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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.81 drmssts(DRMS管理ファイルへの管理情報追加コマンド(クライアント用))

本コマンドは、オフライン配付した資源の情報をDRMS管理ファイルに追加することで運用管理サーバからの検索を可能にするコマンドです。

1.2.81.1 メンテナンス版数適用済版数の設定

機能説明

資源配付クライアントの管理ファイル内のメンテナンス版数に対して、適用済版数を設定します。

記述形式

drmssts

-a rms -e 適用済版数名 [-v 個別メンテナンス版数名]

オプション

-a rms:

本コマンドの機能を定義します。本オプションは「rms」と指定します。

-e 適用済版数名:

適用済版数名をASCII(英数字8文字以内)で指定します。適用済版数名を初期世代(空白世代)に設定する場合は、「"」(ダブルクォーテーション)を2つ続けて指定してください。

-v 個別メンテナンス版数名:

個別メンテナンス版数名をASCII(英数字8文字以内)で指定します。本オプションを省略した場合、共通メンテナンス版数とみなします。

復帰値

0:正常終了

適用済版数の設定が正常に終了しました。

1:警告

指定された個別メンテナンス版数名が存在しません。

適用済版数名と同一版数名が指定されました。

3:処理継続不可能な使用者エラー

オプションの指定に誤りがあります。設定処理ができません。

4:プログラム・エラー

システムにエラーが発生しました。設定処理ができません。

動作中のファイルの置き換えが完了していません。

参照

資源配付用コンド(クライアント用)

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmscl

実行に必要な権限/実行環境

注意事項

使用例

個別メンテナンス版数名「VL1」に、適用済版数名「RMS00001」を設定します。

drmssts -a rms -v VL1 -e RMS00001

1.2.81.2 資源グループ適用済世代の設定

機能説明

資源配付クライアントの管理ファイルに対して、業務配下の資源グループの適用済世代を設定します。

記述形式

drmssts

-a rsc -j 業務名 -g 資源グループ名 -e 適用済世代名 [-v バージョン・レベル] [-m 個別メンテナンス版数名]

オプション

-a rsc:

本コマンドの機能を定義します。本オプションは「rsc」と指定します。

-j 業務名:

業務名を、ASCII(英数字30文字以内)またはシフトJIS(15文字以内)で指定します。

-g 資源グループ名:

資源グループ名をASCII(英数字12文字以内)で指定します。

-e 適用済世代名:

適用済世代名をASCII(英数字8文字以内)で指定します。適用済世代名を初期世代(空白世代)に設定する場合は、「"」(ダブルクォーテーション)を2つ続けて指定してください。

-v バージョン・レベル:

資源グループ名のバージョン・レベルをASCII(英数字8文字以内)で指定します。本オプションが省略された場合、空白を指定したものとみなします。

-m 個別メンテナンス版数名:

個別メンテナンス版数内の資源グループ定義を行う際に個別メンテナンス版数名をASCII(英数字8文字以内)で指定します。本オプションが省略された場合、共通メンテナンスおよび個別業務に属する資源グループの適用済世代設定とみなします。

復帰値

0:正常終了

適用済世代の設定が正常に終了しました。

1:警告

指定された業務名が存在しません。

適用済世代名と同一世代名が指定されました。

指定された資源グループが存在しません。

指定された個別メンテナンス版数名が存在しません

3:処理継続不可能な使用者エラー

オプションの指定に誤りがあります。設定処理ができません。

4:プログラムエラー

システムにエラーが発生しました。設定処理ができません。

動作中のファイルの置き換えが完了していません。

参照

資源配付用コンド(クライアント用)

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmscl

実行に必要な権限/実行環境

注意事項

使用例

業務名「業務アプリ」に、資源グループ名「DEVELOP」、適用済版数名「GEN00001」を設定します。

drmssts -a rsc -j 業務アプリ -g DEVELOP -e GEN00001