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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド クラスタ編

13.1.7 クラスタアプリケーションの再構築

Webアプリケーションサーバをクラスタシステムとして構築するため、クラスタアプリケーションを再構築します。

クラスタアプリケーションの再構築手順は以下のとおりです。

  1. RMSの停止

  2. リソースの追加

  3. GenerateとActivate

  4. クラスタサービスのチェック/登録

  5. クラスタアプリケーションの起動

13.1.7.1 RMS を停止する

RMSを停止します。

RMSの停止については、以下を参照してください。
⇒ “12.5.1 RMSの停止

13.1.7.2 リソースの追加

クラスタアプリケーションに登録する、以下のリソースを作成し、追加します。

13.1.7.2.1 プロシジャリソースの設定

13.1.5 状態遷移プロシジャの登録”で作成したリソースをクラスタアプリケーションに登録します。

プロシジャリソースの設定は、以下の手順で行います。

=操作手順=
  1. 11.3.2 クラスタアプリケーションの作成”での起動時と同じ configurationファイル名を指定してhvwコマンドを実行し、RMS Wizardを起動します。

  2. [Main configuration menu]の[Application-Edit]を選択します。

  3. 11.3.2 クラスタアプリケーションの作成”で作成したクラスタアプリケーション名を選択します。

  4. [turnkey wizard "STANDBY"]の[Procedure:BasicApplication]を選択します。

  5. [Application detail Resource wizard]の[AdditionalProcedureResource]を選択します。

  6. [IS_INTERSTAGE]を選択します。

  7. 設定情報が正しいことを確認し、[SAVE+RETURN]を選択します。

13.1.7.2.2 Cmdlineリソースの設定

13.1.6 Cmdlineリソースの事前準備”で作成したリソースをクラスタアプリケーションに登録します。

Cmdlineリソースの作成は、以下の手順で行います。

=操作手順=
  1. 11.3.2 クラスタアプリケーションの作成”での起動時と同じ configurationファイル名を指定してhvwコマンドを実行し、RMS Wizardを起動します。

  2. [Main configuration menu]の[Application-Edit]を選択します。

  3. 11.3.2 クラスタアプリケーションの作成”で作成したクラスタアプリケーション名を選択します。

  4. [turnkey wizard "STANDBY"]の[CommandLines]を選択します。

  5. [CommandLines]が表示されます。[AdditionalStartCommand]を選択します。

  6. [FREECHOICE]を選択し、“13.1.6 Cmdlineリソースの事前準備”で複写した以下のStartスクリプトとパラメーターを指定します。

    Startスクリプト:

    Cmdlineリソースの複写先/userApplication名.PCMI_INTERSTAGE start

  7. 同様に、[StopCommands[1]]、[CheckCommands[1]]を選択して以下のスクリプトを指定します。

    Stopスクリプト:

    Cmdlineリソースの複写先/userApplication名. PCMI_INTERSTAGE stop

    Checkスクリプト:

    Cmdlineリソースの複写先/userApplication名. PCMI_INTERSTAGE status

  8. [Flag[1]]を選択します。

  9. 以下のようにスクリプトの属性を設定します。

    属性

    設定値

    NULLDETECTOR

    No

    ALLEXITCODE

    No

    LIEOFFLINE

    No

    CLUSTEREXCLUSIVE

    Yes

    AUTORECOVER

    No

    MONITORONLY

    No

    STANDBYCAPABLE

    No

    REALTIME

    No

    TIMEOUT

    任意

    設定値の詳細については“PRIMECLUSTERマニュアル”を参照してください。

  10. [CommandLines]の [AdditionalStartCommand]を選択します。

  11. [FREECHOICE]を選択し、“13.1.6 Cmdlineリソースの事前準備”で複写した以下のStartスクリプトとパラメーターを指定します。

    Startスクリプト:

    Cmdlineリソースの複写先/userApplication名.AHS_INTERSTAGE start

  12. 同様に、[StopCommands[1]]、[CheckCommands[1]]を選択して以下のスクリプトを指定します。

    Stopスクリプト:

    Cmdlineリソースの複写先/userApplication名.AHS_INTERSTAGE stop

    Checkスクリプト:

    Cmdlineリソースの複写先/userApplication名.AHS_INTERSTAGE status

  13. [Flag[2]]を選択します。

  14. 以下のようにスクリプトの属性を設定します。

    属性

    設定値

    NULLDETECTOR

    No

    ALLEXITCODE

    No

    LIEOFFLINE

    No

    CLUSTEREXCLUSIVE

    Yes

    AUTORECOVER

    No

    MONITORONLY

    No

    STANDBYCAPABLE

    No

    REALTIME

    No

    TIMEOUT

    任意

    設定値の詳細については“PRIMECLUSTERマニュアル”を参照してください。

  15. 設定情報が正しいことを確認し、[SAVE+RETURN]を選択します。

13.1.7.3 GenerateとActivate

GenerateとActivate操作は、作成したクラスタアプリケーションが正しいことを確認した後、実行してください。

詳細は、以下を参照してください。
⇒“11.3.4 GenerateとActivate

13.1.7.4 クラスタサービスのチェック/登録

クラスタサービスのチェックを行います。

詳細は、以下を参照してください。
⇒“12.5.4 クラスタサービスのチェック/登録

13.1.7.5 クラスタアプリケーションの起動

クラスタアプリケーションを起動します。

詳細は、以下を参照してください。
⇒“11.3.6 クラスタアプリケーションの起動