帳票出力サーバが故障したときなどに、帳票の出力を強制的に中止します。
通常、帳票の出力を中止する場合、出力中止を行います。帳票の出力を中止できなかった場合、出力を強制的に中止することで、帳票の出力を中止することができます。
帳票の出力を強制的に中止するには、以下の操作方法があります。
操作画面
帳票管理サーバの運用コマンド
●操作画面
帳票一覧画面で、帳票の出力を強制的に中止するには、以下の手順にしたがって操作します。
注意
帳票の出力を強制的に中止するには、論理あて先に対する操作権限が必要です。
帳票の作成ユーザは、論理あて先に対する操作権限がなくても、自分で作成した帳票に対して操作できます。
帳票一覧画面で、出力を強制的に中止する帳票の左側のチェックボックスをチェックし、[出力中止]ボタンをクリックします。
注意
帳票を選択しなかった場合、「帳票を選択してください」という警告メッセージが表示されます。
Web手元印刷用の論理あて先で帳票一覧画面を表示している場合、[出力中止]ボタンは操作できません。
ポイント
複数の帳票を選択した場合、選択したすべての帳票の出力が強制的に中止されます。
⇒出力中止画面が表示されます。
「強制的に出力中止を行う」チェックボックスをチェックし、[OK]ボタンをクリックします。
⇒帳票一覧画面でチェックした帳票の出力が強制的に中止されます。
注意
帳票の出力状態によっては、帳票の出力を強制的に中止できない場合があります。帳票の出力状態と帳票の出力を強制的に中止できる/できないの関係については、以下を参照してください。
⇒“7.4.1.1 帳票の出力状態(帳票一覧画面)”
一覧表示されている帳票の出力状態と、実際の帳票の状態との間には時間差があります。
そのため、帳票の一覧表示では、帳票の出力を強制的に中止できる状態でもエラーとなる場合があります。
帳票の一覧表示を更新してから、帳票の出力を強制的に中止してください。
帳票の一覧表示を更新する方法については、以下を参照してください。
⇒“4.5.3.4 帳票の一覧表示の更新”
帳票一覧画面または帳票管理サーバの運用コマンド以外の方法で、帳票の出力を強制的に中止した場合、出力状態が正しく更新されないことがあります。
ポイント
帳票の出力を強制的に中止した場合、帳票の出力状態が「出力保留」の場合は、List Works Print Agentにスプールが残る場合があります。
●帳票管理サーバの運用コマンド
帳票管理サーバの運用コマンドで、帳票の出力を強制的に中止するには、帳票の出力/出力中止コマンド(lmoprprintコマンド)を実行します。
このコマンド実行後、帳票の出力状態は「中止」となります。
このコマンドについては、以下を参照してください。
⇒“6.2.5.1 lmoprprintコマンド”
ポイント
論理あて先単位に、帳票の出力を一括して強制的に中止することができます。