Webアプリケーションサーバをクラスタシステムとして構築するため、クラスタアプリケーションを再構築します。
クラスタアプリケーションの再構築手順は以下のとおりです。
RMSの停止
リソースの追加
GenerateとActivate
クラスタサービスのチェック/登録
クラスタアプリケーションの起動
RMSを停止します。
RMSの停止については、以下を参照してください。
⇒ “12.5.1 RMSの停止”
クラスタアプリケーションに登録する、以下のリソースを作成し、追加します。
プロシジャリソース(Procedure)
Cmdlineリソース(Cmdline)
“13.1.5 状態遷移プロシジャの登録”で作成したリソースをクラスタアプリケーションに登録します。
プロシジャリソースの設定は、以下の手順で行います。
“11.3.2 クラスタアプリケーションの作成”での起動時と同じ configurationファイル名を指定してhvwコマンドを実行し、RMS Wizardを起動します。
[Main configuration menu]の[Application-Edit]を選択します。
“11.3.2 クラスタアプリケーションの作成”で作成したクラスタアプリケーション名を選択します。
[turnkey wizard "STANDBY"]の[Procedure:BasicApplication]を選択します。
[Application detail Resource wizard]の[AdditionalProcedureResource]を選択します。
[IS_INTERSTAGE]を選択します。
設定情報が正しいことを確認し、[SAVE+RETURN]を選択します。
“13.1.6 Cmdlineリソースの事前準備”で作成したリソースをクラスタアプリケーションに登録します。
Cmdlineリソースの作成は、以下の手順で行います。
“11.3.2 クラスタアプリケーションの作成”での起動時と同じ configurationファイル名を指定してhvwコマンドを実行し、RMS Wizardを起動します。
[Main configuration menu]の[Application-Edit]を選択します。
“11.3.2 クラスタアプリケーションの作成”で作成したクラスタアプリケーション名を選択します。
[turnkey wizard "STANDBY"]の[CommandLines]を選択します。
[CommandLines]が表示されます。[AdditionalStartCommand]を選択します。
[FREECHOICE]を選択し、“13.1.6 Cmdlineリソースの事前準備”で複写した以下のStartスクリプトとパラメーターを指定します。
Cmdlineリソースの複写先/userApplication名.PCMI_INTERSTAGE start
同様に、[StopCommands[1]]、[CheckCommands[1]]を選択して以下のスクリプトを指定します。
Cmdlineリソースの複写先/userApplication名. PCMI_INTERSTAGE stop
Cmdlineリソースの複写先/userApplication名. PCMI_INTERSTAGE status
[Flag[1]]を選択します。
以下のようにスクリプトの属性を設定します。
属性 | 設定値 |
---|---|
NULLDETECTOR | No |
ALLEXITCODE | No |
LIEOFFLINE | No |
CLUSTEREXCLUSIVE | Yes |
AUTORECOVER | No |
MONITORONLY | No |
STANDBYCAPABLE | No |
REALTIME | No |
TIMEOUT | 任意 |
設定値の詳細については“PRIMECLUSTERマニュアル”を参照してください。
[CommandLines]の [AdditionalStartCommand]を選択します。
[FREECHOICE]を選択し、“13.1.6 Cmdlineリソースの事前準備”で複写した以下のStartスクリプトとパラメーターを指定します。
Cmdlineリソースの複写先/userApplication名.AHS_INTERSTAGE start
同様に、[StopCommands[1]]、[CheckCommands[1]]を選択して以下のスクリプトを指定します。
Cmdlineリソースの複写先/userApplication名.AHS_INTERSTAGE stop
Cmdlineリソースの複写先/userApplication名.AHS_INTERSTAGE status
[Flag[2]]を選択します。
以下のようにスクリプトの属性を設定します。
属性 | 設定値 |
---|---|
NULLDETECTOR | No |
ALLEXITCODE | No |
LIEOFFLINE | No |
CLUSTEREXCLUSIVE | Yes |
AUTORECOVER | No |
MONITORONLY | No |
STANDBYCAPABLE | No |
REALTIME | No |
TIMEOUT | 任意 |
設定値の詳細については“PRIMECLUSTERマニュアル”を参照してください。
設定情報が正しいことを確認し、[SAVE+RETURN]を選択します。
GenerateとActivate操作は、作成したクラスタアプリケーションが正しいことを確認した後、実行してください。
詳細は、以下を参照してください。
⇒“11.3.4 GenerateとActivate
クラスタサービスのチェックを行います。
詳細は、以下を参照してください。
⇒“12.5.4 クラスタサービスのチェック/登録”
クラスタアプリケーションを起動します。
詳細は、以下を参照してください。
⇒“11.3.6 クラスタアプリケーションの起動”