本コマンドでは、クライアントに存在する情報を出力します。
機能説明
クライアントに存在するメンテナンス版数、および資源グループ名の世代情報を出力します。出力形式はCSV形式です。
記述形式
drmsinf | -a status -f 結果出力ファイル [-t rms|rsc|all] [-g 資源グループ名] [-v バージョンレベル] [-x] [-l apply|recv|all] |
オプション
本コマンドの機能を定義します。本オプションは「status」と指定します。
本コマンドの結果を出力するファイル名をフルパスで指定します。本オプションで指定されたファイル名にCSV形式で結果を出力します。
出力する種別がメンテナンス版数か資源グループか、または両方かを指定します。
出力種別はメンテナンス版数です。本指定値が選択された場合には、-gオプションは指定できません。本指定値を選択して、-xを指定した場合にはすべてのメンテナンス版数を出力します。
出力種別は資源グループです。本指定値を選択して、-g、-vオプションを省略した場合には、すべての資源グループの世代情報を出力します。
出力種別はメンテナンス版数、資源グループの両方です。本指定値が選択された場合には、クライアントに存在するすべてのメンテナンス版数、資源グループの世代情報を出力します。本指定値が選択された場合には、-g、-vオプションは指定できません。
本オプションを省略した場合には、「all」が指定されたものとみなします。
資源グループ名をASCII(英数字12文字以内)で指定します。
資源グループ名のバージョンレベルをASCII(英数字8文字以内)で指定します。本オプションが省略された場合、空白を指定したものとみなします。
本オプションは、すべてのメンテナンス版数の世代情報を出力する場合に指定します。本オプションは、-tオプションに「rms」を指定したときだけ指定できます。本オプションは-vオプションと同時に指定することはできません。
出力する情報が適用世代か、受信世代か、または両方かを指定します。
各メンテナンス版数、資源グループの適用最新世代を出力します。
各メンテナンス版数、資源グループの受信世代をすべて出力します。
各メンテナンス版数、資源グループの保有しているすべての世代を出力します。
本オプションを省略した場合には、「all」が指定されたものとみなします。
復帰値
管理情報の出力処理が正常に終了しました。
オプションの指定に誤りがあります。管理情報の出力処理ができません。
システムエラーが発生しました。管理情報の出力処理ができません。
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmscl |
実行に必要な権限/実行環境
Administrator権限(Windows)が必要です。
クライアント用コマンドです。
注意事項
コマンドで異常が発生した場合、DRMS管理ファイル格納ディレクトリ配下のerrcmd.datファイルを参照してください。
資源グループ名、バージョン・レベルには、「/」、「\」、「.」、「*」、「?」、「%」を使用しないでください。
結果出力ファイルには、「*」、「?」、「%」を使用しないでください。また、「.」の1文字または「..」の2文字だけを使用しないでください。
本コマンドはポリシーとして使用できません。
ほかの資源配付クライアント機能が動作している場合、本コマンドは復帰値「4」で異常終了する場合があります。
使用例
全資源グループおよびメンテナンス版数の情報を出力します。
drmsinf -a status -f c:\temp\all.csv
実行結果/出力形式
指定された資源グループおよびメンテナンス版数の情報がCSV形式で出力されます。
SJIS,STATUS,SYSLEVEL,VL1,RMS00000,*,*,*,APPLY_NORMAL,*,*,2001/02/08 16:04:57,*,*,0,0,0,*,*,*,*,*,*,*,*,*,* SJIS,STATUS,VL1RSC1,*,GEN00000,*,VL1JOB1,*,APPLY_NORMAL,*,*,2001/02/08 16:04:57,*,*,0,0,0,*,*,*,*,*,*,*,*,*,* SJIS,STATUS,SYSLEVEL,VL2,RMS00000,*,*,*,RECEIVE_NORMAL,*,2001/02/08 16:15:52,*,*,*,0,0,0,*,*,*,*,*,*,*,*,*,* SJIS,STATUS,VL2RSC1,*,GEN00000,*,VL2JOB1,*,RECEIVE_NORMAL,*,2001/02/08 16:15:50,*,*,*,0,0,0,*,*,*,*,*,*,*,*,*,*
機能説明
クライアントに存在する接続先のノードごとに管理しているセション開設情報を出力します。出力形式はCSV形式です。
記述形式
drmsinf | -a node -f 結果出力ファイル [-t now|all] |
オプション
本コマンドの機能を定義します。本オプションは「node」と指定します。
本コマンドの結果を出力するファイル名をフルパスで指定します。本オプションで指定されたファイル名にCSV形式で結果を出力します。
出力する種別が現在の接続先のノード情報か、複数の接続先のノード情報かを指定します。
出力種別は現在の接続情報です。本指定値が選択された場合には、現在指定されている接続先のノード情報を出力します。
出力種別は設定されているすべての接続情報です。本指定値が選択された場合には、現在指定されている接続先のノード情報を含む複数の接続先のノード情報を出力します。
本オプションを省略した場合には、「now」が指定されたものとみなします。
復帰値
接続情報の出力処理が正常に終了しました。
オプションの指定に誤りがあります。接続情報の出力処理ができません。
指定した対象の取得情報がありません。接続情報の出力処理ができません。
システムエラーが発生しました。接続情報の出力処理ができません。
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmscl |
実行に必要な権限/実行環境
Administrator権限(Windows)が必要です。
クライアント用コマンドです。
注意事項
コマンドで異常が発生した場合、DRMS管理ファイル格納ディレクトリ配下のerrcmd.datファイルを参照してください。
結果出力ファイルには、「*」、「?」、「%」を使用しないでください。また、「.」の1文字または「..」の2文字だけを使用しないでください。
本コマンドはポリシーとして使用できません。
ほかの資源配付クライアント機能が動作している場合、本コマンドは復帰値「4」で異常終了する場合があります。
使用例
現在の接続先のノード情報を出力します。
drmsinf -a node -f c:\temp\node.csv
実行結果/出力形式
現在の接続先のノード情報または複数のノード情報がCSV形式で出力されます。
SJIS,NODE,NOW,HOST,"SERV1",9231,"systemwalker",*,OFF,OFF,"*",*,"*",*,OFF,"*",*,"*",* SJIS,NODE,RESERVE,HTTP,"SERV2",9231,"systemwalker",*,OFF,ON,"drms.fujitsu.com",8080,"systemwalker",*,OFF,"*",*,"*",*