以下の状態遷移プロシジャを登録します。
Interstage(Interstage統合コマンドの起動/停止制御対象のサービス)の操作用
以下の手順に従って、各ノード(運用ノード、待機ノード)で、状態遷移プロシジャの登録を行います。
状態遷移プロシジャを複写します。
Interstageの状態遷移プロシジャのサンプルを任意のディレクトリ配下に以下の命名で複写してください。
クラスタアプリケーション名.状態遷移プロシジャ名
なお、複写するディレクトリはローカルディスク内に設定してください。また、プロシジャは各ノードで同一の位置に格納してください。
ここでは、複写先のディレクトリを「/home/user」、クラスタアプリケーション名を「userApp_0」とします。
複写元 | 複写先 |
---|---|
/opt/FJSVisas/etc/HA/PRIMECLUSTER/IS_INTERSTAGE | /home/user/userApp_0.IS_INTERSTAGE |
ポイント
クラスタアプリケーション名については、以下を参照してください。
⇒“11.3.2 クラスタアプリケーションの作成”
注意
複写を行った後、複写したプロシジャには実行権限を付与してください。
Interstageの操作用状態遷移プロシジャを登録します。
登録はclsetprocコマンドで行ないます。clsetprocコマンドについては、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
以下のようにコマンドを実行します。
/etc/opt/FJSVcluster/bin/clsetproc -c BasicApplication -m IS_INTERSTAGE -o /home/user/userApp_0.IS_INTERSTAGE
Interstageの操作用状態遷移プロシジャを使用するアプリケーションリソースを登録します。
登録はcladdprocrscコマンドで行ないます。claddprocrscコマンドについては、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
以下のようにコマンドを実行します。
/etc/opt/FJSVcluster/bin/claddprocrsc -k IS_INTERSTAGE -m IS_INTERSTAGE -c BasicApplication -K AFTER -w -L AFTER -S BEFORE -T BEFORE -V BEFORE -W BEFORE -u 0 -t 0 -p 100