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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能運用ガイド

4.9.3 帳票のエラー解除

帳票配信型での運用中に、帳票の出力に失敗し「失敗」、「接続エラー」、「出力エラー」となった場合、帳票の出力を中止して、帳票のエラーを解除します。

帳票のエラーを解除するには、以下の操作方法があります。

ポイント

帳票の出力状態が「出力エラー」の場合、到着通知パネルで応答することで、エラーを解除することもできます。

操作画面

帳票一覧画面で、帳票のエラーを解除するには、以下の手順にしたがって操作します。

注意

帳票のエラーを解除するには、論理あて先に対する表示権限および操作権限が必要です。

=操作手順=
  1. 帳票一覧画面で、エラーとなった帳票の左側のチェックボックスをチェックし、[出力中止]ボタンをクリックします。

    ⇒出力中止画面が表示されます。

    注意

    帳票を選択しなかった場合、「帳票を選択してください」という警告メッセージが表示されます。

    ポイント

    エラーとなった複数の帳票を選択した場合、選択したすべての帳票の出力が中止されます。

  2. 出力状態が「失敗」の場合、操作手順3. に進んでください。
    出力状態が「接続エラー」、「出力エラー」場合、以下のいずれかの操作をします。

    • 帳票の出力を中止する場合
      「強制的に出力中止を行う」チェックボックスのチェックをはずして、[OK]ボタンをクリックします。

      ⇒チェックした帳票の出力が中止されます。

    • 帳票の出力を強制的に中止する場合
      「強制的に出力中止を行う」チェックボックスをチェックし、[OK]ボタンをクリックします。

      ⇒チェックした帳票の出力が強制的に中止されます。

  3. エラーの要因を取り除きます。

  4. 帳票一覧画面で、エラーの要因を取り除いた帳票の左側のチェックボックスをチェックし、[出力]ボタンをクリックします。

    ⇒出力画面が表示されます。

    注意

    帳票を選択しなかった場合、「帳票を選択してください」という警告メッセージが表示されます。

    ポイント

    • エラーの要因を取り除いた帳票は、帳票の出力状態によって、表示位置が変更されます。項目を指定して、一覧表示する帳票の並べ順を変更している場合、その項目の並び順にしたがって、表示位置が変更されます。
      並び順の詳細については、以下を参照してください。
      ⇒“4.5.3.5 一覧表示する帳票の並べ替え

    • エラーの要因を取り除いた複数の帳票を選択した場合、選択したすべての帳票が出力されます。

  5. 出力範囲、部数を指定し、[OK]ボタンをクリックします。
    部数の指定は、出力方法が「印刷」の場合のみ有効です。

    ⇒チェックした帳票が再出力されます。

帳票管理サーバの運用コマンド

帳票管理サーバの運用コマンドで帳票のエラーを解除するには、以下の手順にしたがって操作します。

=操作手順=
  1. 帳票の出力/出力中止コマンド(lmoprprintコマンド)を実行して、エラーとなった帳票の出力を中止します。
    このコマンドについては、以下を参照してください。
    ⇒“6.2.5.1 lmoprprintコマンド

  2. エラーの要因を取り除きます。

  3. 帳票の出力/出力中止コマンド(lmoprprintコマンド)を実行して、エラーの要因を取り除いた帳票を再出力します。
    このコマンドについては、以下を参照してください。
    ⇒“6.2.5.1 lmoprprintコマンド