本コマンドは、資源配付で管理している管理ファイルの情報を検索してリスト出力します。
機能説明
資源属性情報を検索して出力します。
記述形式
drmslst | -a atr -l rsc [-g 資源グループ名 [-v バージョン・レベル]]|[-p 製品名 -v バージョン・レベル -o OS識別名] |
オプション
本コマンドの機能を定義します。本オプションは「atr」と指定します。
出力する情報の属性種別を指定します。属性種別は以下のように指定します。
資源属性
検索する資源グループ名を指定します。資源グループ名は、ASCII(12文字以内)の英数字を指定します。本オプションを省略した場合は、すべての資源グループを出力します。
なお、本オプションを指定する場合は、-pオプションを指定することはできません。
検索する資源グループまたは製品のバージョン・レベルを指定します。バージョン・レベルは、ASCII(8文字以内)の英数字を指定します。-gオプションを指定する場合で、本オプションを省略した場合は、空白のバージョン・レベルを指定したものとみなします。-pオプションを指定する場合、本オプションは省略できません。
検索する製品名を指定します。製品名は、ASCII(12文字以内)の英数字で指定します。本オプションを指定する場合は、-vおよび-oオプションを必ず指定してください。
なお、本オプションを指定する場合は、-gオプションを指定することはできません。
製品が動作するOSのOS識別名を指定します。本オプションは以下のように指定します。
DS/90 7000シリーズのシステム修正データの場合
復帰値
検索処理が正常に終了しました。
オプションの指定に誤りがあります。検索処理ができません。
システムにエラーが発生しました。検索処理ができません。
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin |
UNIX | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
DistributionReference権限が必要です。
サーバ用コマンドです。
【UNIX】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
サーバ用コマンドです。
注意事項
-gおよび-pのオプション両方を省略した場合は、すべての資源グループおよび製品の資源属性情報を出力します。
本コマンドの出力結果をアプリケーションプログラムにて参照する場合は、各種情報の個数を示す値(出力形式の世代識別名数、資源グループ数、システム数など)を利用することをお勧めします。
使用例
定義している資源属性情報をすべて検索します。
drmslst -a atr -l rsc
実行結果/出力形式
資源属性情報の出力形式を以下に示します。
機能説明
バックアップ情報を検索します。
記述形式
drmslst | -a bak |
オプション
本コマンドの機能を定義します。本オプションは「bak」と指定します。
復帰値
検索処理が正常に終了しました。
指定したバックアップ情報が定義されていません。検索処理ができません。
オプションの指定に誤りがあります。検索処理ができません。
システムにエラーが発生しました。検索処理ができません。
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin |
UNIX | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
DistributionReference権限が必要です。
サーバ用コマンドです。
【UNIX】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
サーバ用コマンドです。
注意事項
本コマンドの出力結果をアプリケーションプログラムにて参照する場合は、各種情報の個数を示す値(出力形式の世代識別名数、資源グループ数、システム数など)を利用することをお勧めします。
使用例
drmslst -a bak
実行結果/出力形式
バックアップ情報の出力形式を以下に示します。
【Windows版】
【UNIX版】
定義の日付、時間は[コントロールパネル]の[各国対応]の[日付の形式]、[時刻の形式]で設定している形態に準拠して出力します。
機能説明
業務構成情報として、業務名と業務に対応する資源グループおよび製品を検索します。
記述形式
drmslst | -a job [-j 業務名] |
オプション
本コマンドの機能を定義します。本オプションは「job」と指定します。
検索する業務名を指定します。
Windows版の場合、業務名は、ASCII(30文字以内)またはシフトJIS(15文字以内)で指定します。
UNIX版の場合、業務名は、ASCII(30文字以内)、EUC(15文字以内)またはシフトJIS(15文字以内)で指定します。ただし、LinuxでシフトJISは指定できません。
本オプションが省略された場合、定義されているすべての業務構成情報が出力されます。
復帰値
検索処理が正常に終了しました。
指定した業務名が定義されていません。検索処理ができません。
オプションの指定に誤りがあります。検索処理ができません。
システムにエラーが発生しました。検索処理ができません。
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin |
UNIX | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
DistributionReference権限が必要です。
サーバ用コマンドです。
【UNIX】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
サーバ用コマンドです。
注意事項
業務名には「/」、「\」、「*」、「?」、「,」、「%」を使用しないでください。
本コマンドの出力結果をアプリケーションプログラムにて参照する場合は、各種情報の個数を示す値(出力形式の世代識別名数、資源グループ数、システム数など)を利用することをお勧めします。
使用例
業務名「人事」に対応する業務構成情報を検索します。
drmslst -a job -j 人事
実行結果/出力形式
業務構成情報の出力形式を以下に示します。
【Windows版】
【UNIX版】
コメントがない場合は、「*」の形式に出力します。
登録の日付、登録の時間は、[コントロールパネル]の[各国対応]の[日付の形式]、[時刻の形式]で設定している形態に準拠して出力します。
(14)はサーバ、クライアント共通の場合「comm」と出力します。
機能説明
適用先IDの登録情報を検索します。
記述形式
drmslst | -a lib [-l 適用先ID] [-S] |
オプション
本コマンドの機能を定義します。本オプションは「lib」と指定します。
適用先IDを指定します。適用先IDは、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。本オプションを省略した場合、すべての適用先IDが出力されます。
適用先ディレクトリが共有ディスク用として定義されているかどうかの情報を指定します。本オプションを省略した場合は、共有ディスク用の定義情報は出力されません。
復帰値
検索処理が正常に終了しました。
指定した適用先IDがありません。
オプションの指定に誤りがあります。
システムにエラーが発生しました。検索処理ができません。
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin |
UNIX | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
DistributionReference権限が必要です。
サーバ用コマンドです。
【UNIX】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
サーバ用コマンドです。
注意事項
適用先IDには、英数字(0~9、A~Z、a~z)と「#」だけが、指定できます。
本コマンドの出力結果をアプリケーションプログラムにて参照する場合は、各種情報の個数を示す値(出力形式の世代識別名数、資源グループ数、システム数など)を利用することをお勧めします。
使用例
適用先IDを「TEXTLIB」とします。
drmslst -a lib -l TEXTLIB
実行結果/出力形式
適用先IDの登録情報の出力形式を以下に示します。
【Windows版】
【UNIX版】
定義の日付、定義の時間は[コントロールパネル]の[各国対応]の[日付の形式]、[時刻の形式]で設定している形態に準拠して出力します。
機能説明
DRMS管理ファイル内のメンテナンス版数の登録情報、送信状況および適用状況を検索して出力します。
本コマンドでは、オプションの指定(-mオプション)により、運用管理サーバから部門管理/業務サーバのDRMS管理ファイルをオンラインで検索し(以降、オンライン検索と呼びます)、運用管理サーバのDRMS管理ファイルの更新およびリスト出力することができます。したがって、運用管理サーバから部門管理/業務サーバ側でオフライン配付された資源についても適用状況を知ることができます。
なお、本コマンドのオプションの指定により登録したファイルの詳細情報(最終更新日時、ファイル属性、サイズ、ファイル名)について検索することもできます。
記述形式
drmslst | -a rms [-v メンテナンス版数名] [-e メンテナンス版数の世代] [-l 出力オプション] [-m 検索先ドメイン名] [-s 出力ドメイン名] [-k serv|own] [-I] [-G] [-X] [-H own|other] |
オプション
本コマンドの機能を定義します。本オプションは「rms」と指定します。
情報を参照するメンテナンス版数名を指定します。メンテナンス版数名は、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。本オプションを指定した場合は個別メンテナンス版数とみなし、本オプションを省略した場合は、共通メンテナンス版数とみなします。
本オプションと-Xオプションを両方指定した場合、本オプションは無効となります。本オプションと-Xオプションを両方省略した場合、共通メンテナンス版数のメンテナンス版数情報を出力します。ワイルドカード指定および複数指定はできません。
メンテナンス版数の世代を指定します。メンテナンス版数の世代は、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。
-lオプションにstsを指定した場合には、本オプションを指定しないでください。省略した場合は、すべての世代の情報を出力します。
検索結果を出力するための出力オプションを指定します。本オプションは以下のように指定します。
メンテナンス版数の定義情報を出力
メンテナンス版数の登録情報を出力
メンテナンス版数の送信状況を出力
リスト出力をしないで、オンライン検索した結果を運用管理サーバのDRMS管理ファイルを更新する場合だけに指定
本オプションを省略した場合は、メンテナンス版数の登録情報を出力します。本オプションは、どれか1つの出力オプションだけ指定可能です。出力オプションにdfnまたはstsを指定した場合は、-eオプションを指定しないでください。
オンライン検索するサーバのドメイン名(どのドメインサーバのDRMS管理ファイルを検索するか)を指定します。
Windows版の場合、検索先ドメイン名は、ASCII(128文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)で指定します。
UNIX版の場合、検索先ドメイン名は、ASCII(128文字以内)、EUC(64文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)で指定します。ただし、LinuxでシフトJISは指定できません。
検索先ドメイン名にはワイルド・カードが指定できます。この場合、検索先ドメイン名全体を「"」(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。
本オプションは、-lオプションで「sts」、「non」以外が指定された場合は無効です。本オプションを省略した場合、資源配付は、オンライン検索しないで自分のDRMS管理ファイルを検索します。
任意個の任意の文字列
任意の1字に対する文字
なお、本オプションによりオンライン検索した場合は、検索結果を自分のDRMS管理ファイルに反映します。
出力するシステム(どのシステムの情報を出力するか)のあて先システム名を指定します。
Windows版の場合、出力ドメイン名は、ASCII(128文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)で指定します。
UNIX版の場合、出力ドメイン名は、ASCII(128文字以内)、EUC(64文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)で指定します。ただし、LinuxでシフトJISは指定できません。
出力ドメイン名には、ワイルド・カードが指定できます。この場合、出力ドメイン名全体を「"」(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。本オプションは、-lオプションで「sts」、「non」以外が指定された場合は無効です。本オプションを指定するときは、必ず-kオプションを指定してください。
任意個の任意の文字列
任意の1字に対する文字
本オプションが省略された場合、すべてのシステムの情報が出力されます。
検索するシステムの種別を指定します。本オプションは、-lオプションで「sts」、「non」以外が指定された場合は無効です。
本オプションは、運用管理サーバのDRMS管理ファイル内を検索する場合とオンライン検索する場合により、以下のように指定します。
運用管理サーバのDRMS管理ファイルを検索する場合
あて先システム情報として、送信・適用情報を検索する場合に指定します。
登録状況を検索する場合に指定します。
オンライン検索する場合
あて先システム情報として、検索先サーバにある自システムの送信・適用状況を検索する場合に指定します。
本オプションを省略した場合、「serv」を指定したものとみなします。
メンテナンス版数の登録情報の検索でファイル詳細情報を出力する場合に指定します。本オプションを省略した場合は、ファイル詳細情報を出力しません。
クライアント資源のダウンロード種別を表示する場合に指定します。
全メンテナンス版数を検索/表示します。-vオプションと本オプションが同時に指定された場合、-vオプションは無効となります。本オプションと-vオプションを両方省略した場合、共通メンテナンス版数のメンテナンス版数情報を出力します。
検索対象のシステムが、運用管理サーバ配下の直下のサーバ(以降、隣接サーバと呼びます)か、サーバ配下の直下ではないサーバ(以降、非隣接サーバと呼びます)かを指定します。
隣接サーバのシステムに対して検索します。
非隣接サーバのシステムに対して検索します。
本オプションを省略した場合、「own」が指定されたものとみなします。
本オプションは、-lオプションで「sts」、「non」以外が指定された場合は、指定しないでください。
復帰値
検索処理が正常に終了しました。
通信エラーが発生しました。検索処理ができません。
オプションの指定に誤りがあります。検索処理ができません。
システムにエラーが発生しました。検索処理ができません。
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin |
UNIX | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
DistributionReference権限が必要です。
サーバ用コマンドです。
【UNIX】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
サーバ用コマンドです。
注意事項
指定した情報(あて先システム以外)が存在しない場合、コマンドは正常終了し、検索結果結果に「0」が出力されます
-sオプションを省略またはワイルド・カードで指定すると、全システムの情報が出力されます。
メンテナンス版数の世代には、英数字(0~9、A~Z、a~z)と「#」で、メンテナンス版数名には、英数字(0~9、A~Z、a~z)が使用できます。
検索先ドメイン名、出力ドメイン名には「/」、「\」、「*」、「?」、「,」、「%」を使用しないでください。
-mオプションに非隣接サーバを指定した場合は、検索結果通知をCSV形式でファイルに格納します。CSVファイル名および格納場所については、“資源配付の結果通知情報”を参照してください。
ファイル詳細情報を出力すると指定した場合、メンテナンス版数に登録した該当資源グループが、旧バージョンのDRMSで登録された資源グループ、またはほかのサーバから転送されてきた資源グループの場合には、ファイル詳細情報は出力されません。
-lオプションの出力オプションにstsを指定した場合は、-eオプションを指定しないでください。
-mオプションに指定した検索先ドメイン名のシステム定義が行われていない場合は、-Hオプションに「own」を指定しているか、または省略している場合には、隣接サーバとして自動定義されます。 -Hオプションに「other」を指定している場合には、非隣接サーバとして自動定義されます。
本コマンドの出力結果をアプリケーションプログラムにて参照する場合は、各種情報の個数を示す値(出力形式の世代識別名数、資源グループ数、システム数など)を利用することをお勧めします。
使用例1
全メンテナンス版数の定義情報を出力します。
drmslst -a rms -l dfn -X
2 RMSLEVEL * 1 JOB1 RMSLEVEL V10L10 2 RJOB01 RJOB02
使用例2
メンテナンス版数名が「V10L10」のメンテナンス版数の定義情報を出力します。
drmslst -a rms -v V10L10 -l dfn
1 RMSLEVEL V10L10 2 RJOB01 RJOB02
使用例3
全メンテナンス版数の登録情報を出力します。
【Windows版】
drmslst -a rms -l add -X
2 RMSLEVEL * 2 RMS00001 2010/05/19 04:04:13 * * * 1 3,460 JOB2 1 0 0 YUNSRC2 * GEN00000 pc#txt * cl RMS00100 2010/05/19 04:03:38 * * * 1 3,460 JOB1 2 0 0 YUNSRC V01 GEN00000 pc#txt LIB01 comm YUNSRC V01 GEN00001 pc#txt LIB01 comm RMSLEVEL V10L10 1 RMS00100 2010/05/19 04:03:38 * * * 1 3,460 RJOB1 2 0 0 YUNYUNSRC V01 GEN00000 pc#txt LIB01 comm YUNYUNSRC V01 GEN00001 pc#txt LIB01 comm
【UNIX版】
drmslst -a rms -l add -X
2 RMSLEVEL * 2 RMS00001 Mon Jan 11 04:04:13 1999 * * * 1 3,460 JOB2 1 0 0 YUNSRC2 * GEN00000 pc#txt * ws RMS00100 Mon Jan 11 04:03:38 1999 * * * 1 3,460 JOB1 2 0 0 YUNSRC V01 GEN00000 pc#txt LIB01 comm YUNSRC V01 GEN00001 pc#txt LIB01 comm RMSLEVEL V10L10 1 RMS00100 Mon Jan 11 04:03:38 1999 * * * 1 3,460 RJOB1 2 0 0 YUNYUNSRC V01 GEN00000 pc#txt LIB01 comm YUNYUNSRC V01 GEN00001 pc#txt LIB01 comm
使用例4
全メンテナンス版数の送信状況を出力します。
【Windows版】
drmslst -a rms -l sts -X
2 DAIDO serv 192.168.36.196 tcp/ip release 2010/05/19 04:02:15 * * 2 RMSLEVEL * 1 RMS00001 0 20 10 * 2010/05/19 04:05:45 * rmsdate * * 0/ 0/ 0 RMSLEVEL V10L10 2 RMS00001 0 20 10 * 2010/05/19 04:05:45 * rmsdate * * 0/ 0/ 0 RMS00000 2 20 10 2010/05/19 04:03:00 2010/05/19 04:05:03 * rmsdate * * 0/ 0/ 0 HEIWA serv 192.168.36.198 tcp/ip release 2010/05/19 03:02:15 * * 1 RMSLEVEL V10L10 2 RMS00001 0 20 10 * 2010/05/19 04:05:45 * rmsdate * * 0/ 0/ 0 RMS00000 2 20 10 2010/05/19 04:03:00 2010/05/19 04:05:03 * rmsdate * * 0/ 0/ 0
【UNIX版】
drmslst -a rms -l sts -X
2 DAIDO serv 192.168.36.196 tcp/ip release Mon Jan 11 04:02:15 2010 * * 2 RMSLEVEL * 1 RMS00001 0 20 10 * Mon Jan 11 04:05:45 2010 * rmsdate * * 0/ 0/ 0 RMSLEVEL V10L10 2 RMS00001 0 20 10 * Mon Jan 11 04:05:45 2010 * rmsdate * * 0/ 0/ 0 RMS00000 2 20 10 Mon Jan 11 04:03:00 2010 Mon Jan 11 04:05:03 2010 * rmsdate * * 0/ 0/ 0 HEIWA serv 192.168.36.198 tcp/ip release Mon Jan 11 03:02:15 2010 * * 1 RMSLEVEL V10L10 2 RMS00001 0 20 10 * Mon Jan 11 04:05:45 2010 * rmsdate * * 0/ 0/ 0 RMS00000 2 20 10 Mon Jan 11 04:03:00 2010 Mon Jan 11 04:05:03 2010 * rmsdate * * 0/ 0/ 0
実行結果/出力形式
“メンテナンス版数の定義情報の出力形式”にメンテナンス版数の定義情報の出力形式を、“メンテナンス版数の登録情報、送信状況の出力形式”にメンテナンス版数の登録情報、送信状況の出力形式を示します。
出力形式1: -a rms -l add -Iを指定した場合
【Windows版】
【UNIX版】
リモートメンテナンスの目的、オーナー名、コメントを省略して登録した場合は、「*」の形式に出力されます。
バージョン・レベルを空白で登録していた場合は「*」の形式で出力されます。
メンテナンス版数に登録した該当資源グループが、旧バージョンのDRMSで登録された資源グループ、または、ほかのサーバから転送されてきた資源グループの場合、(22)は「*」の形式で出力され、(23)から(26)の情報は出力されません。
(5)登録日付および(6)登録時間は、[コントロールパネル]の[各国対応]の[日付の形式]、[時刻の形式]で設定されている形態に準拠して出力されます。
(25)ファイルのサイズの単位はバイトで出力します。このサイズは圧縮される前のデータ量で、ディレクトリの場合は0となります。
(24)ファイルの属性の意味は以下のとおりです。
D: ディレクトリ R: 書き込み禁止ファイル
H: 隠しファイル S: システムファイル
A: バックアップ対象ファイル
出力形式2: -a rms -l sts -G を指定した場合
【Windows版】
【UNIX版】
(7)を空白で登録していた場合は、「*」の形式に出力します。
(17)で未適用の場合は、「*」の形式に出力します。
(6)日時(定義)、(15)適用予定日時、(16)日時(送受信)は[コントロールパネル]の[各国対応]、[日付の形式]、[時刻の形式]で設定している形態に準拠して出力します。
(18)は、rmsdateを指定していた場合、「rmsdate」と出力します。
(21)は、クライアントのダウンロードが正常終了している数、異常終了している数およびクライアントの総数を、「/」で区切って出力します。
(10)は、DRMS編集ファイルのsave_gennumオプション(保有世代に関するオプション)の指定範囲内で基本的には表示されますが、本コマンドが投入された時点のDRMS管理ファイルの情報を出力するため、一時的にsave_gennumオプションの指定範囲より多い世代数が表示される場合があります。
なお、適用種別については、“システム名の定義情報、送信状況および適用状況の検索”の中の“適用種別、処理状態および処理結果の説明”を参照してください。
機能説明
自システムのユーザ資源の登録情報を検索して出力します。
記述形式
【Windows版】
drmslst | -a rsc [-g 資源グループ名] [-v バージョン・レベル] [-e 世代識別名] [-I] |
【UNIX版】
drmslst | -a rsc [-g 資源グループ名] [-v バージョン・レベル] [-e 世代識別名] [-i 詳細情報種別] [-I] |
オプション
本コマンドの機能を定義します。本オプションは「rsc」と指定します。
出力するユーザ資源の所属する資源グループ名を指定します。
資源グループ名は、ASCII(12文字以内)の英数字または「#」で指定します。資源グループ名には、ワイルド・カードが指定できます。
ワイルド・カードを指定した場合、-vを指定しても無視されます。また、この場合、資源グループ名全体を「"」(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。
任意個の任意の文字列
任意の1字に対する文字
すべての資源グループを出力する場合は、-g、-vオプションを省略します。
出力するユーザ資源の所属する資源グループのバージョン・レベルを指定します。バージョン・レベルは、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。省略した場合は、空白のバージョン・レベルを指定したものとなります。すべての資源グループを出力する場合は、-g、-vオプションを省略します。
UNIX版の場合、-iオプションを指定した場合は、本オプションは無効となります。
特定の世代の情報だけを出力したい場合に、世代識別名を指定します。本オプションを省略した場合は、全世代の情報が出力されます。
ユーザ資源の詳細情報を出力します。高速ページ・プリンタ装置用の文字パターンの登録情報を検索する場合は「epa」と指定します。本オプションを指定した場合、-g、-vは無効となります。
ユーザ資源データの登録情報の検索でファイル詳細情報を出力する場合に指定します。本オプションを省略した場合は、ファイル詳細情報を出力しません。
復帰値
検索処理が正常に終了しました。
指定した資源グループはありません。検索処理ができません。
オプションの指定に誤りがあります。検索処理ができません。
システムにエラーが発生しました。検索処理ができません。
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin |
UNIX | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
DistributionReference権限が必要です。
サーバ用コマンドです。
【UNIX】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
サーバ用コマンドです。
注意事項
1つの資源グループについての登録情報を検索する場合は、-g、-vオプションを同時に指定してください。(空白のバージョン・レベルを指定する場合は、-gオプションを指定し、-vオプションは省略してください)
すべての資源グループ情報を出力する場合は、-g、-vオプションを省略してください。
資源グループ名には、英数字(0~9、A~Z、a~z)と「#」、バージョン・レベル、世代識別名には、英数字(0~9、A~Z、a~z)を使用してください。
ファイル詳細情報を出力すると指定した場合、ユーザ資源に登録した該当資源グループが、旧バージョンの資源配付で登録された資源グループまたは他システムから転送されてきた資源グループの場合には、ファイル詳細情報は出力されません。
本コマンドの出力結果をアプリケーションプログラムにて参照する場合は、各種情報の個数を示す値(出力形式の世代識別名数、資源グループ数、システム数など)を利用することをお勧めします。
使用例
資源グループ名の先頭4文字が「TEXT」の資源グループ名と指定し、指定した資源グループの資源データを検索します。
【Windows版】
drmslst -a rsc -g "TEXT*" -I
2 TEXTDATA V11L10 1999/04/10 09:31:44 pc#txt LIBTXT 2 E020 1 * 456 1999/04/11 21:50 -R--A 111 d:\dir\efgh E010 2 * 123,456 1999/04/11 21:41 D---- 0 d:\dir 1999/04/11 21:41 -R--A 4,567 d:\dir\abcd TEXTDATA2 V11L20 1999/04/10 09:31:44 pc#txt LIBTXT 1 E001 1 * 456 1999/04/12 11:50 -RHSA 10 d:\dir\jklmm
【UNIX版】
drmslst -a rsc -g "TEXT*" -I
2 TEXTDATA V11L10 Mon Jan 11 01:23:45 1999 unix#txt LIBTXT 2 E020 1 * 456 Tue Jan 12 01:23:45 1999 -rw-r----- 111 /dir/efgh E010 2 * 123,456 Tue Jan 12 01:23:45 1999 drwx------ 0 /dir Tue Jan 12 01:23:45 1999 -rw-r----- 4,567 /dir/abcd TEXTDATA2 V11L20 Mon Jan 11 01:23:45 1999 unix#txt LIBTXT 1 E001 1 * 456 Wed Jan 13 01:23:45 1999 -rw-rw-r-- 10 /dir/jklmm
実行結果/出力形式
ユーザ資源データの登録情報の出力形式を以下に示します。
【Windows版】
【UNIX版】
バージョン・レベルを空白で登録した場合は、「*」の形式に出力されます。
サポートしていない資源については、資源種別を「unknown」と出力されます。
適用先IDがない場合は、「*」の形式に出力されます。
登録の日付、時間は[コントロールパネル]の[各国対応]の[日付の形式]、[時刻の形式]で設定されている形態に準拠して出力されます。
出力する資源グループが、旧バージョンの資源配付で登録された資源グループ、または、ほかのサーバから転送されてきた資源グループの場合は、(12)は「* 」の形式で出力され、(13)から(16)の情報は出力されません。
ファイルのサイズの単位はバイトで出力されます。このサイズは圧縮される前のデータ量で、ディレクトリの場合は0となります。
ファイルの属性の意味は以下のとおりです。
D:ディレクトリ R:書き込み禁止ファイル
H:隠しファイル S:システムファイル
A:バックアップ対象ファイル
機能説明
DRMS管理ファイル内のシステム情報、システム修正データ、ユーザ資源および送信と適用状況を検索して出力します。
本コマンドでは、オプションの指定(-mオプション)により、運用管理サーバから部門管理/業務サーバ、または部門管理/業務サーバから部門管理/業務サーバのDRMS管理ファイルを、オンラインで検索し(以降、オンライン検索と呼びます)、DRMS管理ファイルの更新およびリスト出力することができます。したがって、部門管理/業務サーバ側でオフライン配付された資源についても適用状況を知ることができます。
記述形式
drmslst | -a sys [-k システム種別] [-s 出力システム名] [-l 出力オプション] [-g 資源グループ名] [-v バージョン・レベル] [-m 検索先サーバ名] [-z all|no] [-Y non|mng|nomng|all] [-V] [-G] [-H own|other] [-D ドメイン名] [-d all|diff] |
オプション
本コマンドの機能を定義します。本オプションは「sys」と指定します。
検索するシステムの種別を指定します。
本オプションは、運用管理サーバのDRMS管理ファイル内を検索する場合とオンライン検索する場合により、以下のように指定します。
運用管理サーバのDRMS管理ファイルを検索する場合
自システム情報を検索する場合に指定します。
あて先システム情報として、サーバ情報を検索する場合に指定します。
あて先システム情報として、クライアント情報を検索する場合に指定します。
本オプションが省略された場合、own、serv、clすべての情報が出力されます。
オンライン検索する場合
オンライン検索するサーバにある自システム情報を検索する場合に指定します。
オンライン検索するサーバにあるクライアント情報を検索する場合に指定します。
オンライン検索する場合に本オプション省略した場合は、オンライン検索するサーバにある自システム情報と配下のクライアントのシステム情報を検索します。
運用管理サーバのDRMS管理ファイルを検索する場合
自システム情報を検索する場合に指定します。
あて先システム情報として、サーバ情報を検索する場合に指定します。
あて先システム情報として、クライアント情報を検索する場合に指定します。
本オプションが省略された場合、own、serv、wsすべての情報が出力されます。
オンライン検索する場合
オンライン検索するサーバにある自システム情報を検索する場合に指定します。
オンライン検索するサーバにあるクライアント情報を検索する場合に指定します。
オンライン検索する場合に本オプション省略した場合は、オンライン検索するサーバにある自システム情報と配下のクライアントのシステム情報を検索します。
出力するシステム(どのシステムの情報を出力するか)のあて先システム名を指定します。
Windows版の場合、出力システム名は、ASCII(128文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)で指定します。
UNIX版の場合、出力システム名は、ASCII(128文字以内)、EUC(64文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)で指定します。ただし、LinuxでシフトJISは指定できません。
出力システム名には、ワイルド・カードが指定できます。この場合、出力システム名全体を「"」(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。本オプションを指定するときは、必ず-kオプションを指定してください。
任意個の任意の文字列
任意の1字に対する文字
本オプションが省略された場合、すべてのシステムの情報が出力されます。
なお、-zオプションに「no」が指定された場合、本オプションの指定は省略値の扱いとなります。
検索結果を出力するための出力オプションを指定します。
本オプションは以下のように指定します。
システムの情報を出力
システムの情報およびユーザ資源の送信状況を出力
システムの情報および一括修正データの送信状況を出力
システムの情報および応急修正データまたは緊急修正データの送信状況を出力
最新情報をリスト出力しないで、オンライン検索した結果を運用管理サーバのDRMS管理ファイルに格納する場合に指定
回線接続システム情報の出力
本オプションを省略した場合は、すべてのデータの送信状況を出力します。本オプションは複数指定が可能ですが、その場合は各オプションを「,」(カンマ)または1つ以上の空白で区切り、全体を「"」(ダブルクォーテーション)で囲んでください。
なお、本オプションでnonまたはlineとほかの出力オプションを複数指定することはできません。また、-zオプションに「no」が指定された場合は、本オプションの指定は省略値の扱いとなります。
本オプションは以下のように指定します。
システムの情報を出力
システムの情報およびユーザ資源の送信状況を出力
システムの情報および一括修正データの送信状況を出力
システムの情報および応急修正データまたは緊急修正データの送信状況を出力
業務構成情報の送信状況を出力
最新情報をリスト出力しないで、オンライン検索した結果をサーバのDRMS管理ファイルに格納する場合だけ指定
本オプションを省略した場合は、すべてのデータの送信状況を出力します。本オプションは複数指定が可能ですが、その場合は各オプションを「,」(カンマ)または1つ以上の空白で区切り、全体を「"」(ダブルクォーテーション)で囲んでください。
なお、本オプションでnonとほかの出力オプションを複数指定することはできません。また、-zオプションに「no」が指定された場合は、本オプションの指定は省略値の扱いとなります。
出力するユーザ資源の所属する資源グループ名を指定します。
資源グループ名は、ASCII(12文字以内)の英数字または「#」で指定します。
すべての資源グループを出力する場合は、-g、-vオプションを省略します。
本オプションを指定した場合、-lオプションの複数指定と-mオプションとを組み合わせた指定はできません。
出力するユーザ資源の所属する資源グループのバージョン・レベルを指定します。
バージョン・レベルは、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。省略した場合は、空白のバージョン・レベルを指定したものとなります。
すべての資源グループを出力する場合は、-g、-vオプションを省略します。
オンライン検索するサーバのあて先システム名(どのサーバのDRMS管理ファイルを検索するか)を指定します。
Windows版の場合、検索先サーバ名は、ASCII(128文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)で指定します。
UNIX版の場合、検索先サーバ名は、ASCII(128文字以内)、EUC(64文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)で指定します。ただし、LinuxでシフトJISは指定できません。
検索先サーバ名にはワイルド・カードが指定できます。この場合、検索先サーバ名全体を「"」(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。本オプションを省略した場合、資源配付は、オンライン検索しないで自分のDRMS管理ファイルを検索します。なお、-kオプションでownを指定した場合、本オプションは無効となります。
任意個の任意の文字列
任意の1字に対する文字
なお、本オプションによりオンライン検索した場合は、検索結果を自分のDRMS管理ファイルに反映します。
ただし、-zオプションで「no」を指定した場合は反映しません。
DRMS管理ファイルを更新するかどうかを指定します。本オプションは以下のように指定します。
DRMS管理ファイルを更新する
DRMS管理ファイルを更新しない
本オプションを省略した場合は、「all」が指定されたものとみなします。
出力対象とするクライアントの出力情報を指定します。
管理情報、論理構成名を出力しない。
ステータスを管理しているクライアントだけを出力する。
ステータスを管理していないクライアントだけを出力する。
すべての情報を出力する。
省略した場合は、「non」が指定されたものとみなします。
Windows版の場合、-k cl時だけ指定可能です。
UNIX版の場合、-k ws時だけ指定可能です。
出力するリスト形式に、論理構成名情報を追加した形式のリストを出力するかどうかを指定します。省略すると論理構成名情報を出力しません。
クライアント資源のダウンロード種別を表示する場合に指定します。
検索対象のシステムが、運用管理サーバ配下のサーバ(以降、隣接サーバと呼びます)か、サーバ配下のサーバ(以降、非隣接サーバと呼びます)かを指定します。
隣接サーバのシステムに対して検索します。
非隣接サーバのシステムに対して検索します。
本オプションを省略した場合、「own」が指定されたものとみなします。
検索するシステムが、非隣接サーバ配下に接続されているクライアントの場合に、その非隣接サーバを指定します。
前回のオンライン検索からの差分によるオンライン検索を行うかどうかを指定します。本オプションは以下のように指定します。
すべての情報を検索します。
前回からの差分だけを検索します。
本オプションは-zオプションに「no」を指定した場合に指定します。
本オプションを省略した場合、「all」が指定されたものとみなします。
なお、本オプションに「diff」を指定した場合、-lオプションに「rsc」以外は指定できません。また-kオプションも指定できません。
復帰値
検索処理が正常に終了しました。
通信エラーが発生し検索先サーバの検索処理が行えませんでしたが、DRMS管理ファイルに保存されている検索先サーバの情報を出力しました。
通信エラーが発生しました。検索処理ができません。
オプションの指定に誤りがあります。検索処理ができません。
システムエラーが発生しました。検索処理ができません。
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin |
UNIX | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
DistributionReference権限が必要です。
サーバ用コマンドです。
【UNIX】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
サーバ用コマンドです。
注意事項
指定した情報が存在しない場合、エラー・メッセージと復帰値が出力され、検索結果は出力されません。
-sオプションを省略またはワイルド・カードで指定すると、全システムの情報が出力されます。 この場合、-kオプションは意味を持ちません。
-mオプションを指定して部門管理/業務サーバでクライアント情報を検索した場合、クライアントのシステム名を事前定義している以外は、ノード名が空白で出力されます。
エラーコードに「OTHR」が出力される場合は、資源配付またはシステムの出力するメッセージを調査してください。
検索先サーバ名、出力システム名には「/」、「\」、「*」、「?」、「,」、「%」を使用しないでください。
-mオプションに非隣接サーバを指定した場合は、検索結果通知をCSV形式でファイルに格納します。CSVファイル名および格納場所については、“資源配付の結果通知情報”を参照してください。
-mオプションに指定した検索先サーバ名のシステム定義が行われていない場合は、-Hオプションに「own」を指定しているか、または省略している場合には、隣接サーバとして自動定義されます。 -Hオプションに「other」を指定している場合には、非隣接サーバとして自動定義されます。
本コマンドの出力結果をアプリケーションプログラムにて参照する場合は、各種情報の個数を示す値(出力形式の世代識別名数、資源グループ数、システム数など)を利用することをお勧めします。
使用例1
あて先システム名を「SERV1」、システム種別を「serv」、出力オプションを「rsc」と指定し、指定したシステム名のシステム情報を出力します。
【Windows版】
drmslst -a sys -s SERV1 -k serv -l rsc
1 SERV1 serv node01 tcp/ip keep 1999/05/10 09:21:44 * * 0 1 0 textdata VXXLXX 1 e10 0 20 10 * 1999/05/11 09:21:44 * * *
【UNIX版】
drmslst -a sys -s SERV1 -k serv -l rsc
1 SERV1 serv node01 tcp/ip keep Man Jan 11 09:21:44 1999 * * 0 1 0 textdata VXXLXX 1 e10 0 20 10 * Tue Jan 12 09:21:44 1999 * * *
使用例2
あて先システム名を省略(すべてのシステムの情報を出力)、システム種別を「serv」、出力オプションを「rsc」と指定し、システム情報を出力します。
【Windows版】
drmslst -a sys -k serv -l rsc
1 SERV serv node01 tcp/ip keep 1999/05/10 10:21:50 * * 0 1 0 textdata VXXLXX 1 e10 0 20 10 * 1999/05/11 09:21:44 * * *
【UNIX版】
drmslst -a sys -k serv -l rsc
1 SERV serv node01 tcp/ip keep Man Jan 11 10:21:50 1999 * * 0 1 0 textdata VXXLXX 1 e10 0 20 10 * Tue Jan 12 09:21:44 1999 * * *
使用例3
出力するシステムの種別を「serv」、出力するシステム名を「SERV1」、出力オプションを「rsc」、オンライン検索するサーバのシステム名を「SERV1」と指定し、システム情報を出力します。
【Windows版】
drmslst -a sys -k serv -s SERV1 -m SERV1 -l rsc
1 SERV1 serv SERV1 tcp/ip release 1999/05/10 09:21:44 * * 0 1 0 textdata VXXLXX 1 e10 0 20 10 * 1999/05/11 09:21:44 * * *
【UNIX版】
drmslst -a sys -k serv -s SERV1 -m SERV1 -l rsc
1 SERV1 serv SERV1 tcp/ip release Man Jan 11 09:21:44 1999 * * 0 1 0 textdata VXXLXX 1 e10 0 20 10 * Tue Jan 12 09:21:44 1999 * * *
使用例4
【Windows版】
検索するシステムの種別を「cl」、出力するシステム名を「CL1」、出力オプションを「rsc」、オンライン検索するサーバのシステム名を「SERV1」と指定し、システム情報を出力します。
drmslst -a sys -k cl -s CL1 -m SERV1 -l rsc
1 CL1 cl 192.168.104.203 tcp/ip * 2010/05/10 09:21:44 * * 0 1 0 textdata VXXLXX 1 e10 0 20 10 * 2010/05/10 09:21:44 * * *
【UNIX版】
検索するシステムの種別を「ws」、出力するシステム名を「CL1」、出力オプションを「rsc」、オンライン検索するサーバのシステム名を「SERV1」と指定し、システム情報を出力します。
drmslst -a sys -k ws -s CL1 -m SERV1 -l rsc
1 CL1 ws 192.168.104.203 tcp/ip * Man Jan 11 09:21:44 2010 * * 0 1 0 textdata VXXLXX 1 e10 0 20 10 * Man Jan 11 09:21:44 2010 * * *
使用例5
【Windows版】
検索するシステムの種別を「cl」、出力するシステム名を「CL1」、クライアント資源のダウンロード種別を表示すると指定し、システム情報を出力します。
drmslst -a sys -k cl -s CL1 -G
1 CL1 cl 192.168.104.203 tcp/ip * 2010/05/10 09:21:44 * * 0 1 0 textdata VXXLXX 1 e10 0 20 10 * 2010/05/10 09:21:44 * * * 0
【UNIX版】
検索するシステムの種別を「ws」、出力するシステム名を「CL1」、クライアント資源のダウンロード種別を表示すると指定し、システム情報を出力します。
drmslst -a sys -k ws -s CL1 -G
1 CL1 ws 192.168.104.203 tcp/ip * Man Jan 11 09:21:44 2010 * * 0 1 0 textdata VXXLXX 1 e10 0 20 10 * Man Jan 11 09:21:44 2010 * * * 0
使用例6
【Windows版】
初回の差分状況検索ではサーバの送受信・適用状況をすべて出力します。
drmslst -a sys -z no -l rsc -m NTSERV -d diff
2 NTSERV serv close tcp/ip * 2010/04/10 09:21:44 * 支社1 0 4 0 RMSLEVEL V001 1 RMS00000 1 30 10 * 2010/06/23 15:09:39 2010/06/23 16:01:09 * * RSC01 * 1 E001 2 20 10 2010/06/21 16:01:02 2010/06/23 15:09:44 * * * RSC99 * 1 E001 0 20 10 * 2010/06/23 15:14:18 * * * SYSLEVEL V001 1 RMS00000 2 20 10 2010/06/21 16:01:02 2010/06/23 16:01:07 * * * CL1 cl CL1 tcp/ip * 2010/06/23 16:13:58 * 0 3 0 RSC01 * 1 E001 0 30 11 * 2013/06/23 16:14:36 2010/06/23 16:14:41 I/O * RSC99 * 1 E001 0 30 11 * 2010/06/23 16:14:11 2010/06/23 16:14:17 I/O * SYSLEVEL V001 1 RMS00000 0 30 11 * 2010/06/23 16:14:36 2010/06/23 16:14:41 * *
上記検索からの差分だけを出力します。
drmslst -a sys -z no -l rsc -m NTSERV -d diff
2 NTSERV serv close tcp/ip * 2010/04/10 09:21:44 * 支社1 0 4 0 RMSLEVEL V001 1 RMS00001 1 30 10 * 2010/06/23 17:12:26 2010/06/23 18:01:47 * * RSC01 * 1 E002 2 20 10 2010/06/21 16:01:41 2010/06/23 17:12:35 * * * RSC99 * 0 SYSLEVEL V001 1 RMS00001 2 20 10 2010/06/21 16:01:41 2010/06/23 18:01:45 * * * CL1 cl CL1 tcp/ip * 2010/06/23 16:13:58 * 0 3 0 RSC01 * 1 E002 0 20 10 * 2010/06/23 18:14:38 * * * RSC99 * 0 SYSLEVEL V001 1 RMS00002 0 20 10 * 2010/06/23 18:14:39 * * *
【UNIX版】
初回の差分状況検索ではサーバの送受信・適用状況をすべて出力します。
drmslst -a sys -z no -l rsc -m NTSERV -d diff
2 NTSERV serv close tcp/ip * Man Jan 11 09:21:44 2010 * 支社1 0 4 0 RMSLEVEL V001 1 RMS00000 1 30 10 * Man Jan 13 15:09:39 2010 Man Jan 13 16:01:09 2010 * * RSC01 * 1 E001 2 20 10 Fri Jan 10 16:01:02 2010 Man Jan 13 15:09:44 2010 * * * RSC99 * 1 E001 0 20 10 * Man Jan 13 15:14:18 2010 * * * SYSLEVEL V001 1 RMS00000 2 20 10 Fri Jan 10 16:01:02 2010 Man Jan 13 16:01:07 2010 * * * CL1 ws CL1 tcp/ip * Man Jan 13 16:13:58 2010 * 0 3 0 RSC01 * 1 E001 0 30 11 * Man Jan 13 16:14:36 2010 Man Jan 13 16:14:41 2010 I/O * RSC99 * 1 E001 0 30 11 * Man Jan 13 16:14:11 2010 Man Jan 13 16:14:17 2010 I/O * SYSLEVEL V001 1 RMS00000 0 30 11 * Man Jan 13 16:14:36 2010 Man Jan 13 16:14:41 2010 * *
上記検索からの差分だけを出力します。
drmslst -a sys -z no -l rsc -m NTSERV -d diff
2 NTSERV serv close tcp/ip * Man Jan 11 09:21:44 2010 * 支社1 0 4 0 RMSLEVEL V001 1 RMS00001 1 30 10 * Man Jan 13 17:12:26 2010 Man Jan 13 18:01:47 2010 * * RSC01 * 1 E002 2 20 10 Fri Jan 10 16:01:41 2010 Man Jan 13 17:12:35 2010 * * * RSC99 * 0 SYSLEVEL V001 1 RMS00001 2 20 10 Fri Jan 10 16:01:41 2010 Man Jan 13 18:01:45 2010 * * * CL1 ws CL1 tcp/ip * Man Jan 13 16:13:58 2010 * 0 3 0 RSC01 * 1 E002 0 20 10 * Man Jan 13 18:14:38 2010 * * * RSC99 * 0 SYSLEVEL V001 1 RMS00002 0 20 10 * Man Jan 13 18:14:39 2010 * * *
実行結果/出力形式
“システム名の定義情報、送信状況の出力形式”にシステム名の定義情報、送信状況の出力形式を、“システム名の送受信、適用状況の出力形式”にシステム名の送受信、適用状況の出力形式を、“クライアント情報、論理構成名情報の出力形式”にクライアント情報、論理構成名情報の出力形式を、“クライアント資源のダウンロード種別の出力形式”にクライアント資源のダウンロード種別の出力形式を示します。
出力形式1: -l sys を指定した場合
【Windows版】
【UNIX版】
コメントを省略して登録した場合は、「*」の形式に出力します。
(6) は、システム種別がclまたはwsの場合、「*」の形式に出力します。
定義の日付、時間は[コントロールパネル]の[各国対応]の[日付の形式]、[時刻の形式]で設定している形態に準拠して出力します。
出力形式2: -l ptf、pufを指定した場合
【Windows版】
【UNIX版】
(10)適用予定日時の指定がなかった場合、または適用が行われていない場合は、日時を「*」の形式に出力します。
(12)エラーコードが通知されていない場合、(13)ユーザ情報が設定されていない場合は、「*」の形式に出力します。
(4)ptf数、(5)puf数は、DRMS編集ファイルのsave_gennumオプション(保有世代に関するオプション)の指定範囲内で基本的には表示されますが、本コマンドが投入された時点のDRMS管理ファイルの情報を出力するため、一時的にsave_gennumオプションの指定範囲より多い世代数が表示される場合があります。
出力形式3: -l rscを指定した場合
【Windows版】
【UNIX版】
(2)バージョン・レベルが空白で登録していた場合は、「*」の形式に出力します。
(8)適用予定日時および(11)適用日時の指定がなかった場合は「*」の形式に出力します。
(8)適用予定日時、(9) 送受信日付、(10)送受信時間、(11)適用日時は[コントロールパネル]の[各国対応]の[日付の形式]、[時刻の形式]で設定している形態に準拠して出力します。
(3)世代識別名数は、DRMS編集ファイルのsave_gennumオプション(保有世代に関するオプション)の指定範囲内で基本的には表示されますが、本コマンドが投入された時点のDRMS管理ファイルの情報を出力するため、一時的にsave_gennumオプションの指定範囲より多い世代数が表示される場合があります。
出力形式1: -l rscを指定した場合
【Windows版】
【UNIX版】
(7)コメント、(12)パージョンレベルを空白で登録していた場合は、「*」の形式に出力します。
(20)適用日時で未適用の場合は、「*」の形式に出力します。
(6)定義の日時、(18)適用予定日時、(19)送受信日時は[コントロールパネル]の[各国対応]の[日付の形式]、[時刻の形式]で設定している形態に準拠して出力します。
(13)世代識別名数は、DRMS編集ファイルのsave_gennumオプション(保有世代に関するオプション)の指定範囲内で基本的には表示されますが、本コマンドが投入された時点のDRMS管理ファイルの情報を出力するため、一時的にsave_gennumオプションの指定範囲より多い世代数が表示される場合があります。
出力形式2: -k cl、または -k ws を指定した場合
【Windows版】
【UNIX版】
(7)コメントを空白で指定していた場合は、「*」の形式に出力します。
(18)適用予定日時は、「*」の形式に出力します。
(6) 定義の日時、(18)適用予定日時、(19)送受信日時は[コントロールパネル]の[各国対応]の[日付の形式]、[時刻の形式]で設定している形態に準拠して出力します。
(19)送受信日時に「*」が表示され、(20)適用日時に適用日時が表示されている場合があります。
これは、クライアントが新しく設置または移設されたときに、クライアント側が持つ適用済世代情報に基づき、サーバ側で管理するクライアントのステータス情報が自動的に復元されたもので、資源がダウンロードされていなくても、復元されたステータス情報から、適用日時が表示されるためです。
(13)世代識別名数は、DRMS編集ファイルのsave_gennumオプション(保有世代に関するオプション)の指定範囲内で基本的には表示されますが、本コマンドが投入された時点のDRMS管理ファイルの情報を出力するため、一時的にsave_gennumオプションの指定範囲より多い世代数が表示される場合があります。
【Windows版】
drmslst -a sys -k cl -Y all -V
【UNIX版】
drmslst -a sys -k ws -Y all -V
【Windows版】
drmslst -a sys -G
【UNIX版】
drmslst -a sys -G
“適用種別、処理状態および処理結果の説明”に適用種別、処理状態および処理結果の説明を示します。
適用種別 | 処理状態 | 処理結果 | エラーコード |
---|---|---|---|
0:即時適用 | 10:状況問い合わせ | 10:正常 | I/O:I/Oエラー |
「適用予定日時」、「送受信日時」および「適用日時」が未定の場合は「*」の形式に出力します。
例)
Y97011 0 20 10 * 1999/05/10 09:21:44 * * *
以下にエラーコードとユーザ情報の説明をします。
資源の適用でエラーが発生した場合の情報(対処方法)です。
ファイルが存在するディレクトリを復旧させてから、再実行してください。
不要なファイルを削除し、媒体上に空き領域を作成してから再実行してください。
ネットワーク環境の異常が考えられます。環境を確認してください。
資源配付の障害の可能性があります。技術サポート担当者に連絡してください。
クライアントへの事前配付が可能な状態です。なお、本状態の場合は、以下の注意事項があります。
「通常配付」世代のクライアント適用予定日時が経過していない状態で次の世代が「事前配付」世代場合は、本ステータスでもクライアントへの事前配付できません。
本ステータスはサーバ側の資源の適用が完了していない状態です。クライアント側で資源の適用を行うためにはサーバ側の資源の適用が完了している必要があります。
対処の必要はありません。
対処の必要はありません。
上記以外の理由でエラーが発生しました。対象部門管理/業務サーバで出力されているエラーメッセージに基づいて対処してください。
資源の適用処理でユーザが設定した情報です。
【Windows版】
回線接続システム情報の出力形式を、以下に示します。
drmslst -a sys -l line
機能説明
自システムのシステム修正データの登録情報を検索します。
記述形式
drmslst | -a 修正種別 [-o OS識別名 -p 製品名 -v バージョン・レベル] |
オプション
検索するシステム修正データの種別を指定します。本オプションは以下のように指定します。
一括修正データ
応急修正データまたは固有修正データ
製品が動作するOSのOS識別名を指定します。本オプションは以下のように指定します。
DS/90 7000シリーズのシステム修正データの場合
検索するシステム修正データの製品名を指定します。製品名は、ASCII(12文字以内)の英数字で指定します。本オプションを省略した場合、すべての製品の情報を検索します。製品名には、ワイルド・カードが指定できます。この場合、製品名を「"」(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。
任意個の任意の文字列
任意の1字に対する文字
検索する製品のバージョン・レベルを指定します。バージョン・レベルは、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。
復帰値
登録情報の検索処理が正常に終了しました。
指定した製品がありません。登録情報の検索処理ができません。
オプションの指定に誤りがあります。登録情報の検索処理ができません。
システムにエラーが発生しました。登録情報の検索処理ができません。
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin |
UNIX | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
DistributionReference権限が必要です。
サーバ用コマンドです。
【UNIX】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
サーバ用コマンドです。
注意事項
1つの製品についての登録情報を検索する場合は、-p、-vおよび-oオプションを同時に指定してください。
すべての製品情報を出力する場合、-p、-vおよび-oオプションを省略してください。
本コマンドの出力結果をアプリケーションプログラムにて参照する場合は、各種情報の個数を示す値(出力形式の世代識別名数、資源グループ数、システム数など)を利用することをお勧めします。
使用例
製品名「BS1」、バージョン・レベル「V10L20」の登録情報を検索します。
【Windows版】
drmslst -a ptf -o UXPDS -p BS1 -v V10L20
1 BS1 V10L20 UXPDS 1999/05/01 13:14:31 2 Y95011 3 * Y94121 5 *
【UNIX版】
drmslst -a ptf -o UXPDS -p BS1 -v V10L20
1 BS1 V10L20 UXPDS Mon Jan 11 13:14:31 1999 2 Y98121 3 * Y99011 5 *
実行結果/出力形式
システム修正データの登録情報の出力形式を以下に示します。
【Windows版】
【UNIX版】
コメントがない場合は、「*」の形式に出力します。