構成管理のCSVファイルについて説明します。
ファイル名
任意(*.*)
使用用途
ネットワークリンク定義の登録/削除/出力を一括処理するためのファイルです。
本ファイルは、mpcmcsvコマンドで使用できます。
格納場所
任意
ファイル形式
構成情報種別,フォルダパス,サブネットアドレス
1行で1つのネットワークリンク構成情報です。
ネットワークリンク定義
項番 | 項目名 | 最大長 | 必須 | 値の形式 | 例 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 構成情報種別 | 256 | ADD | 文字列 | "NETWORKLINK" | ネットワークリンク時は"NETWORKLINK" |
2 | フォルダパス | 256 | ADD | 文字列 | "\Domain\Subdomain\folder" | \を区切り文字としてフォルダ名の表示名をつなげてパスにします。 |
3 | サブネットアドレス | 15 | ADD | 文字列 | "100.10.10.0" |
|
参照
注意事項
ファイル内の文字列は、「"」(ダブルクォーテーション)で囲んでください。
ノード一覧ツリーにネットワークリンクを作成ことはできません。作成しようとすると警告を出力して、処理を続行します。
フォルダパスの文字列は大文字と小文字で区別されます。
同名のフォルダが存在し、フォルダパスで指定したフォルダが複数となる場合は、どれか1箇所にネットワークを追加します。
ファイル内の項目数が多い場合には、余分な項目が無視されます。
【UNIX版】
日本語版では、インストール時におけるシステムの文字コードを使用してください。
使用例1
ネットワークリンク定義の登録
ノード一覧ツリーに存在する「100.1.195.0」(1)をノード管理ツリー配下のフォルダB(1')にリンクを登録する。
mpcmcsv -m ADD -f Sample.csv
"NETWORKLINK","\ノード管理ツリー\フォルダB", "100.1.195.0"
ノード一覧ツリー
ノード管理ツリー
使用例2
ネットワークリンク定義の削除
「フォルダB」に登録されているネットワークリンクを解除します。
mpcmcsv -m DEL -f Sample.csv
"NETWORKLINK","\ツリーA\フォルダB", "100.1.195.0"
ノード一覧ツリー
ノード管理ツリー
使用例3
ネットリンク定義の出力
ノード管理ツリーに登録されているネットリンクを出力します。
mpcmcsv -m OUT -o NETWORKLINK -f Output.csv
"NETWORKLINK","\ツリーA\フォルダA\セグメントA", "100.1.195.0" "NETWORKLINK","\ツリーA\フォルダA\セグメントB", "100.1.195.0" "NETWORKLINK","\ツリーA\フォルダA\セグメントB", "100.2.80.100" "NETWORKLINK","\ツリーB\フォルダC", "100.1.195.0"
ノード管理ツリー
ファイル名
任意(*.*)
使用用途
ノードリンク定義の登録/削除/出力を一括処理するためのファイルです。
本ファイルは、mpcmcsvコマンドで使用します。
格納場所
任意
ファイル形式
構成情報種別,フォルダパス,ホスト名,表示名
1行で1つのノードリンク構成情報です。
ノードリンク定義
項番 | 項目名 | 最大長 | 必須 | 値の形式 | 例 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 構成情報種別 | 256 | ADD | 文字列 | "NODELINK" | ノードリンク指定時は、"NODELINK" |
2 | フォルダパス | 256 | ADD | 文字列 | "\Domain\Subdomain\folder" | \を区切り文字としてフォルダの表示名をつなげてパスにします。 |
3 | ホスト名 | 256 | ADD | 文字列 | "host_a" | 登録するノードはノード一覧ツリーに作成されている必要があります。新ノードフォルダのノードは指定できません。 |
4 | 表示名 | 256 |
| 文字列 | "host_a" | 省略時はノード一覧ツリー上の表示名 |
ファイル識別にDELを指定時は必須項目だけ参照します。
参照
注意事項
ファイル内の文字列は、「"」(ダブルクォーテーション)で囲んでください。
設定する各項目の文字列は大文字と小文字で区別されます。
同名のフォルダが存在し、フォルダパスで指定したフォルダが複数となる場合は、どれか1箇所にノードを追加します。
ファイル内の項目数が少ない場合には、省略されたものとされます。また、多い場合には、余分な項目が無視されます。
【UNIX版】
日本語版では、インストール時におけるシステムの文字コードを使用してください。
使用例1
ノード管理ツリーにノードを登録する。
ホスト「Server」をノード一覧ツリー配下(1)からノード管理ツリーのフォルダA配下(1')にリンクを登録。(表示名指定なし)
ホスト名「Dummy1」をノード管理ツリー配下(2)からノード管理ツリーのフォルダA配下(2')にリンクを登録。(表示名指定あり)
mpcmcsv -m ADD -f Sample.csv
"NODELINK","\ツリーA\フォルダB","Server","" "NODELINK","\ツリーA\フォルダB","host_a","client_a"
ノード一覧ツリー
ノード管理ツリー
使用例2
ノード管理ツリーのノードを削除する。
ホスト「Server」をノード管理ツリーのフォルダB配下(1)から削除。
mpcmcsv -m DEL -f Sample.csv
"NODELINK","\ツリーB\フォルダB","Server",""
ノード一覧ツリー
ノード管理ツリー
使用例3
ネットリンクのノード管理ツリーのノードを出力する。
ノード管理ツリーに登録されているノードリンクを出力します。
mpcmcsv -m OUT -o NODELINK -f Output.csv
"NODELINK","\ツリーA\フォルダAサブフォルダA","Server","運用管理サーバ" "NODELINK","\ツリーA\フォルダAサブフォルダA","host_a","client_a" "NODELINK","\ツリーA\フォルダAサブフォルダA","host_b","コンピュータB" "NODELINK","\ツリーA\フォルダAサブフォルダB","Server_2","部門管理サーバ" "NODELINK","\ツリーA\フォルダAサブフォルダB","host_0","client_b" "NODELINK","\ツリーB\フォルダC","Server","運用管理サーバ" "NODELINK","\ツリーB\フォルダC","host_a","コンピュータA" "NODELINK","\ツリーB\フォルダC","host_b","コンピュータB"
ノード管理ツリー
ファイル名
任意(*.*)
使用用途
ノード構成情報の登録/削除/出力を一括処理するためのファイルです。
本ファイルは、mpcmcsvコマンドで使用します。
格納場所
任意
ファイル形式
構成情報種別,ホスト名,表示名,説明,ベンダ名,マシン種別,コンピュータ名,Rコミュニティ,Wコミュニティ,RAS接続フラグ,インターネットフラグ,MIB2 SysDesc,OS種別,OS名,電源制御ソフト,電源制御オプション0,電源制御オプション1,インストール情報(Centric Manager),インストール情報(Operation Manager),文字コード,インタフェース代表フラグ,インタフェースホスト名,インタフェースIPアドレス,インタフェースサブネットマスク,インタフェース名,インタフェースMACアドレス,インタフェースType,インタフェースSpeed,インタフェースIndex |
1行で1つのインタフェース情報です。
1ノードで1行です。
複数のインタフェースを持つノードを登録する場合には、インタフェースの数だけ連続した行で記述します。
そのノードについては、各行でホスト名(項番2)を同じ名前とし、ノード情報の項番3~21は先頭行の値が登録対象になります。
ノード情報
項番 | 項目名 | 値の形式 | 必須 | 省略値 | 例 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 構成情報種別 | 文字列 | ADD |
| "NODE" | ノード構成情報の場合は、"NODE"とします。 |
2 | ホスト名 | 文字列 | ADD |
| "host_a" | (注1) |
3 | 表示名 | 文字列 |
| ホスト名 | "host_a" |
|
4 | 説明 | 文字列 |
|
| "テスト用" | ユーザ任意 |
5 | ベンダ名 | 文字列 |
|
| "Fujitsu" | (注3) |
6 | マシン種別 | 文字列 |
|
| "Computer/Device" | (注4) |
7 | コンピュータ名 | 文字列 |
|
| "HOST_A" |
|
8 | Rコミュニティ | 文字列 |
| "public" | "public" |
|
9 | Wコミュニティ | 文字列 |
| "public" | "public" |
|
10 | RAS接続フラグ | 数値 |
| 0 | 1 | 1:RAS接続 |
11 | インターネットフラグ | 数値 |
| 0 | 1 | 1:インターネット環境のノード |
12 | MIB2 SysDesc | 文字列 |
|
| "ALLDESC" | MIB情報 |
13 | OS種別 | 文字列 |
| "Unknown" | "Other" | (注5) |
14 | OS名 | 文字列 |
|
| "WINNT Server" | (注6) |
15 | 電源制御ソフト | 文字列 |
|
| "PowerChute plus" | (注7) |
16 | 電源制御オプション0 | 文字列 |
|
| "100.100.195.1" | (注8) |
17 | 電源制御オプション1 | 文字列 |
|
| "100.100.195.2" | (注8) |
18 | インストール情報(Centric Manager) | 数値 |
|
| 819586 | Systemwalker固有情報 |
19 | インストール情報(Operation Manager) | 数値 |
|
| 0 | Systemwalker固有情報 |
20 | 文字コード | 数値 |
| 0 | 3 | (注10) |
21 | インタフェース | 数値 |
| (注11) | 1 | 1:代表インタフェース代表インタフェースは1ノードに1つです。 |
22 | インタフェース | 文字列 | ADD |
| "host_a" | (注2) |
23 | インタフェース | 文字列 | ADD |
| "101.100.194.1" | (注2) |
24 | インタフェース | 文字列 |
|
| "255.255.255.0" |
|
25 | インタフェース名 | 文字列 |
|
| "IfName" |
|
26 | インタフェース | 文字列 |
|
| "0:0:e:6e:28:df" |
|
27 | インタフェース | 文字列 |
|
| "ethernet-csmacd" | (注12) |
28 | インタフェース | 数値 |
| 0 | 100000000 |
|
29 | インタフェース | 数値 |
| 0 | 2 |
|
ノード構成情報の登録の際に、既にノードが登録済みの場合は、次の順で情報を更新するノードが決定されます。
ホスト名が一致
代表インタフェースのホスト名が一致
代表インタフェースのIPアドレスが一致
インタフェースのホスト名が一致
インタフェースのIPアドレスが一致
一致するものがない場合は、新規登録されます。
ノード構成情報の削除(DEL)の場合は、ホスト名(項番2)が一致するノードが削除されます。
ベンダ名:ベンダ名には、以下のものがあります。
また、ユーザが定義を行ったベンダ名も使用可能です。
ベンダ名 |
---|
Fujitsu |
3Com |
Cisco |
NetScout |
Canon |
EPSON |
RICOH |
XEROX |
HP |
Extreme |
SIEMENS |
Lucent |
Ascend |
Brocade |
Gadzoox |
MURATEC |
HITACHI |
EMC |
Crossroads |
OVERLAND |
マシン種別:マシン種別には、以下のものがあります。
なお、複数のマシン種別は(スラッシュ)で区切ります。
例)
Network/ Router
マシン種別一覧 |
---|
Computer |
Network |
Printer |
Device |
Storage |
Router |
Hub |
NC |
RAID |
FC-Switch |
FC-Hub |
AWN |
FDDI |
FC-Library |
FC-Bridge |
Blade |
UPS |
Farm |
ServerBlade |
WIRELESS |
MMB |
IPCOM |
OS種別:OS種別には、以下のものがあります。
OS種別 | OS種別 |
---|---|
Unknown | TandemNSK |
Other | TandemNT |
MACOS | BS2000 |
ATTUNIX | LINUX |
DGUX | Lynx |
DECNT | XENIX |
Digital Unix | VM/ESA |
OpenVMS | Interactive UNIX |
HPUX | BSDUNIX |
AIX | FreeBSD |
MVS | NetBSD |
OS400 | GNU Hurd |
OS/2 | OS9 |
JavaVM | MACH Kernel |
MSDOS | Inferno |
WIN3x | QNX |
WIN95 | EPOC |
WIN98 | IxWorks |
WINNT | VxWorks |
WINCE | MiNT |
NCR3000 | BeOS |
NetWare | HP MPE |
OSF | NextStep |
DC/OS | PalmPilot |
Reliant UNIX | Rhapsody |
SCO UnixWare | Windows 2000 |
SCO OpenServer | Dedicated |
Sequent | OS/390 |
IRIX | VSE |
Solaris | TPF |
SunOS | Windows(R) Me |
U6000 | Caldera Open UNIX |
ASERIES | OpenBSD |
OS名:OS名には、以下のものがあります。
OS種別で「Other」を指定した場合に値が有効になります。
OS名 |
---|
WINNT Server |
WINNT Workstation |
UXP/DS |
UXP/M |
UXP/VPP |
SXO |
PDBS |
MSP |
MSP-E20 |
MSP-AF2 |
XSP |
XSP-AF2 |
AVM-EX |
SVPM |
GSLINK |
ASP |
Windows 2000 Professional |
Windows 2000 Server |
Windows 2000 Advanced Server |
Windows 2000 DataCenter Server |
Other |
WINME |
Windows(R) XP Home Edition |
Windows(R) XP Professional |
Windows(R) XP |
Windows Server 2003 |
Windows Server 2003 Standard Edition |
Windows Server 2003 Enterprise Edition |
Windows Server 2003 Datacenter Edition |
Windows Server 2003 Web Edition |
Windows Vista |
Windows Vista Ultimate |
Windows Vista Enterprise |
Windows Vista Business |
Windows Vista Home Premium |
Windows Vista Home Basic |
Windows Server 2008 |
Windows Web Server 2008 |
Windows Server 2008 Standard |
Windows Server 2008 Enterprise |
Windows Server 2008 Datacenter |
Windows Server 2008 Standard without Hyper-V |
Windows Server 2008 Enterprise without Hyper-V |
Windows Server 2008 Datacenter without Hyper-V |
Microsoft Hyper-V Server 2008 |
Windows Server 2008 Foundation |
Windows 7 |
Windows 7 Ultimate |
Windows 7 Enterprise |
Windows 7 Professional |
Windows 7 Home Premium |
Windows 7 Starter for Small Notebook PCs |
Windows Server 2012 |
Windows Server 2012 Datacenter |
Windows Server 2012 Standard |
Windows Server 2012 Essentials |
Windows Server 2012 Foundation |
Windows 8 |
Windows 8 Pro |
Windows 8 Enterprise |
Windows 8.1 |
Windows 8.1 Pro |
Windows 8.1 Enterprise |
Windows RT |
Windows Server 2016 |
Windows Server 2016 Datacenter |
Windows Server 2016 Standard |
Windows Server 2016 Essentials |
Windows Server 2016 MultiPoint Premium Server |
Windows Storage Server 2016 |
Microsoft Hyper-V Server 2016 |
Windows 10 |
Windows 10 Home |
Windows 10 Pro |
Windows 10 Enterprise |
Windows 10 Mobile |
Windows 10 Education |
Windows 10 Mobile Enterprise |
Windows 10 IoT Core |
Windows Server 2019 |
Windows Server 2019 Datacenter |
Windows Server 2019 Standard |
Windows Server 2019 Essentials |
Windows Server IoT 2019 |
Microsoft Hyper-V Server 2019 |
Windows Server 2022 |
Windows Server 2022 Datacenter |
Windows Server 2022 Standard |
Windows Server 2022 Basic |
Windows Server IoT 2022 |
Microsoft Hyper-V Server 2022 |
Windows 11 |
Windows 11 Home |
Windows 11 Pro |
Windows 11 Enterprise |
Windows 11 Education |
電源制御ソフト:電源制御ソフトには以下のものがあります。
電源制御ソフト |
---|
PowerChute(R) plus |
PMAN |
Wakeup on LAN |
その他 |
電源制御ソフトと電源制御オプションの関係
電源制御ソフトの選択に応じて電源制御オプション(項番16-17)の使用形態が変わります。
電源制御ソフト | 電源制御オプション0 | 電源制御オプション1 |
---|---|---|
PowerChute(R) plus | オプション |
|
PMAN | オプション |
|
Wakeup on LAN | 電源投入オプション | 電源切断オプション |
その他 | オプション |
|
値を設定しないでください。なお、出力したCSVをそのまま入力する場合には、値を変更しないでください。
文字コード
文字コードには以下のものがあります。
コード | 文字コード |
---|---|
0 | Unknown |
1 | Other |
2 | ASCII |
3 | SJIS |
4 | EUC/UTF-8(日本語) |
5 | *欠番* |
6 | UTF-8(日本語) |
注意
上記以外のコードを使用しないでください。
文字コードがUTF-8の場合はバージョンにより4または6となります。
Linux版かつV12.0L10以前のバージョンの Systemwalker Centric Manager(またはSystemwalker Event Agent) をインストールしているノードは4となります。
それ以外のノードは以下の例外を除き6となります。
DMZ(DeMilitarized Zone)内のノードの場合、出力結果は4または6で不定ですが、新規で登録する場合は4を指定してください。
代表インタフェースの指定がない場合でも、自動的に設定されることがあります。
インタフェースType
インタフェースTypeには、以下のものがあります。
インタフェースType |
---|
other |
regular1822 |
hdh1822 |
ddn-x25 |
rfc8770x25 |
ethernet-csmacd |
iso88023-csmacd |
iso88024-tokenBus |
iso88025-tokenRing |
iso88026-man |
starLan |
proteon-10Mbit |
proteon-80Mbit |
hyperchannel |
fddi |
lapb |
sdlc |
t1-carrier |
cept |
basicISDN |
primaryISDN |
propPointToPointSerial |
ppp |
softwareLoopback |
eon |
ethernet-3Mbit |
nsip |
slip |
参照
注意事項
ファイル内の文字列は、「"」(ダブルクォーテーション)で囲んでください。
文字列は、大文字と小文字で区別します。
ファイル内の項目数が少ない場合には、省略されたものとされます。また、多い場合には、余分な項目が無視されます。
【UNIX版】
日本語版では、本ファイルの文字コードは、インストール時におけるシステムの文字コードとなります。
使用例1
ノードの登録例)
mpcmcsv -m -ADD -f in.csv
"NODE","host_a","host_a","テスト用","Fujitsu","Computer","HOST_A","public","public",1,1,"ALLDESC","Other","WINNT Server","PowerChute plus","100.100.195.1","100.100.195.2",0,0,3,1,"host_a","101.100.194.1","255.255.255,0","IfName","0:0:e:6e:28:df","ethernet-csmacd",100000000,2 |
コマンド実行前のノード一覧ツリー
コマンド実行後のノード一覧ツリー
使用例2
複数インタフェース数を3から2に変更する例)
mpcmcsv -m -ADD -f in2.csv
ノード一覧ツリーに3つのインタフェース(host_b/host_b_2/host_b_3)を持つノード「host_b」があります。
インタフェース「host_b_3」を削除するには、残りのインタフェース「host_b」、「host_b_2」をファイルに記述し、コマンドを実行します。
"NODE","host_b","host_b","テスト用",,"Fujitsu","Device","TestPC", "public","public",1,1, "ALLDESC","Other","WINNT Server", "PowerChute plus",,,0,0,3,1,"host_b","101.100.194.2","255.255.255,0","host_b",,"ethernet-csmacd",100000000,1 |
コマンド実行前のノード一覧ツリー
コマンド実行後のノード一覧ツリー
ファイル名
任意(*.*)
使用用途
ノード構成情報の登録/削除/出力を一括処理するためのファイルです。V10拡張形式では、SNMPエージェントのバージョン情報の入出力が可能です。
本ファイルは、mpcmcsvコマンドで使用します。
格納場所
任意
ファイル形式
構成情報種別,ホスト名,表示名,説明,ベンダ名,マシン種別,コンピュータ名,Rコミュニティ,Wコミュニティ,RAS接続フラグ,インターネットフラグ,MIB2 SysDesc,SNMPエージェントのバージョン,OS種別,OS名,電源制御ソフト,電源制御オプション0,電源制御オプション1,インストール情報(Centric Manager),インストール情報(Operation Manager),文字コード,インタフェース代表フラグ,インタフェースホスト名,インタフェースIPアドレス,インタフェースサブネットマスク/プレフィックス長,インタフェース名,インタフェースMACアドレス,インタフェースType,インタフェースSpeed,インタフェースIndex |
1行で1つのインタフェース情報です。
単一インタフェース
1ノードで1行です。
複数インタフェース
複数のインタフェースを持つノードを登録する場合には、インタフェースの数だけ連続した行で記述します。
そのノードについては、各行でホスト名(項番2)を同じ名前とし、ノード情報の項番3~21は先頭行の値が登録対象になります。
ノード情報
項番 | 項目名 | 値の形式 | 必須 | 省略値 | 例 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 構成情報種別 | 文字列 | ADD |
| "NODE10EX" | V10拡張形式のノード構成情報の場合は、"NODE10EX"とします。 |
2 | ホスト名 | 文字列 | ADD |
| "host_a" | (注1)(注2) |
3 | 表示名 | 文字列 |
| ホスト名 | "host_a" |
|
4 | 説明 | 文字列 |
|
| "テスト用" | ユーザ任意 |
5 | ベンダ名 | 文字列 |
|
| "Fujitsu" | (注3) |
6 | マシン種別 | 文字列 |
|
| "Computer/Device" | (注4) |
7 | コンピュータ名 | 文字列 |
|
| "HOST_A" |
|
8 | Rコミュニティ | 文字列 |
| "public" | "public" |
|
9 | Wコミュニティ | 文字列 |
| "public" | "public" |
|
10 | RAS接続フラグ | 数値 |
| 0 | 1 | 1:RAS接続 |
11 | インターネットフラグ | 数値 |
| 0 | 1 | 1:インターネット環境のノード |
12 | MIB2 SysDesc | 文字列 |
|
| "ALLDESC" | MIB情報 |
13 | SNMPエージェントのバージョン | 文字列 |
|
| SNMPv1 | (注13) |
14 | OS種別 | 文字列 |
| "Unknown" | "Other" | (注5) |
15 | OS名 | 文字列 |
|
| "WINNT Server" | (注6) |
16 | 電源制御ソフト | 文字列 |
|
| "PowerChute plus" | (注7) |
17 | 電源制御オプション0 | 文字列 |
|
| "100.100.195.1" | (注8) |
18 | 電源制御オプション1 | 文字列 |
|
| "100.100.195.2" | (注8) |
19 | インストール情報 | 数値 |
|
| 819586 | Systemwalker固有情報 |
20 | インストール情報 | 数値 |
|
| 0 | Systemwalker固有情報 |
21 | 文字コード | 数値 |
| 0 | 3 | (注10) |
22 | インタフェース | 数値 |
| (注11) | 1 | 1:代表インタフェース (注2) |
23 | インタフェース | 文字列 | ADD |
| "host_a" | (注2) |
24 | インタフェース | 文字列 | ADD |
| "101.100.194.1" | (注2) |
25 | インタフェース | 文字列 |
|
| "255.255.255.0" |
|
26 | インタフェース名 | 文字列 |
|
| "IfName" |
|
27 | インタフェース | 文字列 |
|
| "0:0:e:6e:28:df" |
|
28 | インタフェース | 文字列 |
|
| "ethernet-csmacd" | (注12) |
29 | インタフェース | 数値 |
| 0 | 100000000 |
|
30 | インタフェース | 数値 |
| 0 | 2 |
|
“ノード構成情報CSVファイル”の注1)~注12)を参照してください。
SNMPエージェントのバージョン
SNMPエージェントのバージョンには、以下のものがあります。
なお、複数のバージョンは、(スラッシュ)で区切ります。
例)
"SNMPv1/SNMPv2c"
SNMPエージェントのバージョン |
---|
None |
SNMPv1 |
SNMPv2c |
参照
注意事項
ファイル内の文字列は、「"」(ダブルクォーテーション)で囲んでください。
文字列は、大文字と小文字で区別します。
ファイル内の項目数が少ない場合には、省略されたものとされます。また、多い場合には、余分な項目が無視されます。
構成情報種別が「NODE」で記述されているノード構成情報CSVファイルとの互換性はありません。
【UNIX版】
日本語版では、本ファイルの文字コードは、インストール時におけるシステムの文字コードとなります。
ファイル名
任意(*.*)
使用用途
ノード構成情報の登録/削除/出力を一括処理するためのファイルです。V13拡張形式では、インタフェースプロトコルの入出力が可能なため、インターネットノードを移出入したい場合に使用します。
本ファイルは、mpcmcsvコマンドで使用します。
格納場所
任意
ファイル形式
構成情報種別,ホスト名,表示名,説明,ベンダ名,マシン種別,コンピュータ名,Rコミュニティ,Wコミュニティ,RAS接続フラグ,インターネットフラグ,MIB2 SysDesc,SNMPエージェントのバージョン,OS種別,OS名,電源制御ソフト,電源制御オプション0,電源制御オプション1,インストール情報(Centric Manager),インストール情報(Operation Manager),文字コード,インタフェース代表フラグ,インタフェースホスト名,インタフェースIPアドレス,インタフェースサブネットマスク/プレフィックス長,インタフェース名,インタフェースMACアドレス,インタフェースType,インタフェースSpeed,インタフェースIndex,インタフェースプロトコル |
1行で1つのインタフェース情報です。
単一インタフェース
1ノードで1行です。
複数インタフェース
複数のインタフェースを持つノードを登録する場合には、インタフェースの数だけ連続した行で記述します。
そのノードについては、各行でホスト名(項番2)を同じ名前とし、ノード情報の項番3~21は先頭行の値が登録対象になります。
ノード情報
項番 | 項目名 | 値の形式 | 必須 | 省略値 | 例 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 構成情報種別 | 文字列 | ADD |
| "NODE13EX" | V13拡張形式のノード構成情報の場合は、"NODE13EX"とします。 |
2 | ホスト名 | 文字列 | ADD |
| "host_a" | (注1)(注2) |
3 | 表示名 | 文字列 |
| ホスト名 | "host_a" |
|
4 | 説明 | 文字列 |
|
| "テスト用" | ユーザ任意 |
5 | ベンダ名 | 文字列 |
|
| "Fujitsu" | (注3) |
6 | マシン種別 | 文字列 |
|
| "Computer/Device" | (注4) |
7 | コンピュータ名 | 文字列 |
|
| "HOST_A" |
|
8 | Rコミュニティ | 文字列 |
| "public" | "public" |
|
9 | Wコミュニティ | 文字列 |
| "public" | "public" |
|
10 | RAS接続フラグ | 数値 |
| 0 | 1 | 1:RAS接続 |
11 | インターネットフラグ | 数値 |
| 0 | 1 | 1:インターネット環境のノード |
12 | MIB2 SysDesc | 文字列 |
|
| "ALLDESC" | MIB情報 |
13 | SNMPエージェントのバージョン | 文字列 |
|
| SNMPv1 | (注13) |
14 | OS種別 | 文字列 |
| "Unknown" | "Other" | (注5) |
15 | OS名 | 文字列 |
|
| "WINNT Server" | (注6) |
16 | 電源制御ソフト | 文字列 |
|
| "PowerChute plus" | (注7) |
17 | 電源制御オプション0 | 文字列 |
|
| "100.100.195.1" | (注8) |
18 | 電源制御オプション1 | 文字列 |
|
| "100.100.195.2" | (注8) |
19 | インストール情報 | 数値 |
|
| 819586 | Systemwalker固有情報 |
20 | インストール情報 | 数値 |
|
| 0 | Systemwalker固有情報 |
21 | 文字コード | 数値 |
| 0 | 3 | (注10) |
22 | インタフェース | 数値 |
| (注11) | 1 | 1:代表インタフェース (注2) |
23 | インタフェース | 文字列 | ADD |
| "host_a" | (注2) |
24 | インタフェース | 文字列 | ADD |
| "101.100.194.1" | (注2) |
25 | インタフェース | 文字列 |
|
| "255.255.255.0" |
|
26 | インタフェース名 | 文字列 |
|
| "IfName" |
|
27 | インタフェース | 文字列 |
|
| "0:0:e:6e:28:df" |
|
28 | インタフェース | 文字列 |
|
| "ethernet-csmacd" | (注12) |
29 | インタフェース | 数値 |
| 0 | 100000000 |
|
30 | インタフェース | 数値 |
| 0 | 2 |
|
31 | インタフェース | 文字列 |
| IP | "IP" | IP :一般ノード |
“ノード構成情報CSVファイル”の注1)~注12)を参照してください。
SNMPエージェントのバージョン
SNMPエージェントのバージョンには、以下のものがあります。
なお、複数のバージョンは、(スラッシュ)で区切ります。
例)
"SNMPv1/SNMPv2c"
SNMPエージェントのバージョン |
---|
None |
SNMPv1 |
SNMPv2c |
参照
注意事項
ファイル内の文字列は、「"」(ダブルクォーテーション)で囲んでください。
文字列は、大文字と小文字で区別します。
ファイル内の項目数が少ない場合には、省略されたものとされます。また、多い場合には、余分な項目が無視されます。
構成情報種別が"NODE"で記述されているノード構成情報CSVファイルとの互換性はありません。
【UNIX版】
日本語版では、本ファイルの文字コードは、インストール時におけるシステムの文字コードとなります。
ファイル名
任意(*.*)
使用用途
フォルダ構成情報の登録/削除/出力を一括処理するためのファイルです。
本ファイルは、mpcmcsvコマンドで使用します。
格納場所
任意
ファイル形式
構成情報種別,フォルダパス,表示名,フォルダ種別,ツリー種別,クラスタ名,クラスタ種別,サブネットアドレス,サブネットマスク/プレフィックス長,SNMPコミュニティ名,DHCP開始アドレス,DHCP終了アドレス,除外開始アドレス(1),除外終了アドレス(1),……………,除外開始アドレス(17),除外終了アドレス(17) |
1行で1つのフォルダ構成情報です。
上位のフォルダ情報はファイルの上側の行にし、下位のフォルダ情報は下側にして、順序関係が入れ替わらないようにします。
ノード一覧ツリーでは、下図のようなフォルダ構成です。
部門フォルダは、2階層目
ネットワークフォルダは、部門フォルダ配下(3階層目)
クラスタフォルダは、クラスタルートフォルダ配下(3階層目)
これ以外の構成にはしないでください。
ノード管理ツリーでは、下図のようなフォルダ構成になります。
ツリー、一般フォルダ以外のフォルダを設定することはできません。
フォルダ情報
項番 | 項目名 | 値の形式 | 必須 | 省略値 | 例 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 構成情報種別 | 文字列 | ADD |
| "FOLDER" | フォルダ構成情報の場合、"FOLDER"とします。 |
2 | フォルダパス | 文字列 | ADD |
| "\Tree_A\Folder_B" | (注1) |
3 | 表示名 | 文字列 |
| フォルダパス(項番2)の最下位フォルダ | "Folder_B" |
|
4 | フォルダ種別 | 数値 |
| 0 | 2 | (注3) |
5 | ツリー種別 | 数値 | ADD |
| 2 | (注4) |
6 | クラスタ名 | 文字列 | ADD |
| "Cluster_C" | (注6) |
7 | クラスタ種別 | 文字列 |
|
| "Fujitsu PRIMECLUSTER" | (注6) |
8 | サブネットアドレス | 文字列 | ADD |
| "100.100.195.0" | (注8) |
9 | サブネットマスク/プレフィックス長 | 文字列 | ADD |
| "255.255.255.0" | (注8) |
10 | SNMPコミュニティ名 | 文字列 | ADD |
| "public" | (注8) |
11 | DHCP開始アドレス | 文字列 |
|
| "100.100.195.1" | (注8) |
12 | DHCP終了アドレス | 文字列 |
|
| "100.100.195.255" | (注8) |
13 | 除外開始アドレス(1) | 文字列 |
|
| "100.100.195.21" | (注8) |
14 | 除外終了アドレス(1) | 文字列 |
|
| "100.100.195.30" | (注8) |
15 | 除外開始アドレス(2) | 文字列 |
|
| "100.100.195.41" | (注8) |
16 | 除外終了アドレス(2) | 文字列 |
|
| "100.100.195.41" | (注8) |
17 | 除外開始アドレス(3) | 文字列 |
|
| "100.100.195.45" | (注8) |
18 | 除外終了アドレス(3) | 文字列 |
|
| "100.100.195.50" | (注8) |
19 | 除外開始アドレス(4) | 文字列 |
|
| "100.100.195.53" | (注8) |
20 | 除外終了アドレス(4) | 文字列 |
|
| "100.100.195.53" | (注8) |
21 | 除外開始アドレス(5) | 文字列 |
|
| "100.100.195.55" | (注8) |
22 | 除外終了アドレス(5) | 文字列 |
|
| "100.100.195.60" | (注8) |
23 | 除外開始アドレス(6) | 文字列 |
|
| "100.100.195.62" | (注8) |
24 | 除外終了アドレス(6) | 文字列 |
|
| "100.100.195.62" | (注8) |
25 | 除外開始アドレス(7) | 文字列 |
|
| "100.100.195.64" | (注8) |
26 | 除外終了アドレス(7) | 文字列 |
|
| "100.100.195.64" | (注8) |
27 | 除外開始アドレス(8) | 文字列 |
|
| "100.100.195.66" | (注8) |
28 | 除外終了アドレス(8) | 文字列 |
|
| "100.100.195.66" | (注8) |
29 | 除外開始アドレス(9) | 文字列 |
|
| "100.100.195.68" | (注8) |
30 | 除外終了アドレス(9) | 文字列 |
|
| "100.100.195.68" | (注8) |
31 | 除外開始アドレス(10) | 文字列 |
|
| "100.100.195.70" | (注8) |
32 | 除外終了アドレス(10) | 文字列 |
|
| "100.100.195.70" | (注8) |
33 | 除外開始アドレス(11) | 文字列 |
|
| "100.100.195.100" | (注8) |
34 | 除外終了アドレス(11) | 文字列 |
|
| "100.100.195.130" | (注8) |
35 | 除外開始アドレス(12) | 文字列 |
|
| "100.100.195.151" | (注8) |
36 | 除外終了アドレス(12) | 文字列 |
|
| "100.100.195.160" | (注8) |
37 | 除外開始アドレス(13) | 文字列 |
|
| "100.100.195.171" | (注8) |
38 | 除外終了アドレス(13) | 文字列 |
|
| "100.100.195.171" | (注8) |
39 | 除外開始アドレス(14) | 文字列 |
|
| "100.100.195.173" | (注8) |
40 | 除外終了アドレス(14) | 文字列 |
|
| "100.100.195.173" | (注8) |
41 | 除外開始アドレス(15) | 文字列 |
|
| "100.100.195.216" | (注8) |
42 | 除外終了アドレス(15) | 文字列 |
|
| "100.100.195.216" | (注8) |
43 | 除外開始アドレス(16) | 文字列 |
|
| "100.100.195.218" | (注8) |
44 | 除外終了アドレス(16) | 文字列 |
|
| "100.100.195.230" | (注8) |
45 | 除外開始アドレス(17) | 文字列 |
|
| "100.100.195.221" | (注8) |
46 | 除外終了アドレス(17) | 文字列 |
|
| "100.100.195.221" | (注8) |
フォルダ構成情報の削除(DEL)の場合は、フォルダパス(項番2)の一致するフォルダが削除されます。
\を区切り文字としてフォルダの表示名をつなげてパスにします。パスは、ツリーから登録/削除を行うフォルダまでを含めて設定します。
フォルダ種別:フォルダ種別には、以下のコードがあります。
コード | フォルダ種別 |
---|---|
0 | 一般フォルダ(ノード管理ツリー内のフォルダ) |
1 | ツリー |
2 | 部門フォルダ |
3 | ネットワークフォルダ |
5 | クラスタフォルダ |
11 | Systemwalker IP NetMGR用フォルダ |
13 | インターネットフォルダ |
注意
上記以外のコードは使用しないでください。
フォルダ種別が、ツリーの場合だけ設定します。
ツリー種別:ツリー種別には、以下のコードがあります。
コード | ツリー種別 |
---|---|
1 | ノード一覧ツリー |
2 | ノード管理ツリー |
注意
上記以外のコードは使用しないでください。
フォルダ種別が、クラスタフォルダの場合だけ設定します。
クラスタ種別:クラスタ種別には、以下のものがあります。
クラスタ種別 |
---|
Microsoft Cluster Server(MSCS) |
Fujitsu UXP/DS Cluster |
Fujitsu Solaris Cluster |
Oracle Parallel Server |
Oracle Solaris Cluster |
HP MC/ServiceGuard |
VERITAS Cluster Server |
DNCWARE Cluster Perfect |
Fujitsu PRIMECLUSTER |
Failover Clustering |
フォルダ種別が、ネットワークフォルダの場合だけ設定します。
DHCP関係の項目(項番11~46)を変更する場合には、項番11~46すべてが再設定されます。
参照
注意事項
各項目の文字列の最大長は256バイトです。
ファイル内の文字列は、「"」(ダブルクォーテーション)で囲んでください。
文字列は、大文字と小文字で区別します。
ファイル内の項目数が少ない場合は、省略されたものとされます。また、多い場合は、余分な項目が無視されます。
Systemwalker IP NetMGR用フォルダは、Systemwalker IP NetMGRで代表取り口ビジー率監視の通知先を作成するときに使用します。詳しくは「Systemwalker IP NetMGR」のマニュアルを参照してください。
【UNIX版】
日本語版では、本ファイルの文字コードは、インストール時におけるシステムの文字コードとなります。
使用例1
新規登録の例)
mpcmcsv -m ADD -f in.csv
"FOLDER","\Tree\Div A","Div A",,2 |
使用例2
フォルダ名更新の例)
mpcmcsv -m ADD -f in2.csv
"FOLDER","\Tree\Div A","他部門",,2 |
ファイル名
任意(*.*)
使用用途
フォルダ構成情報の登録/削除/出力を一括処理するためのファイルです。V11拡張形式ではクラスタコンソール情報の入出力が可能です。
本ファイルは、mpcmcsvコマンドで使用します。
格納場所
任意
ファイル形式
構成情報種別,フォルダパス,表示名,フォルダ種別,ツリー種別,クラスタ名,クラスタ種別, クラスタコンソール,サブネットアドレス,サブネットマスク/プレフィックス長,SNMPコミュニティ名,DHCP開始アドレス,DHCP終了アドレス,除外開始アドレス(1),除外終了アドレス(1),……………,除外開始アドレス(17),除外終了アドレス(17) |
1行で1つのフォルダ構成情報です。
上位のフォルダ情報はファイルの上側の行にし、下位のフォルダ情報は下側にして、順序関係が入れ替わらないようにします。
ノード一覧ツリーでは、下図のようなフォルダ構成です。
部門フォルダは、2階層目
ネットワークフォルダは、部門フォルダ配下(3階層目)
クラスタフォルダは、クラスタルートフォルダ配下(3階層目)
これ以外の構成にはしないでください。
ノード管理ツリーでは、下図のようなフォルダ構成になります。
ツリー、一般フォルダ以外のフォルダを設定することはできません。
フォルダ情報
項番 | 項目名 | 値の 形式 | 必須 | 省略値 | 例 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 構成情報種別 | 文字列 | ADD DEL |
| "FOLDER11EX" | フォルダ構成情報の場合、"FOLDER11EX"とします。 |
2 | フォルダパス | 文字列 | ADD DEL |
| "\Tree_A\Folder_B" | (注1)(注2) |
3 | 表示名 | 文字列 |
| フォルダパス(項番2)の最下位フォルダ | "Folder_B" |
|
4 | フォルダ種別 | 数値 |
| 0 | 2 | (注3) |
5 | ツリー種別 | 数値 | ADD |
| 2 | (注4)(注5) |
6 | クラスタ名 | 文字列 | ADD |
| "Cluster_C" | (注6) |
7 | クラスタ種別 | 文字列 |
|
| "Fujitsu PRIMECLUSTER" | (注6)(注7) |
8 | クラスタコンソール | 文字列 |
|
| "Cluster.exe" | (注6) |
9 | サブネットアドレス | 文字列 | ADD |
| "100.100.195.0" | (注8) |
10 | サブネットマスク/プレフィックス長 | 文字列 | ADD |
| "255.255.255.0" | (注8) |
11 | SNMPコミュニティ名 | 文字列 | ADD |
| "public" | (注8) |
12 | DHCP開始アドレス | 文字列 |
|
| "100.100.195.1" | (注8)(注9) |
13 | DHCP終了アドレス | 文字列 |
|
| "100.100.195.255" | (注8)(注9) |
14 | 除外開始アドレス(1) | 文字列 |
|
| "100.100.195.21" | (注8)(注9) |
15 | 除外終了アドレス(1) | 文字列 |
|
| "100.100.195.30" | (注8)(注9) |
16 | 除外開始アドレス(2) | 文字列 |
|
| "100.100.195.41" | (注8)(注9) |
17 | 除外終了アドレス(2) | 文字列 |
|
| "100.100.195.41" | (注8)(注9) |
18 | 除外開始アドレス(3) | 文字列 |
|
| "100.100.195.45" | (注8)(注9) |
19 | 除外終了アドレス(3) | 文字列 |
|
| "100.100.195.50" | (注8)(注9) |
20 | 除外開始アドレス(4) | 文字列 |
|
| "100.100.195.53" | (注8)(注9) |
21 | 除外終了アドレス(4) | 文字列 |
|
| "100.100.195.53" | (注8)(注9) |
22 | 除外開始アドレス(5) | 文字列 |
|
| "100.100.195.55" | (注8)(注9) |
23 | 除外終了アドレス(5) | 文字列 |
|
| "100.100.195.60" | (注8)(注9) |
24 | 除外開始アドレス(6) | 文字列 |
|
| "100.100.195.62" | (注8)(注9) |
25 | 除外終了アドレス(6) | 文字列 |
|
| "100.100.195.62" | (注8)(注9) |
26 | 除外開始アドレス(7) | 文字列 |
|
| "100.100.195.64" | (注8)(注9) |
27 | 除外終了アドレス(7) | 文字列 |
|
| "100.100.195.64" | (注8)(注9) |
28 | 除外開始アドレス(8) | 文字列 |
|
| "100.100.195.66" | (注8)(注9) |
29 | 除外終了アドレス(8) | 文字列 |
|
| "100.100.195.66" | (注8)(注9) |
30 | 除外開始アドレス(9) | 文字列 |
|
| "100.100.195.68" | (注8)(注9) |
31 | 除外終了アドレス(9) | 文字列 |
|
| "100.100.195.68" | (注8)(注9) |
32 | 除外開始アドレス(10) | 文字列 |
|
| "100.100.195.70" | (注8)(注9) |
33 | 除外終了アドレス(10) | 文字列 |
|
| "100.100.195.70" | (注8)(注9) |
34 | 除外開始アドレス(11) | 文字列 |
|
| "100.100.195.100" | (注8)(注9) |
35 | 除外終了アドレス(11) | 文字列 |
|
| "100.100.195.130" | (注8)(注9) |
36 | 除外開始アドレス(12) | 文字列 |
|
| "100.100.195.151" | (注8)(注9) |
37 | 除外終了アドレス(12) | 文字列 |
|
| "100.100.195.160" | (注8)(注9) |
38 | 除外開始アドレス(13) | 文字列 |
|
| "100.100.195.171" | (注8)(注9) |
39 | 除外終了アドレス(13) | 文字列 |
|
| "100.100.195.171" | (注8)(注9) |
40 | 除外開始アドレス(14) | 文字列 |
|
| "100.100.195.173" | (注8)(注9) |
41 | 除外終了アドレス(14) | 文字列 |
|
| "100.100.195.173" | (注8)(注9) |
42 | 除外開始アドレス(15) | 文字列 |
|
| "100.100.195.216" | (注8)(注9) |
43 | 除外終了アドレス(15) | 文字列 |
|
| "100.100.195.216" | (注8)(注9) |
44 | 除外開始アドレス(16) | 文字列 |
|
| "100.100.195.218" | (注8)(注9) |
45 | 除外終了アドレス(16) | 文字列 |
|
| "100.100.195.230" | (注8)(注9) |
46 | 除外開始アドレス(17) | 文字列 |
|
| "100.100.195.221" | (注8)(注9) |
47 | 除外終了アドレス(17) | 文字列 |
|
| "100.100.195.221" | (注8)(注9) |
フォルダ構成情報の削除(DEL)の場合は、フォルダパス(項番2)の一致するフォルダが削除されます。
\を区切り文字としてフォルダの表示名をつなげてパスにします。パスは、ツリーから登録/削除を行うフォルダまでを含めて設定します。
フォルダ種別:フォルダ種別には、以下のコードがあります。
コード | フォルダ種別 |
---|---|
0 | 一般フォルダ(ノード管理ツリー内のフォルダ) |
1 | ツリー |
2 | 部門フォルダ |
3 | ネットワークフォルダ |
5 | クラスタフォルダ |
11 | Systemwalker IP NetMGR用フォルダ |
13 | インターネットフォルダ |
注意
上記以外のコードは使用しないでください。
フォルダ種別が、ツリーの場合だけ設定します。
ツリー種別:ツリー種別には、以下のコードがあります。
コード | ツリー種別 |
---|---|
1 | ノード一覧ツリー |
2 | ノード管理ツリー |
注意
上記以外のコードは使用しないでください。
フォルダ種別が、クラスタフォルダの場合だけ設定します。
クラスタ種別:クラスタ種別には、以下のものがあります。
クラスタ種別 |
---|
Microsoft Cluster Server(MSCS) |
Fujitsu UXP/DS Cluster |
Fujitsu Solaris Cluster |
Oracle Parallel Server |
Oracle Solaris Cluster |
HP MC/ServiceGuard |
VERITAS Cluster Server |
DNCWARE Cluster Perfect |
Failover Clustering |
フォルダ種別が、ネットワークフォルダの場合だけ設定します
DHCP関係の項目(項番12~47)を変更する場合には、項番12~47すべてが再設定されます。
参照
注意事項
各項目の文字列の最大長は256バイトです。
ファイル内の文字列は、「"」(ダブルクォーテーション)で囲んでください。
文字列は、大文字と小文字で区別します。
ファイル内の項目数が少ない場合は、省略されたものとみなされます。また、多い場合は、余分な項目が無視されます。
【UNIX版】
日本語版では、本ファイルの文字コードは、インストール時におけるシステムの文字コードとなります。
使用例1
新規登録の例)
mpcmcsv -m ADD -f in.csv
"FOLDER","\Tree\Div A","Div A",,2 "FOLDER","\Tree\Div A\100.100.195.0"," 100.100.195.0",,3,,,,"100.100.195.0","255.255.255.0","public","100.100.195.1","100.100.195.255","100.100.195.21","100.100.195.30" "FOLDER","\Tree\Div A\100.100.196.0"," 100.100.196.0",,3,,,,"100.100.196.0","255.255.255.0","public","100.100.196.1","100.100.195.255","100.100.196.11","100.100.195.21" "FOLDER","\Tree\クラスタ\Cluster_C",,5,"Cluster_C", "Fujitsu PRIMECLUSTER "
使用例2
フォルダ名更新の例)
mpcmcsv -m ADD -f in2.csv
"FOLDER","\Tree\Div A","他部門",,2 "FOLDER","\Tree\他部門\100.100.195.0","Network A-1",,3,,,,"100.100.195.0", "255.255.255.0","public","100.100.195.1","100.100.195.255","100.100.195.21","100.100.195.30" "FOLDER","\Tree\他部門\100.100.196.0","Network B-2",,3,,,,"100.100.196.0", "255.255.255.0","100.100.195.255","100.100.196.11","public","100.100.196.1","100.100.195.21" "FOLDER","\Tree\クラスタ\Cluster_C","CLUSTER",,5,"Cluster_C","Fujitsu PRIMECLUSTER "
ファイル名
任意(*.*)
使用用途
管理サーバ定義の登録/出力を一括処理するためのファイルです。
本ファイルは、mpcmcsvコマンドで使用します。
格納場所
任意
ファイル形式
構成情報種別,部門フォルダ名,ホスト名
1行で1つの管理サーバ定義です。
管理サーバ定義
項番 | 項目名 | 値の形式 | 例 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 構成情報種別 | 文字列 | "SMSERVER" | 管理サーバ定義の場合は、"SMSERVER"とします。 |
2 | 部門フォルダ名 | 文字列 | "Division A" |
|
3 | ホスト名 | 文字列 | "host_a" | 部門管理サーバのホスト名を指定します。部門管理サーバがクラスタの場合は、mpcmclstコマンドで登録した論理ノードのホスト名を指定します。 |
文字列の最大長は、256バイトです。
参照
注意事項
ファイル内の文字列は、「"」(ダブルクォーテーション)で囲んでください。
文字列は、大文字と小文字で区別します。
自部門フォルダに対する管理サーバの登録は無視します。
クラスタの論理ノードが部門管理サーバとして登録されている状態から、他の部門に変更した場合は、当該の論理ノードは、自動的に削除されます。
ファイル内の項目数が多い場合には余分な項目が無視されます。
【UNIX版】
日本語版では、本ファイルの文字コードは、インストール時におけるシステムの文字コードとなります。
使用例1
管理サーバの登録例)
mpcmcsv -m ADD -f in.csv
"SMSERVER","Division A","host_a" "SMSERVER","Division B","host_b"
部門管理サーバがクラスタの場合には、mpcmclstコマンドで論理ノードを登録します。
host_b1(プライマリ)、host_b2(セカンダリ)のクラスタからホスト名:host_b、IPアドレス:100.100.195.1の論理ノードを作成します。
mpcmclst -a -h host_b1 -i 100.100.195.1 -n host_b
使用例2
管理サーバ定義のcsv出力例)
mpcmcsv -m OUT -f out.csv
"SMSERVER","Division A","host_a" "SMSERVER","Division B","host_c"