ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.82 drmsstsr(資源の適用状況変更コマンド)

本コマンドは、システムのマスタ作成時、およびシステム破壊後のリカバリ時において、システムのレベルと資源配付の適用世代のレベルを合わせるために、ある世代までを適用済に設定するときに使用します。

本コマンドを実行することによって、不要な世代は配付/適用されなくなり、環境構築時間を短縮できます。

1.2.82.1 メンテナンス版数のステータス情報の設定

機能説明

本コマンドは、メンテナンス版数のステータス情報を、適用完了ステータスとして、管理ファイルに設定します。

記述形式

drmsstsr

-a rms [-v メンテナンス版数名] -e メンテナンス版数の世代識別名

オプション

-a rms:

本コマンドの機能を定義します。本オプションでは「rms」と指定します。

-v メンテナンス版数名:

メンテナンス版数名をASCII(8文字以内)で指定します。本オプションが省略された場合、共通メンテナンス版数が指定されたものとみなします。

-e メンテナンス版数の世代識別名:

メンテナンス版数の世代識別名をASCII(8文字以内)で指定します。

復帰値

0:正常終了

ステータス設定処理が正常に終了しました。

3:処理継続不可能な使用者エラー

オプションの指定に誤りがあります。ステータス設定処理ができません。

4:プログラムエラー

システムにエラーが発生しました。ステータス設定処理ができません。

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\drmssv

UNIX

/opt/systemwalker/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

注意事項

使用例

個別メンテナンス版数名に「RV01」、世代識別名に「RMS00003」を設定します。

drmsstsr -a rms -v RV01 -e RMS00003

1.2.82.2 資源グループのステータス情報の設定

機能説明

本コマンドは、「SYSLEVEL」のステータス情報を登録完了ステータスとして管理ファイルに設定します。

記述形式

drmsstsr

-a rsc -g SYSLEVEL [-v メンテナンス版数名] -e 世代識別名 -d pc#txt -P send

オプション

-a rsc:

本コマンドの機能を定義します。本オプションでは「rsc」と指定します。

-g SYSLEVEL:

資源グループ名に「SYSLEVEL」と指定します。

-v メンテナンス版数名:

メンテナンス版数名をASCII(8文字以内)で指定します。本オプションが省略された場合、共通メンテナンス版数が指定されたものとみなします。

-e 世代識別名:

世代識別名をASCII(8文字以内)で指定します。

-d pc#txt:

「pc#txt」と指定します。

-P send:

「send」と指定します。

復帰値

0:正常終了

ステータス設定処理が正常に終了しました。

3:処理継続不可能な使用者エラー

オプションの指定に誤りがあります。ステータス設定処理ができません。

4:プログラムエラー

システムにエラーが発生しました。ステータス設定処理ができません。

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\drmssv

UNIX

/opt/systemwalker/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

注意事項

使用例

メンテナンス版数名に「RV01」、世代識別名に「RMS00003」を設定します。

drmsstsr -a rsc -g SYSLEVEL -v RV01 -e RMS00003 -d pc#txt -Psend