したメッセージ通知先
環境変数LM_PRT_ATTRIBUTE_FILEで指定した印刷属性ファイルのこのキーワードで指定したメッセージ通知先
帳票属性の編集コマンド(lmedtformatrコマンド)で指定した印刷属性ファイルのこのキーワードで指定したメッセージ通知先
なお、1.~3.の指定を省略した場合は、通知メッセージは通知されません。
注意
コンピュータ名(ホスト名)とTCP/IPのホスト名は同一となるようネットワークの設定を行ってください。コンピュータ名(ホスト名)とTCP/IPのホスト名が異なる場合は、IPアドレスで指定してください。
通知メッセージは、「メッセージ通知先(通知メッセージ)」に指定したコンピュータの到着通知パネルに通知されます。したがって、通知メッセージの確認および対処を行う場合、通知先コンピュータであらかじめ「到着通知パネル」を起動しておく必要があります。
Print Managerがインストールされていて、このキーワードとPrint Managerの環境設定(プリンタ)の両方で指定した場合、このキーワードでの指定が優先されます。
ポイント
以下のいずれかで、帳票の出力状態が「登録」、「失敗」「中止」、「出力済」の帳票を出力する場合、このキーワードで指定したメッセージ通知先(通知メッセージ)を変更することができます。
帳票の出力/出力中止コマンド(lmoprprintコマンド)
帳票の削除/一覧表示/複写/移動コマンド(lmoprformコマンド)
帳票管理Javaインタフェース
メッセージ通知先(通知メッセージ)に指定できる文字については、以下を参照してください。
⇒“12.1 COBOLアプリケーション連携時に指定できる文字”
通知されるメッセージの詳細については、以下を参照してください。
⇒“B.2 メッセージ通知について”
sendmsghost=メッセージ通知先
sendmsghost=lmhost1
出力時の優先順位を指定します。
範囲外の値(1~99以外)を指定した場合、1が指定されたものとして動作します。
省略すると、優先順位1で印刷されます。
値 | 意味 |
---|---|
1~99 | 1から最大99まで指定できます。 優先順位は、99がもっとも高く、1がもっとも低くなります。 |
priority=値
priority=2
印刷後に、帳票を帳票出力サーバに保存するかどうかを指定します。
省略すると、以下のように動作します。
Print Managerがインストールされている場合、Print Managerの環境設定(プリンタ)での指定が有効になります。
Print Managerがインストールされていない場合、「@NO」が有効になります。
値 | 意味 |
---|---|
@YES | 印刷後保存します。 |
@NO | 印刷後保存しません。 |
ポイント
帳票出力サーバに保存した帳票をList Works Print Agentで操作したい場合は、Print Managerをインストールして、Print Managerの印刷操作画面から操作してください。
Print Managerがインストールされていて、このキーワードとPrint Managerの環境設定(プリンタ)の両方で指定した場合、このキーワードでの指定が優先されます。
savemode=値
savemode=@YES
保留状態の帳票を、指定した時間が経過したら削除するかどうかを指定します。
省略すると、以下のように動作します。
Print Managerがインストールされている場合、Print Managerの環境設定(プリンタ)での指定が有効になります。
Print Managerがインストールされていない場合、「@NO」が有効になります。
値 | 意味 |
---|---|
@YES | 削除します。 |
@NO | 削除しません。 |
ポイント
Print Managerがインストールされていて、このキーワードとPrint Managerの環境設定(プリンタ)の両方で指定した場合、このキーワードでの指定が優先されます。
hdelflag=値
hdelflag=@YES
savemodeキーワードに「@YES」を指定した場合、「印刷済」状態の帳票に対し、印刷受付日時から削除するまでの期間を指定します。
hdelflagキーワードに「@YES」を指定した場合、「保留」状態の帳票に対し、印刷受付日時から削除するまでの期間を指定します。
savetimeキーワードとsavedayキーワードを同時に指定した場合は、両方が有効になります。
省略すると、以下のように動作します。
Print Managerがインストールされている場合、Print Managerの環境設定(プリンタ)での指定が有効になります。
Print Managerがインストールされていない場合、savetimeキーワードは「0」、savedayキーワードは「1」が有効になります。
なお、削除までの期間は、最大1時間の誤差が生じることがあります。
savetimeキーワードだけを指定する場合
値 | 意味 |
---|---|
0 | 無期限 |
1~23 | 削除するまでの期間(時間)を指定します。 |
savedayキーワードだけを指定する場合
値 | 意味 |
---|---|
0 | 無期限 |
1~999 | 削除するまでの期間(日)を指定します。 |
savedayキーワードとsavetimeキーワードの両方を指定する場合
両方の値を足した時間が有効になります。
両方とも0を指定した場合、「無期限」になります。
いずれか一方に範囲外の値を指定した場合、正しく指定されている方の値が有効になります。
両方に範囲外の値を指定した場合、savetimeキーワードは「0」、savedayはキーワード「1」が有効になります。
ポイント
Print Managerがインストールされていて、このキーワードとPrint Managerの環境設定(プリンタ)の両方で指定した場合、このキーワードでの指定が優先されます。
savetime=値 saveday=値
savetime=15 saveday=3
printmodeキーワードに「@HOLD」または「@HOLD_SV」を指定した場合、保留状態の帳票を、指定した日時に保留解除するときに指定します。
省略すると、「@NO」が有効になります。
値 | 意味 |
---|---|
@YES | 指定した日時に保留解除を行います。 |
@NO | 保留解除しません。 |
ポイント
以下の場合、保留解除されません。
帳票出力サーバに帳票を転送してから、Print Managerの印刷操作画面から保留操作した場合
このキーワードに「@YES」を指定し、hresumetimeキーワードの指定を省略した場合
hresumeflag=値
hresumeflag=@YES
hresumeflagキーワードに「@YES」を指定した場合、保留解除する日時を指定します。
保留解除までに最大20分の誤差が生じることがあります。
保留解除する日時は、「HHmmDDMMYYYY」の形式で指定します。範囲外の値を指定した場合、またはすでに過ぎた日時を指定した場合、保留解除は行われません。
省略すると、保留解除は行われません。
値 | 意味 |
---|---|
HHmmDDMMYYYY | HH(時)、mm(分)、DD(日)、MM(月)、YYYY(年)を指定します。 年(YYYY)、月(MM)、および日(DD)は、以下のように省略できます。
すべて省略した場合、現在の日、月、年が有効になります。 HH 00~23時の範囲内で指定します。 mm 00~59分の範囲内で指定します。 DD 01~31日の範囲内で指定します。 MM 01~12月の範囲内で指定します。 YYYY 年を指定します。 |
hresumetime=値
hresumetime=150021012005
用紙交換メッセージ通知を行うかどうかを指定します。
用紙交換メッセージ通知を行うかどうかの指定は、以下の優先順序で有効になります。
環境変数LM_PRT_ATTRIBUTE_FILEで指定した印刷属性ファイルのこのキーワードで指定した用紙交換メッセージ通知指定
帳票属性の編集コマンド(lmedtformatrコマンド)で指定した用紙交換メッセージ表示指定
値 | 意味 |
---|---|
@YES | 用紙交換メッセージ通知を行います。 |
@NO | 用紙交換メッセージ通知を行いません。 |
ポイント
用紙交換メッセージは、以下の方法で確認(応答)します。
List Managerの応答画面
帳票の出力/出力中止コマンド(lmoprprintコマンド)
到着通知パネル
帳票管理Javaインタフェース
List Works Print AgentまたはList Works Workstationで、用紙交換メッセージを到着通知パネルに表示する場合は、帳票出力サーバの環境設定ファイルでMsgNoticeキーに「1」を設定する必要があります(MsgNoticeキーに「0」を設定すると、このキーワードを指定しても無効になります)。なお、List Works Workstationの場合は、Print Managerがインストールされている必要があります。
Print Managerがインストールされていて、このキーワードとPrint Managerの環境設定(プリンタ)の両方で指定した場合、このキーワードでの指定が優先されます。
pcode=値
pcode=@YES
pcodeキーワードに「@YES」を指定した場合、指定した用紙名で用紙交換メッセージを通知するときに指定します。
用紙名は、40バイト以内の文字列で指定します。文字数を超えた部分は切り捨てられます。
省略すると、帳票属性の編集コマンド(lmedtformatrコマンド)で指定した用紙コードが有効になります。
ポイント
用紙交換メッセージは、以下の方法で確認(応答)します。
List Managerの応答画面
帳票の出力/出力中止コマンド(lmoprprintコマンド)
到着通知パネル
帳票管理Javaインタフェース
指定した用紙名は、「到着通知パネル」に表示されます。List Managerの応答画面には表示されません。
List Works Print AgentまたはList Works Workstationで、このキーワードで指定した用紙名到着通知パネルに表示する場合は、帳票出力サーバの環境設定ファイルでMsgNoticeキーに「1」を設定する必要があります(MsgNoticeキーに「0」を設定すると、このキーワードを指定しても無効になります)。なお、
List Works Workstationの場合は、Print Managerがインストールされている必要があります。
pcodestr=用紙名
pcodestr=paper_message
pcodeキーワードに「@YES」を指定した場合、常に用紙交換メッセージを通知するかどうかを指定します。
常に用紙交換メッセージを通知するかどうかの指定は、以下の優先順序で有効になります。
環境変数LM_PRT_ATTRIBUTE_FILEで指定した印刷属性ファイルのこのキーワードで指定した用紙交換メッセージ通知指定
帳票属性の編集コマンド(lmedtformatrコマンド)で指定した用紙交換メッセージ表示指定
1.、2.での指定を省略した場合は、「@NO」が設定される
値 | 意味 |
---|---|
@YES | 常に用紙交換メッセージを通知します。 |
@NO | 用紙名が前回の印刷時から変更されている場合、用紙交換メッセージを通知します。 |
ポイント
用紙交換メッセージは、以下の方法で確認(応答)します。
List Managerの応答画面
帳票の出力/出力中止コマンド(lmoprprintコマンド)
到着通知パネル
帳票管理Javaインタフェース
List Works Print AgentまたはList Works Workstationで、用紙交換メッセージを到着通知パネルに表示する場合は、帳票出力サーバの環境設定ファイルでMsgNoticeキーに「1」を設定する必要があります(MsgNoticeキーに「0」を設定すると、このキーワードを指定しても無効になります)。なお、List Works Workstationの場合は、Print Managerがインストールされている必要があります。
pcodealways=値
pcodealways=@YES
印刷開始時に、メッセージを通知する場合に指定します。
メッセージは、100バイト以内の文字列で指定します。文字数を超えた部分は切り捨てられます。
省略した場合、通知されません。
また、メッセージ文字列中に以下の置換パラメタを指定することにより、パラメタを実際の値に置換して表示します。
置換パラメタ | 文字列中に指定するパラメタ | 機能 |
---|---|---|
印刷総ページ数 | %TOTALPAGE% | 帳票ごとに総ページ数を置換して表示します。表示される総ページ数は、その帳票を出力するために必要な用紙の枚数です(copynum(印刷部数)キーワードが指定された場合は、copynumキーワードを掛け合わせたページ数に置換されます)。 |
注意
置換パラメタ以外で「パーセント(%)」を指定すると、正しく表示されないことがあります。
ポイント
出力開始メッセージは、以下の方法で確認(応答)します。
List Managerの応答画面
帳票の出力/出力中止コマンド(lmoprprintコマンド)
到着通知パネル
帳票管理Javaインタフェース
出力開始メッセージを到着通知パネルに表示する場合は、帳票出力サーバの環境設定ファイルでMsgNoticeキーに「1」を設定する必要があります(MsgNoticeキーに「0」を設定すると、このキーワードを指定しても無効になります)。
「用紙交換メッセージを通知する」が指定されている場合、用紙交換メッセージと本メッセージが2重で通知されることがあります。
startmsg=メッセージ
startmsg=“印刷を開始します。用紙を%TOTALPAGE%枚セットしてください。”
sendmsghostキーワード、または環境変数LM_SENDMSGHOSTが指定されている場合に、指定されたホストに出力完了メッセージを通知するかどうかを指定します。
「@YES」を指定した場合、帳票ごとに印刷が完了したことを示すメッセージを、sendmsghostキーワード、または環境変数LM_SENDMSGHOSTで指定されたホストに通知します(通知メッセージだけ通知されます)。
省略すると、以下のように動作します。
Print Managerがインストールされている場合、Print Managerの環境設定(プリンタ)での指定が有効になります。
Print Managerがインストールされていない場合、「@NO」が有効になります。
値 | 意味 |
---|---|
@YES | 通知します。 |
@NO | 通知しません。 |
注意
以下のプリンタ装置以外のプリンタ装置では、印刷中に削除された場合などでも出力完了メッセージが通知されることがあります。
VSP/VS/PS5000シリーズ
PrintiaLASERシリーズ(Printianavi搭載機)
パートナー連携対応プリンタ
ポイント
出力完了メッセージは、「到着通知パネル」に表示されます。
Print Managerがインストールされていて、このキーワードとPrint Managerの環境設定(プリンタ)の両方で指定した場合、このキーワードでの指定が優先されます。
printoutmsgflag=値
printoutmsgflag=@YES
このキーワードは、指定しても無効になります。
以下の指定を記述した印刷属性ファイルの例を示します。
帳票のコメントに「この帳票は社外秘です。」を指定
スプール終了後に一括して印刷する指定
印刷後、帳票を保存し、1週間後に削除する指定
部数に10部を指定
出力時の優先順位に「99」(もっとも高い値)を指定
[JOB] comment=この帳票は社外秘です。 ;帳票のコメント printmode=@JOB ;スプール終了後に一括して印刷 savemode=@YES ;印刷後保存する saveday=7 ;1週間後に削除する copynum=1 ;部数は10部 priority=99 ;最初に出力されるように、優先順位に99を指定します。