機能説明
本コマンドは、ユーザが実行した処理の結果を、資源配付に通知するためのコマンドです。このコマンドは、資源配付のクライアント側で使用します。
資源配付クライアントでは、バッチの実行結果を反映するために資源配付の処理結果通知コマンドをバッチファイル内に設定する必要があります。資源配付の処理結果通知コマンドは、資源配付クライアントのインストール時に「drmscmp.exe」というファイル名でインストールされています。
記述形式
drmscmp | -a script [-u ユーザ情報] -c 結果コード |
オプション
本コマンドの機能を定義します。本オプションは「script」と指定します。
ユーザ情報を12バイト以内の半角文字列で指定します。本オプションは省略可能です。
結果コードを0~255の数値で指定します。結果コードとして0が通知された場合は、資源配付はバッチプログラムの実行が正常に完了したものとして扱います。1~255については、すべて異常として扱います。
復帰値
処理が正常に終了しました。
オプションの指定に誤りがあります。
システムにエラーが発生しました。
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmscl |
実行に必要な権限/実行環境
Administrator権限(Windows)が必要です。
クライアント用バッチプログラムの専用コマンドです。
注意事項
バッチ処理で異常が発生した場合は、異常終了したコマンドを以下のようにメンテナンスログファイル、またはメッセージを出力します。また、サーバへはユーザ情報を通知します。
異常:前処理バッチでエラーが発生しました コマンド名= I:\temp\aaa.bat 復帰情報=3 ユーザ情報=aplexe
バッチファイルにはシステムの再起動コマンドは記述しないでください。
環境変数PATHに資源配付クライアントインストールディレクトリを設定するか、drmscmp指定時に「%drmsc%\drmscmp」と指定してください。
使用例
バッチファイルの実行結果を正常とし、ユーザ情報を「backup」とする場合
drmscmp -a script -u backup -c 0
実行結果/出力形式
バッチファイルの正常/異常が、ダウンロード機能または適用機能に対して通知されます。