ここでは、帳票情報を編集するコマンドについて説明します。なお、ホスト帳票連携型で運用する場合は、これらのコマンドで定義する必要はありません。
lmedtpaperコマンド(用紙コードを編集する)
lmedtformatrコマンド(帳票属性を編集する)
[機能]
用紙コードを編集(定義、変更、削除、一覧表示)します。
出力方法が「帳票配信型の場合のプリンタ(印刷)」の場合にのみ有効です。
[記述形式]
コマンドの記述形式を示します。
[ ]は、省略できることを示します。
lmedtpaper -a 用紙コード(定義する場合) [ -comment コメント ]
lmedtpaper -u 用紙コード(変更する場合) -comment コメント
lmedtpaper -r 用紙コード(削除する場合)
lmedtpaper -i [ 用紙コード(一覧表示する場合) ]
[説明]
オプションについて説明します。
用紙コードの定義時に必ず指定します。
定義する用紙コードを40バイト以内の文字列で指定します。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
-uオプション、-rオプション、または-iオプションと同時に指定した場合
定義する用紙コードがすでに存在していた場合
用紙コードの変更時に必ず指定します。
変更する用紙コードを40バイト以内の文字列で指定します。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
-aオプション、-rオプション、または-iオプションと同時に指定した場合
変更する用紙コードが存在しなかった場合
用紙コードの削除時に必ず指定します。
削除する用紙コードを40バイト以内の文字列で指定します。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
-aオプション、-uオプション、または-iオプションと同時に指定した場合
削除する用紙コードが存在しなかった場合
削除する用紙コードが以下のいずれかで使用されている場合
lmedtformatrコマンドで定義した帳票属性の定義情報
lmedtprinfoコマンドで定義したプリンタ構成情報
条件を絞り込んで表示する場合、用紙コードの一覧表示時に必ず指定します。
一覧表示する用紙コードを40バイト以内の文字列で指定します。このとき、ワイルドカード文字「クエスチョンマーク(?)」および「アスタリスク(*)」を指定できます。
用紙コードを省略すると、すべての用紙コードが表示対象となります。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
-aオプション、-uオプション、または-rオプションと同時に指定した場合
用紙コードに対するコメント(説明)を64バイト以内の文字列で指定します。
いったん設定したあとに設定値を消去する場合は、""と指定してください。
用紙コードを定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、空白が指定されます。
用紙コードを変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
[記述例]
用紙コード「PAPERCODE1」、コメント「用紙コード1」を定義します。
lmedtpaper -a PAPERCODE1 -comment 用紙コード1
用紙コード「PAPERCODE1」で、コメントを「用紙コード2」に変更します。
lmedtpaper -u PAPERCODE1 -comment 用紙コード2
用紙コード「PAPERCODE1」を削除します。
lmedtpaper -r PAPERCODE1
用紙コード「PAPERCODE1」を一覧表示します。
lmedtpaper -i PAPERCODE1
用紙コード「PAPERCODE1」の一覧表示例(CSV形式)を、以下に示します。
CSV形式では、以下の順序で表示項目が表示されます。
用紙コード,コメント
CSV形式の一覧表示例を、以下に示します。表示項目が存在しない場合でも「,(カンマ)」は、必ず表示されます。
Paper_Code,Comment PAPERCODE1,用紙コード1
[復帰値]
復帰値については、以下を参照してください。
⇒“帳票管理サーバの環境設定コマンドの復帰値”
[注意]
-aオプション、-uオプション、-rオプション、または-iオプションのいずれかを指定する必要があります。
コマンドを実行するには、List Managerの管理者権限が必要です。
[機能]
帳票属性を編集(定義、変更、削除、一覧表示)します。
[記述形式]
コマンドの記述形式を示します。
[ ]は、省略できることを示します。
lmedtformatr -a 帳票名(帳票属性を定義する場合) -papercode 用紙コード [ -comment コメント ] [ -outputmode 帳票作成後の出力指定 ] [ -keepmode 帳票出力後の保存指定 ] (*1) [ -keepdays 保存日数の指定 ] (*2) [ -displaymsg 用紙交換メッセージ ] [ -outputfilename 出力ファイル名 ] [ -formkind 用紙種別 ] (*3) [ -prtinfofile プリンタ情報ファイル ] (*3) [ -prtatrfile 印刷属性ファイル ] (*3) [ -lwatrfile 電子帳票情報ファイル ] (*3)(*4) [ -pdfatrfile PDF文書情報ファイル ] (*3)
*1:
帳票配信用の論理あて先に配信・出力した帳票に対してのみ有効になります。
*2:
帳票出力後の保存指定で「保存する」を指定した場合のみ、有効になります。ただし、Web 手元印刷型の場合は必ず有効になります(帳票出力後の保存指定では必ず「保存する」が指定されたものとみなされるため)。
*3:
COBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を出力する場合のみ、有効になります。
*4:
本ファイルは、Interstage List Manager互換のための機能で使用するファイルです。
lmedtformatr -u 帳票名(帳票属性を変更する場合) [ -comment コメント ] [ -outputmode 帳票作成後の出力指定 ] [ -keepmode 帳票出力後の保存指定 ] (*1) [ -keepdays 保存日数の指定 ] (*2) [ -papercode 用紙コード ] [ -displaymsg 用紙交換メッセージ ] [ -outputfilename 出力ファイル名 ] [ -formkind 用紙種別 ] (*3) [ -prtinfofile プリンタ情報ファイル ] (*3) [ -prtatrfile 印刷属性ファイル ] (*3) [ -lwatrfile 電子帳票情報ファイル ] (*3)(*4) [ -pdfatrfile PDF文書情報ファイル ] (*3)
*1:
帳票配信用の論理あて先に配信・出力した帳票に対してのみ有効になります。
*2:
帳票出力後の保存指定で「保存する」を指定した場合のみ、有効になります。ただし、Web 手元印刷型の場合は必ず有効になります(帳票出力後の保存指定では必ず「保存する」が指定されたものとみなされるため)。
*3:
COBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を出力する場合のみ、有効になります。
*4:
本ファイルは、Interstage List Manager互換のための機能で使用するファイルです。
ポイント
帳票登録後、帳票属性の定義を変更しても、すでに登録済みの帳票の帳票属性は変更されません。
lmedtformatr -r 帳票名(帳票属性を削除する場合)
lmedtformatr -i [ 帳票名(帳票属性を一覧表示する場合) ] [ -outputmode 帳票作成後の出力指定 ] [ -keepmode 帳票出力後の保存指定 ] [ -papercode 用紙コード ] [ -displaymsg 用紙交換メッセージ ] [ -formkind 用紙種別 ]
[説明]
オプションについて説明します。
配信・出力する帳票の帳票名を指定します。
帳票属性の定義時に必ず指定します。
List Creatorデザイナで設計した帳票定義情報を使用する場合
List Creatorデザイナで帳票設計時に設定した帳票定義情報の名前を指定します。
COBOL アプリケーション連携機能を利用する場合
任意の帳票名を指定します(帳票定義情報の定義体名(例:名刺入力画面)、またはファイル名(例:CARD.smd)に合わせる必要はありません)。
なお、ここで指定した帳票名は、帳票登録時に指定する環境変数 LM_FORMNAMEで指定する必要があります。
定義する帳票名を半角64バイト以内の文字列で指定します。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
-uオプション、-rオプション、または-iオプションと同時に指定した場合
定義する帳票名がすでに存在していた場合
用紙コードの編集コマンド(lmedtpaperコマンド)で定義した、用紙コードを40バイト以内の文字列で指定します。
帳票属性を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、このオプションは省略できません。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
定義していない用紙コードを指定した場合
帳票属性を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
定義していない用紙コードを指定した場合
帳票属性を一覧表示する場合(-iオプションを指定する場合)、ワイルドカード文字「クエスチョンマーク(?)」および「アスタリスク(*)」を指定できます。
省略すると、すべての用紙コードが表示対象となります。
帳票属性の変更時に必ず指定します。
内容を変更する帳票名を半角64バイト以内の文字列で指定します。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
-aオプション、-rオプション、または-iオプションと同時に指定した場合
変更する帳票名が存在しなかった場合
帳票名のみ指定した場合
帳票属性の削除時に必ず指定します。
削除する帳票名を半角64バイト以内の文字列で指定します。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
-aオプション、-uオプション、または-iオプションと同時に指定した場合
削除する帳票名が存在しなかった場合
条件を絞り込んで表示する場合、帳票属性の一覧表示時に必ず指定します。
一覧表示する帳票名を半角64バイト以内の文字列で指定します。このとき、ワイルドカード文字「クエスチョンマーク(?)」および「アスタリスク(*)」を指定できます。
帳票名を省略すると、すべての帳票属性が表示対象となります。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
-aオプション、-uオプション、または-rオプションと同時に指定した場合
帳票に対するコメントを64バイト以内の文字列で指定します。
いったん設定したあとに設定値を消去する場合は、""と指定してください。
帳票属性を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、空白が指定されます。
帳票属性を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
帳票作成後に続けて、帳票を出力するかどうかを指定します。
出力しません(帳票の登録のみ行います)。
出力します。
帳票作成後の出力指定の優先順序については、以下を参照してください。
List Manager帳票出力インタフェースを利用する場合
オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”の“第6章 帳票配信・出力機能のサポート範囲”
COBOLアプリケーション連携機能を利用する場合
オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”の“第10章 帳票配信・出力機能のサポート範囲”
帳票属性を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「1(出力します)」が指定されます。
帳票属性を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
帳票属性を一覧表示する場合(-iオプションを指定する場合)、省略すると、すべての帳票作成後の出力指定が表示対象となります。
このオプションは、帳票配信用の論理あて先に配信・出力した帳票に対してのみ有効になります。
帳票出力後、List Managerで帳票を保存するかどうかを指定します。
保存します。
保存しません。
帳票出力後の保存指定の優先順序については、以下を参照してください。
List Manager帳票出力インタフェースを利用する場合
オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”の“第6章 帳票配信・出力機能のサポート範囲”
COBOLアプリケーション連携機能を利用する場合
オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”の“第10章 帳票配信・出力機能のサポート範囲”
Web手元印刷用の論理あて先の場合、帳票出力後、必ずList Managerで帳票が保存されます。
帳票属性を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「0(保存します)」が指定されます。
帳票属性を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
帳票属性を一覧表示する場合(-iオプションを指定する場合)、省略すると、すべての帳票出力後の保存指定が表示対象となります。
このオプションは、帳票出力後の保存指定で「保存する」と指定している場合のみ有効となります。
帳票出力後の保存指定は、以下のいずれかの方法で指定します。
帳票登録時に指定した帳票出力後の保存指定
帳票属性の編集コマンド(lmedtformatrコマンド)
論理あて先の編集コマンド(lmedtldコマンド)
ただし、Web手元印刷型の場合は必ず保存日数の指定は有効になります(帳票出力後の保存指定では必ず「保存する」が指定されたものとみなされるため)。
List Managerで帳票を保存する日数を指定します。
無期限とします。
List Managerで帳票を保存する日数を指定します。
保存日数の指定の優先順序については、以下を参照してください。
List Manager帳票出力インタフェースを利用する場合
オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”の“第6章 帳票配信・出力機能のサポート範囲”
COBOLアプリケーション連携機能を利用する場合
オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”の“第10章 帳票配信・出力機能のサポート範囲”
帳票属性を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「0(無期限とします)」が指定されます。
帳票属性を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
保存期限を超えた帳票の削除コマンド(lmdelexpireコマンド)を実行することで、保存期限を超えた帳票を削除できます。帳票の削除コマンド(lmdelexpireコマンド)については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 運用ガイド”の“6.2.5.3 lmdelexpireコマンド”を参照してください。
用紙交換メッセージの表示方法を指定します。
表示しません。
用紙変更時に表示します(自動)。
必ず表示します(必須)。
用紙交換メッセージの表示指定の優先順序については、以下を参照してください。
List Manager帳票出力インタフェースを利用する場合
オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”の“第6章 帳票配信・出力機能のサポート範囲”
COBOLアプリケーション連携機能を利用する場合
オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”の“第10章 帳票配信・出力機能のサポート範囲”
帳票属性を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「0(表示しません)」が指定されます。
帳票属性を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
帳票属性を一覧表示する場合(-iオプションを指定する場合)、省略すると、すべての用紙交換メッセージ表示指定が表示対象となります。
論理デバイスの出力方法が「帳票配信型の場合のPDF(PDFファイル保存)」、「Web手元印刷型の場合のPDF(PDFファイル)」、または「Web手元印刷型の場合のOWF(OWFファイル)」のとき、帳票を出力する際のファイル名またはフルパスを指定します。
帳票配信型の場合
250バイト以内で指定します。
Web手元印刷型の場合
帳票管理サーバがWindowsの場合
250バイト以内で指定します。
帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合
512バイト以内で指定します。
指定できる文字については、以下を参照してください。
⇒“9.2.2 帳票管理サーバの環境設定コマンドで指定できる文字”
帳票管理サーバがWindowsの場合、パスにネットワークドライブ(UNC指定(\\コンピュータ名\共有名\ディレクトリ名)を除く)、リムーバブルディスクを指定しないでください。
ただし、COBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を出力する場合、フルパスで指定しないでください。
いったん設定したあとに設定値を消去する場合は、""と指定してください。
帳票属性を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、値は設定されません。
帳票属性を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
このオプションは、COBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を出力する場合のみ有効になります。
帳票の用紙種別を指定します。
単票
連帳
いったん設定したあとに設定値を消去する場合は、""と指定してください。
帳票属性を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、値は設定されません。
帳票属性を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
帳票属性を一覧表示する場合(-iオプションを指定する場合)、省略すると、すべての用紙種別が表示対象となります。
このオプションは、COBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を出力する場合のみ有効になります。
帳票出力時に使用するプリンタ情報ファイルをフルパスで指定します。
帳票管理サーバがWindowsの場合
250バイト以内で指定します。
帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合
1023バイト以内で指定します。
帳票管理サーバがWindowsの場合、ネットワークドライブ(UNC指定(\\コンピュータ名\共有名\ディレクトリ名)を除く)、リムーバブルディスクは指定しないでください。
このオプションで指定するプリンタ情報ファイルには、帳票を出力する場合に使用する情報の固定値を指定しておきます。COBOLアプリケーション実行時に、環境変数「ファイル識別名」でプリンタ情報ファイルの指定を変更することができます。
COBOLアプリケーション連携機能を利用する場合の優先順序については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”の“第10章 帳票配信・出力機能のサポート範囲”を参照してください。
いったん設定したあとに設定値を消去する場合は、""と指定してください。
帳票属性を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、値は設定されません。
帳票属性を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
このオプションは、COBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を出力する場合のみ有効になります。
帳票出力時に使用する印刷属性ファイルをフルパスで指定します。
帳票管理サーバがWindowsの場合
250バイト以内で指定します。
帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合
1023バイト以内で指定します。
帳票管理サーバがWindowsの場合、ネットワークドライブ(UNC指定(\\コンピュータ名\共有名\ディレクトリ名)を除く)、リムーバブルディスクは指定しないでください。
このオプションで指定する印刷属性ファイルには、帳票を印刷する場合に使用する情報の固定値を指定しておきます。COBOLアプリケーション実行時に、環境変数LM_PRT_ATTRIBUTE_FILEで印刷属性ファイルの指定を変更することができます。
COBOLアプリケーション連携機能を利用する場合の優先順序については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”の“第10章 帳票配信・出力機能のサポート範囲”を参照してください。
いったん設定したあとに設定値を消去する場合は、""と指定してください。
帳票属性を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、値は設定されません。
帳票属性を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
電子帳票情報ファイルは、Interstage List Manager互換のための機能で使用するファイルです。
このオプションは、COBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を出力する場合のみ有効になります。
帳票出力時に使用する電子帳票情報ファイルをフルパスで指定します。
帳票管理サーバがWindowsの場合
250バイト以内で指定します。
帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合
1023バイト以内で指定します。
帳票管理サーバがWindowsの場合、ネットワークドライブ(UNC指定(\\コンピュータ名\共有名\ディレクトリ名)を除く)、リムーバブルディスクは指定しないでください。
このオプションで指定する電子帳票情報ファイルには、帳票を電子保存する場合に使用する情報の固定値を指定しておきます。COBOLアプリケーション実行時に、環境変数LM_LW_ATTRIBUTE_FILEで電子帳票情報ファイルの指定を変更することができます。
COBOLアプリケーション連携機能を利用する場合の優先順序については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”の“第10章 帳票配信・出力機能のサポート範囲”を参照してください。
いったん設定したあとに設定値を消去する場合は、""と指定してください。
帳票属性を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、値は設定されません。
帳票属性を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
このオプションは、COBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を出力する場合のみ有効になります。
帳票出力時に使用するPDF文書情報ファイルをフルパスで指定します。
帳票管理サーバがWindowsの場合
250バイト以内で指定します。
帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合
1023バイト以内で指定します。
帳票管理サーバがWindowsの場合、ネットワークドライブ(UNC指定(\\コンピュータ名\共有名\ディレクトリ名)を除く)、リムーバブルディスクは指定しないでください。
このオプションで指定するPDF文書情報ファイルには、帳票をPDFファイル保存する場合に使用する情報の固定値を指定しておきます。COBOLアプリケーション実行時に、環境変数LM_PDF_ATTRIBUTE_FILEでPDF文書情報ファイルの指定を変更することができます。
COBOLアプリケーション連携機能を利用する場合の優先順序については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”の“第10章 帳票配信・出力機能のサポート範囲”を参照してください。
いったん設定したあとに設定値を消去する場合は、""と指定してください。
帳票属性を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、値は設定されません。
帳票属性を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
[記述例]
帳票名「form00000001」、コメント「本社」、帳票作成後の出力指定「出力しません」、帳票出力後の保存指定「保存します」、保存日数の指定「1000」、用紙コード「PAPERCODE000001」、用紙交換メッセージ表示指定「表示しません」、出力ファイル名「outputfile」、用紙種別「単票」、プリンタ情報ファイル「/home/printinfofile」、印刷属性ファイル「/home/printatrfile」、電子帳票情報ファイル「/home/lwatrfile」、PDF文書情報ファイル「/home/pdfatrfile」を指定して、帳票属性を定義します。
lmedtformatr -a form00000001 -comment "本社" -outputmode 0 -keepmode 0 -keepdays 1000 -papercode PAPERCODE000001 -displaymsg 0 -outputfilename outputfile -formkind C -prtinfofile "/home/printinfofile" -prtatrfile "/home/printatrfile " -lwatrfile "/home/lwatrfile" -pdfatrfile "/home/pdfatrfile"
帳票名「form00000001」の帳票属性で、保存日数の指定を「10」に変更します。
lmedtformatr -u form00000001 -keepdays 10
帳票名「form00000001」の帳票属性を削除します。
lmedtformatr -r form00000001
帳票名「form00000001」の帳票属性を一覧表示します。
lmedtformatr -i form00000001
帳票名「form00000001」の帳票属性の一覧表示例(CSV形式)を、以下に示します。
CSV形式では、以下の順序で表示項目が表示されます。カスタマイズ項目1~カスタマイズ項目8は帳票属性として指定できませんが、一覧表示には表示されます。
帳票名,コメント,用紙コード,帳票作成後の出力指定,帳票出力後の保存指定,保存日数の指定,用紙交換メッセージ表示指定,用紙種別,出力ファイル名,プリンタ情報ファイル,印刷属性ファイル,電子帳票情報ファイル,PDF文書情報ファイル,FAX配信属性ファイル,カスタマイズ項目1,カスタマイズ項目2,カスタマイズ項目3,カスタマイズ項目4,カスタマイズ項目5,カスタマイズ項目6,カスタマイズ項目7,カスタマイズ項目8
CSV形式の一覧表示例を、以下に示します。表示項目が存在しない場合でも「,(カンマ)」は、必ず表示されます。
Document_Name,Comment,Paper_Code,Output_Process,Keep_Process,Keep_Days,Message_of_Paper_Change,Form_Kind,Output_File_Name,Printer_Infomation,Printer_Attribute_File,ListWorks_Attribute_File,PDF_Attribute_File,FAX_Attribute_File,Customize_Item_1,Customize_Item_2,Customize_Item_3,Customize_Item_4,Customize_Item_5,Customize_Item_6,Customize_Item_7,Customize_Item_8 form00000001,本社,PAPERCODE000001,0,1,1000,0,C,outputfile,/home/printinfofile, /home/printatrfile,/home/lwatrfile,/home/pdfatrfile,,,,,,,,,
[復帰値]
復帰値については、以下を参照してください。
⇒“帳票管理サーバの環境設定コマンドの復帰値”
[注意]
-aオプション、-uオプション、-rオプション、または-iオプションのいずれかを指定する必要があります。
コマンドを実行するには、List Managerの管理者権限が必要です。
[補足]
用紙交換メッセージを表示する際に、到着通知パネルを使用する場合は、帳票出力サーバの環境設定ファイルで、MsgNoticeキーに「1」を指定する必要があります。
MsgNoticeキーについては、以下を参照してください。
⇒“4.4 帳票出力サーバの環境設定ファイルの設定(List Works Print Agentの場合)”