ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能アプリケーション作成ガイド 帳票出力編

10.1.2 共通情報

帳票の配信・出力時に、出力形態を問わずに共通で指定できる機能、および指定の優先順序について示します。

これらの共通の情報は、「プリンタ情報ファイル」で指定します。

COBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を配信・出力する場合は、必ずプリンタ情報ファイルの指定が必要です。

注意

プリンタ情報ファイル、およびプリンタ情報ファイルに指定するキーワードの注意事項については、以下を参照してください。

  • プリンタ情報ファイルの記述形式、および作成方法

    • MeFtに添付のオンラインマニュアル

    • NetCOBOLに添付のオンラインマニュアル

  • プリンタ情報ファイルを作成する場合の注意事項、およびプリンタ情報ファイルに指定するキーワードの注意事項

    • 11.2 プリンタ情報ファイル

    • NetCOBOLをご使用の場合は、本製品添付のドキュメント“プリンタ情報ファイルキーワード補足説明書”

なお、以下の表中の数字((1)、(2)など)は、複数の方法で指定できる機能の帳票出力時の優先順序を意味しています。

COBOLアプリケーション連携機能(共通)

情報種別

プリンタ情報ファイルのキーワード

情報の内容

帳票定義体/画面帳票定義体での指定(*1)

帳票出力時の指定種別

プリンタ
FILE

環境
変数

COBOL

環境CMD

環境
FILE

定義体情報

MEDDIR(*4)

定義体格納ディレクトリ

(1)

(2)

MEDSUF

定義体の拡張子

MEDCNT

定義体登録個数

オーバレイ
情報

OVLPDIR(*4)

オーバレイパターン格納ディレクトリ名

(1)

(2)

OVLPNAME

オーバレイパターン名

(2)

(3)

(1)

OVLPSUF

オーバレイパターンの拡張子

DDOVL

機種依存オーバレイ使用指定

OVLQUALITY(*5)

オーバレイ罫線描画モード指定

OVLCORRECT(*5)

オーバレイ出力位置とサイズの整合

組込み
メディア

MEDIADIR(*4)

組込みメディア格納ディレクトリ

(1)

(2)

MEDIAMODE

メディア解像度指定

印刷制御情報

PRTNAME

出力プリンタ名
(論理あて先名)

PRTID

印刷名(*6)

(2)

(1)
(3)

PRTDEV

プリンタ種別

PRTDRV

出力プリンタデバイス名

PRTFORM

印刷形式

(2)

(3)

(1)

COPYG

複写枚数

(2)

(1)

FORMKIND

用紙種別

(2)

(1)

MAPINFO FORMKIND

連帳時の給紙口指定

(2)

(1)

SUPLY

給紙方法

(2)

(4)

(1)

(3)

MAPINFO SUPLY

給紙口指定

(2)

(1)

FORMSIZE

用紙サイズ

(2)

(4)

(1)

(3)

MAPINFO FORMSIZE

用紙サイズ指定

(2)

(1)

JALIGN

文字出力の位置補正

PRTDIALG

印刷中断ダイアログボックスの表示の有無

PHYPAGE

連帳印刷時の改ページサイズの設定

PRTPOSX

印刷開始桁位置 1/10インチ単位

(2)

(4)

(1)

(3)

PRTPOSY

印刷開始行位置 1/10インチ単位

(2)

(4)

(1)

(3)

PRTMPOSX

印刷開始桁位置 1/100mm単位

(1)

(3)

(2)

PRTMPOSY

印刷開始行位置 1/100mm単位

(1)

(3)

(2)

LPCMPCT

LP縮小拡張印刷機能の設定

LEADING

文字高のレディング情報の指定

AREASIZE

作図領域の指定

QUALITYPRT

罫線・網がけ制御指定

CMPCTYPE

コンパクト印刷タイプ指定

STREAM

ストリーム種別指定

STREAMENV

管理情報ファイル名指定

STREAMFILE

ストリーム出力ファイル名指定

REPKANJI

置換漢字文字指定

REPANK

置換ANK文字指定

DEVRES

装置解像度指定

DISTRIBUTE

プリンタ振り分け指定

INCLUDE

プリンタ情報インクルード指定

PAPERSIZEY

任意用紙縦サイズ指定

(1)

(3)

(2)

PAPERSIZEX

任意用紙横サイズ指定

(1)

(3)

(2)

REDUCTION

拡大/縮小印刷の指定

(1)

(2)

LOGICALSIZE

論理ページサイズ指定

CONTSPOOL

スプールの連続指定

SETPRTDIALOG

印刷ダイアログ表示指定

PREVIEW

印刷プレビュー表示指定

CMPCTEVEN2E(*5)

コンパクト印刷の均等出力指定

BINDMARGIN

綴じ代幅制御指定

MEDIADPIX(*5)

メディアデータ横解像度指定

MEDIADPIY(*5)

メディアデータ縦解像度指定

XYRESOLUTION(*5)

縦/横の解像度が異なる出力時の補正指定

STAMP

画像の透過指定

STAMPTYPE

画像の透過出力描画指定

HYPHTOP(*5)

行頭禁則文字指定

HYPHEND(*5)

行末禁則文字指定

HYPEHANG(*5)

句読点のぶら下げ

HYPHJUSTIFY(*5)

追い出し後の両端揃え

多目的
プリンタ機能

PRTACS

印刷形態

UPSIZE

上端寸法

UNLOAD

排出口指定

両面印刷情報

SIDE

両面印刷の設定

(2)

(3)

(1)

BSUP

両面印刷設定の綴じ方向の設定

(2)

(3)

(1)

連携機能

JEFEXTN

JEF拡張漢字サポートの有無

EUCGAIJI

外字複写元位置

JISTYPE

JIS年式指定

ASPEBCCONV

ASP互換用コード変換ルーチン使用指定

項目制御

MIXLENG

英数字日本語混在項目のデータ長の有無

YSUP

日付の年号ゼロ抑制指定

LFCODE

出力矩形項目の英数字文字改行コード指定

LFPRINT

出力矩形項目の改行コード出力指定

CORRECTPOS(*7)

日本語文字の出力位置補正指定

PRTITEMCTL

項目制御部拡張指定

フォント情報

PRTFONT

出力フォント名

FONTFACE

フォントフェイス名

FONT000~FONT255

フォント番号指定

MAPFONT

置換フォント指定

DEVGTC

ゴシック体フォントのデバイスフォント指定

MINCHOW

日本語の明朝体フォント指定

GOTHICW

日本語のゴシック体フォント指定

MINCHO

英数字の明朝体フォント指定

GOTHIC

英数字のゴシック体フォント指定

USECHARTYPE(*5)

UNICODE全半角判定の指定

UNICODEN(*5)

UNICODE半角文字範囲指定

UNICODEW(*5)

UNICODE全角文字範囲指定

FONTCHK(*5)

UNICODE全角出力フォントチェックの指定

バーコード
情報

BARGAP

キャラクタ間ギャップ幅指定

BARNWRATIO

細太エレメント比指定

BARQZONE

クワイエットゾーンの描画方法

BARFNC1

バーコードの'FNC1'指定

BARFNC2

バーコードの'FNC2'指定

BARFNC3

バーコードの'FNC3'指定

BARFNC4

バーコードの'FNC4'指定

BAR128DATALEN

CODE128、EAN-128の有効データ長指定

BARQRDATALEN(*5)

QR Codeの有効データ長指定

BARCHKNOC128(*5)

CODE128のチェックキャラクタ印字指定

その他

UNIQDATE

任意日付指定

プリンタFILE:プリンタ情報ファイル
環境変数:COBLアプリケーションの実行環境で指定する環境変数
COBOL:COBOLアプリケーション(*2)
環境CMD:環境設定コマンド(*3)
環境FILE:List Manager環境設定ファイル


◎:指定必須
○:指定可能
-:指定不可または指定無効


*1:
帳票定義体および画面帳票定義体は、NetCOBOLまたはFORMで作成した帳票定義情報のことです。

*2:
COBOLアプリケーションのI制御レコードおよびS制御レコードで指定します。
I制御レコードおよびS制御レコードは、プリンタの出力に関する情報を指定するための制御レコードです。詳細については、MeFtに添付のオンラインマニュアル、およびNetCOBOLに添付のオンラインマニュアルを参照してください。

*3:
環境設定コマンドで指定する場合は、以下のコマンドを使用します。
    ・帳票属性の編集コマンド(lmedtformatrコマンド)
    ・プリンタ構成の編集コマンド(lmedtprinfoコマンド)
    ・論理デバイスの編集コマンド(lmedtdevコマンド)
各コマンドの詳細は、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”を参照してください。

*4:
List Creatorコネクタ連携時の指定方法、および指定の優先順位については、各キーワードの説明を参照してください。

*5:
帳票出力サーバにInterstage List Manager Agent 7.1以前を使用する場合は、指定することができません。

*6:
「印刷名」の指定の優先順序は以下のとおりです。
    1. 環境変数LM_TITLEの指定
    2. プリンタ情報ファイルの指定
    3. 環境変数LM_FORMNAMEの指定

*7:
帳票出力サーバにInterstage List Manager Agent 6.0を使用する場合は、指定することができません。